九州リーグ(Q-LEAGE)が再開、ヴェルスパの後期開幕は第11節アウェイ秀岳館戦。
Qウィルス観戦禁断症状の出ていた管理人、溢れんばかりの待ち遠しい気持ちを押さえることができず…試合前日の夕方、宿のあてもなくとりあえず熊本へ車を走らせることにした。
会場の秀岳館高校のある八代市と言えば、やはり、毎年10月に行われる「やつしろ全国花火競技大会」。
同日開催であればこちらも楽しめたんだが…ちょっと残念。あぁ、そっか。一人で見なければならなくなるのでちょっと残念な人になるとこだったな(笑)
この花火大会、数年前に一度訪れたことがありますが…まぁ、人も打ち上げ数も多い、多い。
全国の花火師が競い合う大会だけに、かなり、美しく迫力のある演出ばかりでした。
今年のHPを見てみると打ち上げ数は14500発!大分の七夕祭り(6500発)の倍以上か…スゴイな。
さてさて、今日のヴェルスパは何発のゴール花火が打ち上げられるのだろう♪
打ち上げると言ってもゴール枠上への打ち上げは勘弁ですぞ♪(笑)と、道中に寄ったネットカフェのパソコンの時計は既に朝5時を過ぎていた。
そうなのです、ネットカフェに漂流してしまいました。
再開の喜びと同時に道中、沸き起こってきた溢れんばかりの犬愛を抑えることができず、「銀河伝説ウィードを完全読破する!」と思い立ち、ネットカフェに立ち寄り読み始めたは良いが…まだ15巻。
ここに着いて既に6時間ほどが経過するのに…ちなみに60巻完結のため、残り45巻(笑)
キックオフまでの時間、そしてここまで時間で読んだ巻数を考えても…無理だぁ。
とりあえず、読めるとこまで読むとしよう。
しっかし、疲れた、お腹空いた、眠たい、ただ「漫喫を満喫中」なんて下らないギャグもこの時間ならではだな(笑)
昨日、精密検査を受けたばかりだが、お腹が空いてしまったものは仕方ない…と、5時半に食べるチーズ入りカツカレーが美味いこと、美味いこと。ちょっと元気回復、眠気倍増。
よし、ラストスパートだ!と読む速度を速め、店を出るまでの間になんとか24巻までを読み終えた。
が、しかし、内容はほとんど覚えてない。今、思い返しても24巻の最後が思い出せない。ってか、ウィードの仲間の名前すら覚えてない(笑)
さて、試合です。
昨夜から降り続いた雨も小康状態に…一晩中、鳴り響いていた雷雨があまりにも凄かったので中止もあり得るのでは?と心配していたのでホッと一安心。
もし、中止になっていれば…「YOUは何しに熊本へ!?」、「ワタシハ、ジャパニーズDogマンガをヨミにクマモトへ…」の展開だったな(笑)
キックオフを待つ管理人、だが、待てど待てども青い服の保護者しか来ない。
秀岳館カラーの保護者がどんどんと押し寄せるなか…赤ユニ一人。うーん…こんなことなら青を着てくれば良かった(笑)
青に囲まれたグランド横のベンチにポツリ一人、静かにネット越しにビデオ撮影を開始した。
開始5分、静かな立ち上がりとなったこの試合。
今シーズン2度目の対戦、互いに注意すべき選手ナンバーは頭に入っているだろう。警戒しながらの様子見の展開が序盤は続く。
しかし、8分、相手GKからDFにゆっくりと繋いだボール。
中盤へ一度当て右サイドへの落しから一気に速度を上げ、ヴェルスパDFの背後に縦パスを入れる。
緩急の付けられた攻撃にDF陣の対応が遅れ、左サイド深い位置からグラウンダーのクロスを許す。
PA内、前を向く相手の背後にボールが…シュートの選択肢からすぐにパスに切り替え、後ろを向き、走り込む味方に落とす…が、ここは高本が戻り、CKへと逃げた。ふぅ、ナイス。
このCK、ゴール前の混戦をすり抜けたボールが相手に当たり、そのままゴールラインを割った。
まずは最初のピンチを乗り切ることができた。よしよし。
DFラインで繋ぐ相手へのプレッシャーを徐々に強めていく。
本来ならば、「走る大走査線」として相手を猛追する尾崎の姿があるはすだったが、スピンオフ「猛追人尾下正義」の撮影のため、後期は欠場。
猛追人が不在の中、釘宮・三砂がその意思と魂を受け継ぎ、走る、走る。
DFがGKに戻したボールに対してプレッシャー。相手GKの蹴ったボールを相手陣内で拾った松本、すぐにバイタルでフリーの姫野加へと送る。
ゴールに背中を向けながら胸トラ、振り向きざまのボレーを放つも…シュートと呼ぶにはおこがましいほどの威力(笑)
遅れながらも、サイドからシュートコースを切ろうと戻ってくる相手DFの胸に勢い無くすっぽり(笑)
と、キックオフから薄々と感じていたことではあるが…アウェイの洗礼のお話しを少ししよう。
近くに座っている可愛い男の子、自分も一緒にサッカーをしている気分なんだろう♪目の前のネットを「エイ♪エイッ♪」って蹴るもんだから…
その度に撮影のピントがブレる(笑)ただ、今シーズン一番可愛い洗礼ですけどね♪
12分、右サイド深い位置でのスローイン。
釘宮が受け、斜めに下がりながらドリブル、クルリと中に進路を変え切り込みアタッキングサードで前を向く松本へと落とす。
松本はダイレクトで逆サイド、PA左スペースに放り込むと…走りこんだ後藤がフリーで待ち受ける。
後藤はダイレクトボレーを選択するも…右後方から来るボールを左足ダイレクトだなんて…ラウール級のボレーじゃないか。左足を掠めたボールはそのままサイドを割った…
「ダイレクト!?左サイドから侵入してきてるんだからワントラップで右足やろ」的なことを近隣の相手保護者が申しておりましたので、後藤選手にはこの紙面を借りて、お伝えしておきます(笑)
そして、私の言葉も付け加えておきます。「今のまま夢を追いかけろ!(え?)」
15分を経過、徐々に相手のポゼッションが高まってくる。まぁ、ある程度持たれるのは仕方のない。
2連続で続いたCKは、二つともファーに流れていき事なきを得るも、うーむ、ボールが繋げない。
ただ、その反面、DF陣は要所でのアタック&カバー&早めのチェックから、ここまでシュートを許していない素晴らしいここまでの時間。ただ、ちとDFラインがバラバラなのは気になるが…
20分、右サイドスローインを受けなおした橋本からのクロス。
PA中央、腰当たりボールを釘宮がトラップしながら相手を交わそうと右に流れ、前を向こうとするも、相手DFのしっかりとした寄せ。
最後は二人とも滑るピッチにすってんころりん♪クリアされる。
この時間帯も緩めることのない釘宮、三砂の前線からの大走査線、そこに連動するMF、DF。
ポゼッションは低いものの持たせる位置では持たせ、危険なゾーンに入ってくればプレッシャーを強め、フィニッシュまで持ち込ませることはなかった。
この時間まで見ていて私は気づいておりました…
「もっちゃんコンビが良い!」
「橋本に高本」うーむ、「足もとにお手もと」って芸人のギャグに聞こえてしまうが…今日の二人はダメだこりゃじゃないぞ。笑いを取りに来ていない!点を取りに来ている!!(笑)
「和久さーん、今日の二人はワクワクしますぜ…」
21分、相手DFから前線への低いボール。トラップミスしたボールを姫野加がダイレクトでセンターサークル内の松本へ渡し、松本はそこから中央突破を図る。
二人を交わし、この試合、両チームを通じて最初のシュートはGKの守備範囲、余裕を持ってキャッチされた…が、公式記録を見たらシュート数にカウントされていない…(笑)
さらに、自陣に入ってきたところで松本・清水がサンド、そのまま清水がボールを奪いドリブル開始。
相手を引き付け、右サイドスペースに走る三砂へとパスを送る。
サイドライン際、フォローに走る橋本に出すと見せかけターンした三砂は…上手く一人を交わすも寄せてきた相手のスライディングにより、ボールは足もとから離れ、バイタルにいた清水の足もとに…
清水からの落としたボールを松本がダイレクトでPA内へと浮かすが相手DFが頭でクリア。しかし、これを右サイドで拾った森山、PA内左サイドのスペースを高いボールを入れる。
ワンバウンドしたボールに後藤。
ダイレクトボレーを試みるが全くタイミングが合わず…振りぬいた足ではなく軸足に当たりゴールラインを割る(笑)あ、その前にオフサイドだったみたい…
しっかし、管理人と同じで落下地点察知能力が皆無だな(笑)
まぁ、「トラップ!?面倒臭い!ダイレクトで打てー」みたいなプレースタイルも似てるんで…でも、それで良いんだ、夢を追いかけろ♪
オランダの英雄マルコ・ファンバステンがこう語っていたのは有名なお話。
「9本の見事なゴールと10本の平凡なゴール、どちらを選べというなら、僕は迷わず10本の方を選ぶよ」
後藤・管理人「マルコの言うことはごもっともだが…私たちの考えは違う。見事な9本のゴールよりも永遠の記憶に残る芸術的な1点を選ぶよ」(笑)
きっと後藤の脳裏には、数年前の実相寺での県リーグ開幕戦のスーパーボレーが残っているんだろう…解ります。私の脳裏にも残っております。あれは凄かった。
24分、相手のサイド攻撃。
ヴェルスパ陣内右サイドでパスを受けようとした14の上手いスルーから28がライン際でスピードに乗る。イカン!前期の対戦でもちぎられた…この選手は速いぞー!!!
橋本が対応するも切れの良いドリブルで交わされ低いクロスを入れられる。このクロス、PAに戻りながら松本がクリアするも…なぜか自陣ゴール方向へ(笑)
この浮いたボール、相手の寄せより早く反応した高本が大きくそして高くクリア!しかし、落ちてくるボールに合わせ、ダイレクトでヴェルスパゴール前へと送る相手。
転がってきた低いボール、秦がクリアするもフワリとなぜか自陣ゴール方向に…キャー(笑)
浮いたボールを橋本がヘッド…空振り、ならばと落ちてきたボールを足で蹴る…これも空振り(笑)
最後は松本がクリアという、もうね、笑いの神様に取り付かれているかのような笑撃のゴール前「笑(SHOW)TIME Part1」でした。
25分、相手の前からの鋭い寄せに最後はCKを与えてしまう。
ファーへのボール、ヘッドで逆サイドへ弾き出し、ヴェルスパが先に追いつきクリアするも…目の前の相手に勢い良く当たりゴールライン方向へと転がる…高本、体を使い流そうとするも相手に上手く奪われ、倒れこみながら後ろの味方へと戻す。
しかし、秦がカットしクリアするも体勢が悪く上手くミートせず…コロコロと前に転がるボールをサイドへ逃げようと釘宮が蹴り出すも、なぜか後藤が必死に足を延ばし、このボールをカット。キャー(笑)
辛うじて触ったボールは前を向く相手の目の前に転がる…PA左角からインフロントにかけたシュート…は永松の守備範囲だったが…危ない笑いだな…まさかPart2があるとは…(笑)
でも、2度あることは…ゴクリ。
28分のヴェルスパ。
自陣左サイドから中央に入れた斜めパスは味方に当たりバイタルにいる28の足元へ。キャー(笑)
ワントラップからの反転右足は…橋本がスライディングブロック。勢いの殺されたシュートはGK永松がワンバウンドで処理。ふぅ、ナイスもっちゃん。
30分、これまで見逃されてきた数々のハンドだったが…この時間、しかも、その位置で取るのか…
PA左角から僅かに外側の位置、この危険な位置でFKを与えてしまう。
直接狙ったFKはニアポスト手前、ゴール後ろのネットに突き刺さる…一斉に洩れる溜め息多数と安堵の息一つ。
33分、中央から10のシュートをヤッホーイと橋本が現れ、スライディングで弾き返す。
そのこぼれ球を拾われ、右サイドからの侵入を許し、PA内で左足を振りぬかれそうになるも、ここにも橋本がヤッホーイ。うむ、Bダッシュが以前の輝きを戻しつつあるな♪
相手は打つのを止め、切り返すと同時に中央へ落とし、そこから逆サイドへ展開される。
そこからのクロスは誰にも合わず、ファーへと流れてしまうが…PA内にいた清水、ワンバウンドして頭上を超えるボールに対して何故か手を伸ばし触ろうとする。
相手保護者からは「惜しい!」の声(笑)
前半は色々笑えるシーンが多くございましたが、0-0で終了。
HT、20後藤→26松村
37分、相手陣内でのボールをワイドに展開される。
しかし、相手トラップミスを見逃さず、センターサークルやや左で松本がボールを奪い、ドリブル開始。
右CK方向へと進みながら狙える位置まで運び、右足を振りぬく。
しかし、相手DFの背中に当たり、そのまま右サイドライン方向へと舞い上がる。
松村が上手く納めクロスを入れるが、PA内ヘッドで弾き返される…も、三砂が拾い仕掛けるが相手に対応されタッチに逃げられる。
このスローイン、高本が受けたところで足を蹴られ、右サイド角度は45度、30m付近でFKを得る。
後半開始から撮影場所を(青一色から逃げるように)変えてたんだけど、うーむ、やっぱりここも電柱が邪魔!よし、今のうちに場所を移動しよう
そして、ボールの傍に立つ松本。助走を取り…ブチッっとここで映像が途切れる(笑)
(この時点では気づいておりませんでした。きっと移動=電源OFFせねばと勝手に指が…泣)
直接狙った松本FKはニアポスト横のサイドネットにかかる。
相手への前からのプレスコンビに姫野加も参戦し、トリオ・ザ・プレス(TTP)が組成される。
似たような名前でTPPとありますが、あちらは「環太平洋地域の国々による経済の自由化を目的とした多角的な経済連携協定」。こちらのTTPは、「前線全力走地域の選手にヴェルスパ中盤の自由化を目的とした懇親的な猛追連携協定」。
GKからのパスを相手陣内の高い位置でカットした姫野加が無人ゴールに向かってシュートを放つ。
…が、DFが戻り、体でブロック。くぅ、決定的だった。
秀岳館も直後、決定機を迎える。
ヴェルスパ陣内右サイドからスペースを伺う。徐々に上げていく攻撃スピードに後手を踏み、中央バイタル付近にポッカリとスペースが生まれる。イカン!
そこで受けた相手、ワントラップしてシュートを放つも…大きく枠上。
ふぅ、完全に崩されたシーンだった…後半始まって何分経った?とビデオの時間を見ると…時間表示が無い!?ぬ?ぬーーーーー!?ろ、録画ボタンが押されてない…(汗)
慌てて押すも…え?え?どこから撮れてないんだ!?(泣)
「事件は右サイドで起きているんじゃない。ここで起きてるんだ!(泣)」
「なぜ、現場じゃないところで涙が流れるんだ…(泣)」
帰宅後、確認してみたところ、後半開始早々のFKから46分過ぎの秀岳館選手交代まで実に10分ほど映像が飛んでいました(笑)
その間、一生懸命、操作してただなんて…これが今回の「真のアウェイの洗礼」に決定しました(泣)
そんな泣きっ面の管理人をさらに秀岳館が襲う。
50分、中央相手の最終ラインがゆっくりと様子を伺いながらビルドアップする。
センターライン手前からヴェルスパ左サイドへ長いパスを出す。サイドライン際ギリギリで追いついた28に対応する清水だったが…
清水「ひぃー、左サイド封鎖できませーん!」
そのスピードに追いつけず、そのままPAへサイドから侵入、カバーに入る森山の前でマイナス。
ニアにいたフリーの22がインサイドで合わせ、GK永松の左手に触れるも勢いは衰えず、そのままネットを揺らした…1-0。
さぁ…ごごがらだよ(泣)
前からの意識を高めたヴェルスパ、前線からのTTPを強め、ボールを奪いに行く。
しかし、DFの上手いターンからプレスを剥がされ、ライン際、そのまま縦へとドリブルを許しヴェルスパ右サイドが混乱を生じる。
縦へと出したボールはカットをしたもののこぼれ球は相手の足もとへと戻り、意識がサイドに偏ったところを中央、10へと綺麗なパスが通され、センターサークル超えたところで前を向かれる。
アカーン!!!!!!!
左に流れながらも縦への推進力を徐々に高め、一人、二人と交わす。うまっ!最後はデルピエロゾーンからのファーを狙った低いシュート。
しかし、ここは守護神永松が横っ飛びでこのボールに触れる…が、そのままゴール…
ポストにゴンッ!!!!
ファーポストに弾かれたボールは逆サイドに流れ、待ってましたと28がダイレクトで低いシュート性のボールを折り返すも…森山がジャンピングボレーでカット。
しかし、再び拾われ、2のクロス。再び橋本のヤホーイで弾くも19に拾われ、バイタルを横断するドリブルから右足を振り抜かれるも、ここも森山がブロック…
バウンドするこぼれ球、清水が落ち際を足でクリア…空振り、秦が橋本の真似をしてヤーッホイと体ごとボールに向かうも、発音が違ったのか無情にもボールは体の横を通り過ぎる…Part-3キタァーーーっ♪
もう、PA内がワチャワチャ(笑)
体力温存中のもう一人のもっちゃん高本が戻り、秦が足を伸ばし、最後は釘宮がサイドに持ち出し前線にクリアした。ふぅ。
しっかし、うちの子はどうしてあんなに浮き球が苦手なんだろう…ほんと、二人羽織でクリアに挑戦しているような感じだな(笑)
うーむ、中盤に広大な無限の宇宙スペースが生まれている。
深夜飛行「ジェットストリーム」の音楽がとても合いそうな…って違う!うちが奏でなければ…しなければならないのは「ジェットストリームアタック」の方じゃ!番組が違う!!(笑)
前線・中盤が押し上げている今、DFラインはもう少し押し上げ、ジェットストリームアタックでこのスペースを埋めたいところだな。
左サイドからのクロス、ここも森山が足を伸ばしカット。
この存在感はまさに若き黒い三連星を率いていたランバ・ラル、もっと身近で言えば大分トリニータ⇒ガンバ大阪に移籍したシジクレイのようだな。
2005年ナビスコカップ決勝のガンバ大阪vsジェフ千葉、この大舞台で活躍したシジクレイの存在感を表した2ch用語。
「残念、そこはシジクレイだ」
これをもじって「残念、そこはシジクミダ」
…シジミと家政婦が混じったような言葉になってしまうな(笑)
これは却下だな。話を元に戻そう。
さらに、10が左サイドライン際で受けると前を向き、スルスルと交わし、最後はPA左へと早いクロスを放り込む。
このクロスは流れたものの、相手がCK付近でボールに追いつく。しかし、ここは橋本・松村が戻り、サンドでボールを奪い、橋本が前線へと送り、失点を回避した。
中盤でボールを持たれているシーンはあるものの少しずつバランスが良くなってきているのか。
相手が出し処に困るシーンが徐々に増えている予感…そして、縦パスをカットした清水から松本へとボールが送られ反撃開始。
中盤左サイド、センターラインを超えた位置で前を向き、ドリブルを仕掛ける。
中央PKサークル付近まで切り込みシュートを打とうとするも3人に囲まれボールをロストした。
だが、ここに来て清水の動きが良くなっている。相手へのプレッシャー、そしてカバーリングと運動量も増えている。頑張ってくれ。
58分、松本のパスカットから姫野加、リターンを受けた松本から森山を経由し、右サイドの橋本へ。
テンポ良くリターンを受けた森山はそのままDFとGKの間に素晴らしいボールを供給する…
相手DFと入れ替わるように姫野加が割り込みシュート。しかし、同時にDFも足を振り上げブロックを試みる。
が、ボールは飛び出していたGKの脇を抜けゴール方向へとコロコロ転がる。
オオォォーー!?
ボールはニアポストにコツ、サイドネットを流れるようにそのまま後ろに転がっていった…惜しいー!。
しかし、相手に触っていたのか、CKとなる。
森山のCK、ニアに飛び込む姫野加そして中央で「どうせ来ないでしょ?」的な雰囲気でピョンと飛ぶ秦と松本。
GKが手を伸ばしこのボールを弾き出す…このボールがバイタルエリアやや左の高本の前に転がる…
詰めてくる相手よりも先に左足を振りぬく!
低いシュート、PA内のDFが足に当てブロック…しかし、再び高本の足もとへと転がる。ワントラップから左前に少しボールを持ち出し、左足を振り抜く。
先ほどブロックした相手はスライディングでコースを塞ぐ…がシュートはその股間を抜ける。
ファー方向に放たれたシュート。
もう一人のDFが足を伸ばすも届かず。その後ろにいたGKも前のDFがブラインドになったのか…やや反応が遅れてからの横っ飛びーーっ!
シュートはその手の先を抜け…ネットに突き…もとい、転がり刺さるーーーーーっ!!!!!
「ッシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーァァァ!ホントに点取ったァァ!!!」
苦しい時間帯が続いたもののワンチャンスをモノにしたゴール。
しかも、足もとに高本だな!蹴っても蹴っても足もとに戻ってくるなんて…ボールもナイス(笑)
しっかし、このゴールは大きい。とてつもなく意味のあるゴールだよ。
が…負ければ意味がなくなってしまう。これをムダにしないためにも全員で最後まで踏ん張ってほしい!!
60分、23三砂→15原
自陣でパスカットした秦、ゆっくりとビルドアップしながら前線で顔を出す姫野加へ当てる。
姫野加は釘宮に落とし、そこから右サイド松村へのワイドな展開。
ライン際、松村は深い位置まで侵入しクルリと向きを変え、フォローに走っていた釘宮へ落とし、そこからのアーリー。
PA内の原が反応するもその前でクリアされる…が、このクリアボールに対し、再び釘宮が素早い寄せを見せ、連動していた高本がこのボールを奪い、松本へ…
そこから再びサイドへ流れていた橋本へ渡しクロスを入れる。これも原には合わなかったものの良い流れ、良いリズム。だが、猛追はまだ続く。
左サイドに流れたボールに対し、原がすぐにチェック。そこに清水が参戦し2人でチェックを強める。
ルーズボールになったところを原が拾い、中盤を経由し、逆サイドの橋本へと渡り、縦の松村に一度当てポジションを取り直し、リターンをもらうとダイレクトで相手ゴール前にクロスを入れる。
PA内、ジャンプする姫野加の頭上を越え、GKキャッチ。くぅ、惜しい。
このGKからの展開もすぐに原が1stディフェンスで奪い返す。しかし、奪い返されるがすぐに清水の寄せからの高本がカット。
カットしたボールは惜しくもサイドを割ったが、連動したデュエルがここに来て発動するとは…お父さんは嬉しいよ(泣)
65分、10番のドリブルを止めようとした松本が後ろからトニーホームを倒した橋本真也ばりの水面蹴りで倒しファール。
黄紙!?と思ったが…出てないようだ。
ゴール正面からややベンチ寄りの位置、30mほどのFKを与えてしまう。
直接狙われたものの…これは枠横、余裕を持って見送ることができた。ふぅ…しっかし、10はひと時も自由にさせてはいかんな。
左サイド深い位置での相手スローイン。
10が傍で受け、2人が対峙するもゴールライン際からぶち抜かれ、危険なマイナスが入る…が、これは相手の誰にも合わず、釘宮がサイドに蹴りだす。
あぶねぇ、1点目と同じようなシーンだったな。
68分、右サイドからの侵入を許し、人数をかけられながらCK付近まで攻め込まれ落とされたボール、受け取った10がゴール方向を向き、PA角付近から巻いたシュート。
GK永松がジャンプするも届かずゴールネットが揺れる…あぁ。
しかし、周りの保護者の歓喜は無い。あ、え?あぁ、後ろのネットに跳ね返りゴールネットを揺らしたのか…小さい画面越しだったので完全に入ったと思ったよ。
そして…そして、1-1のまま、試合終了の笛。
終盤の猛攻を凌ぎきったヴェルスパがアウェイで貴重な勝ち点1を手にした。
「ヨシ!…ヨシッ!!!」
△ヴェルスパ大分 1(0前半0)1 秀岳館△
得点者:高本
アナウンサー:お待たせいたしました。本日のヒーロー、高本選手です。
高本:…こんにちは
アナ:今期初ゴールが貴重な同点弾、どんな気持ちですか?
高本:…釘宮が抱きついて来て重かったです。
アナ:あの疲れた時間帯でしたが、凄いジャンプ力でしたもんね。日頃と違うポジション、戸惑いはありませんでしたか?
高本:…いつもは笑いを取るポジションですが、まさか点が取れるなんて…嬉しいです。
アナ:監督からの指示など何か特別なものがあったのでしょうか?
高本:「今日は天使でお願いします」とだけ言われました。
アナ:次節は前期に4失点した国見FCが相手です。どう準備されますか?
高本:竹田陸上競技場のゴールをちょっと削って狭くしてきます。
アナ:…
高本:…
アナ:最後にサポーターの皆さんに一言お願いします。
高本:次節は三連休の真ん中ですが、どうぞ会場に足を運んで下さいますようお願いします。
アナ:以上、本日のヒーロー、高本選手でした。ありがとうございました。
高本:…ども。
くぅ、勢いで書き始めたは良いが、オチが全く振ってこなかった(笑)
(その他の試合結果)
MELSA熊本 0-2 NW北九州
国見FC 1-3 福岡アンクラス
柳ヶ浦 4-0 JV鹿児島
【第11節終了時】
順位|勝|分|負[勝点]得|失|得失
1位|10|01|00[31]55|04|+51 福岡Jアンクラス
2位|07|01|02[22]28|05|+23 柳ヶ浦
-------↑1部へ自動昇格↑-------
3位|06|02|02[20]23|12|+11 国見FC
------↑1部6位と入替戦↑------
4位|04|02|03[14]17|11|+06 秀岳館
5位|04|01|05[13]11|13|-02 NW北九州
6位|04|01|04[13]10|13|-03 ヴェルスパ大分
-------↓県と入れ替え戦↓-------
7位|04|00|05[12]15|30|-15 熊本USC
--------↓県へ自動降格↓--------
8位|01|00|08[03]07|30|-23 MELSA熊本
9位|00|00|11[00]02|50|-48 ジュブリーレ鹿児島
<次節>第12節vs国見FC
9月23日(日)11:00~竹田市陸上競技場
Qウィルス観戦禁断症状の出ていた管理人、溢れんばかりの待ち遠しい気持ちを押さえることができず…試合前日の夕方、宿のあてもなくとりあえず熊本へ車を走らせることにした。
会場の秀岳館高校のある八代市と言えば、やはり、毎年10月に行われる「やつしろ全国花火競技大会」。
同日開催であればこちらも楽しめたんだが…ちょっと残念。あぁ、そっか。一人で見なければならなくなるのでちょっと残念な人になるとこだったな(笑)
この花火大会、数年前に一度訪れたことがありますが…まぁ、人も打ち上げ数も多い、多い。
全国の花火師が競い合う大会だけに、かなり、美しく迫力のある演出ばかりでした。
今年のHPを見てみると打ち上げ数は14500発!大分の七夕祭り(6500発)の倍以上か…スゴイな。
さてさて、今日のヴェルスパは何発のゴール花火が打ち上げられるのだろう♪
打ち上げると言ってもゴール枠上への打ち上げは勘弁ですぞ♪(笑)と、道中に寄ったネットカフェのパソコンの時計は既に朝5時を過ぎていた。
そうなのです、ネットカフェに漂流してしまいました。
再開の喜びと同時に道中、沸き起こってきた溢れんばかりの犬愛を抑えることができず、「銀河伝説ウィードを完全読破する!」と思い立ち、ネットカフェに立ち寄り読み始めたは良いが…まだ15巻。
ここに着いて既に6時間ほどが経過するのに…ちなみに60巻完結のため、残り45巻(笑)
キックオフまでの時間、そしてここまで時間で読んだ巻数を考えても…無理だぁ。
とりあえず、読めるとこまで読むとしよう。
しっかし、疲れた、お腹空いた、眠たい、ただ「漫喫を満喫中」なんて下らないギャグもこの時間ならではだな(笑)
昨日、精密検査を受けたばかりだが、お腹が空いてしまったものは仕方ない…と、5時半に食べるチーズ入りカツカレーが美味いこと、美味いこと。ちょっと元気回復、眠気倍増。
よし、ラストスパートだ!と読む速度を速め、店を出るまでの間になんとか24巻までを読み終えた。
が、しかし、内容はほとんど覚えてない。今、思い返しても24巻の最後が思い出せない。ってか、ウィードの仲間の名前すら覚えてない(笑)
さて、試合です。
昨夜から降り続いた雨も小康状態に…一晩中、鳴り響いていた雷雨があまりにも凄かったので中止もあり得るのでは?と心配していたのでホッと一安心。
もし、中止になっていれば…「YOUは何しに熊本へ!?」、「ワタシハ、ジャパニーズDogマンガをヨミにクマモトへ…」の展開だったな(笑)
キックオフを待つ管理人、だが、待てど待てども青い服の保護者しか来ない。
秀岳館カラーの保護者がどんどんと押し寄せるなか…赤ユニ一人。うーん…こんなことなら青を着てくれば良かった(笑)
青に囲まれたグランド横のベンチにポツリ一人、静かにネット越しにビデオ撮影を開始した。
開始5分、静かな立ち上がりとなったこの試合。
今シーズン2度目の対戦、互いに注意すべき選手ナンバーは頭に入っているだろう。警戒しながらの様子見の展開が序盤は続く。
しかし、8分、相手GKからDFにゆっくりと繋いだボール。
中盤へ一度当て右サイドへの落しから一気に速度を上げ、ヴェルスパDFの背後に縦パスを入れる。
緩急の付けられた攻撃にDF陣の対応が遅れ、左サイド深い位置からグラウンダーのクロスを許す。
PA内、前を向く相手の背後にボールが…シュートの選択肢からすぐにパスに切り替え、後ろを向き、走り込む味方に落とす…が、ここは高本が戻り、CKへと逃げた。ふぅ、ナイス。
このCK、ゴール前の混戦をすり抜けたボールが相手に当たり、そのままゴールラインを割った。
まずは最初のピンチを乗り切ることができた。よしよし。
DFラインで繋ぐ相手へのプレッシャーを徐々に強めていく。
本来ならば、「走る大走査線」として相手を猛追する尾崎の姿があるはすだったが、スピンオフ「猛追人尾下正義」の撮影のため、後期は欠場。
猛追人が不在の中、釘宮・三砂がその意思と魂を受け継ぎ、走る、走る。
DFがGKに戻したボールに対してプレッシャー。相手GKの蹴ったボールを相手陣内で拾った松本、すぐにバイタルでフリーの姫野加へと送る。
ゴールに背中を向けながら胸トラ、振り向きざまのボレーを放つも…シュートと呼ぶにはおこがましいほどの威力(笑)
遅れながらも、サイドからシュートコースを切ろうと戻ってくる相手DFの胸に勢い無くすっぽり(笑)
と、キックオフから薄々と感じていたことではあるが…アウェイの洗礼のお話しを少ししよう。
近くに座っている可愛い男の子、自分も一緒にサッカーをしている気分なんだろう♪目の前のネットを「エイ♪エイッ♪」って蹴るもんだから…
その度に撮影のピントがブレる(笑)ただ、今シーズン一番可愛い洗礼ですけどね♪
12分、右サイド深い位置でのスローイン。
釘宮が受け、斜めに下がりながらドリブル、クルリと中に進路を変え切り込みアタッキングサードで前を向く松本へと落とす。
松本はダイレクトで逆サイド、PA左スペースに放り込むと…走りこんだ後藤がフリーで待ち受ける。
後藤はダイレクトボレーを選択するも…右後方から来るボールを左足ダイレクトだなんて…ラウール級のボレーじゃないか。左足を掠めたボールはそのままサイドを割った…
「ダイレクト!?左サイドから侵入してきてるんだからワントラップで右足やろ」的なことを近隣の相手保護者が申しておりましたので、後藤選手にはこの紙面を借りて、お伝えしておきます(笑)
そして、私の言葉も付け加えておきます。「今のまま夢を追いかけろ!(え?)」
15分を経過、徐々に相手のポゼッションが高まってくる。まぁ、ある程度持たれるのは仕方のない。
2連続で続いたCKは、二つともファーに流れていき事なきを得るも、うーむ、ボールが繋げない。
ただ、その反面、DF陣は要所でのアタック&カバー&早めのチェックから、ここまでシュートを許していない素晴らしいここまでの時間。ただ、ちとDFラインがバラバラなのは気になるが…
20分、右サイドスローインを受けなおした橋本からのクロス。
PA中央、腰当たりボールを釘宮がトラップしながら相手を交わそうと右に流れ、前を向こうとするも、相手DFのしっかりとした寄せ。
最後は二人とも滑るピッチにすってんころりん♪クリアされる。
この時間帯も緩めることのない釘宮、三砂の前線からの大走査線、そこに連動するMF、DF。
ポゼッションは低いものの持たせる位置では持たせ、危険なゾーンに入ってくればプレッシャーを強め、フィニッシュまで持ち込ませることはなかった。
この時間まで見ていて私は気づいておりました…
「もっちゃんコンビが良い!」
「橋本に高本」うーむ、「足もとにお手もと」って芸人のギャグに聞こえてしまうが…今日の二人はダメだこりゃじゃないぞ。笑いを取りに来ていない!点を取りに来ている!!(笑)
「和久さーん、今日の二人はワクワクしますぜ…」
21分、相手DFから前線への低いボール。トラップミスしたボールを姫野加がダイレクトでセンターサークル内の松本へ渡し、松本はそこから中央突破を図る。
二人を交わし、この試合、両チームを通じて最初のシュートはGKの守備範囲、余裕を持ってキャッチされた…が、公式記録を見たらシュート数にカウントされていない…(笑)
さらに、自陣に入ってきたところで松本・清水がサンド、そのまま清水がボールを奪いドリブル開始。
相手を引き付け、右サイドスペースに走る三砂へとパスを送る。
サイドライン際、フォローに走る橋本に出すと見せかけターンした三砂は…上手く一人を交わすも寄せてきた相手のスライディングにより、ボールは足もとから離れ、バイタルにいた清水の足もとに…
清水からの落としたボールを松本がダイレクトでPA内へと浮かすが相手DFが頭でクリア。しかし、これを右サイドで拾った森山、PA内左サイドのスペースを高いボールを入れる。
ワンバウンドしたボールに後藤。
ダイレクトボレーを試みるが全くタイミングが合わず…振りぬいた足ではなく軸足に当たりゴールラインを割る(笑)あ、その前にオフサイドだったみたい…
しっかし、管理人と同じで落下地点察知能力が皆無だな(笑)
まぁ、「トラップ!?面倒臭い!ダイレクトで打てー」みたいなプレースタイルも似てるんで…でも、それで良いんだ、夢を追いかけろ♪
オランダの英雄マルコ・ファンバステンがこう語っていたのは有名なお話。
「9本の見事なゴールと10本の平凡なゴール、どちらを選べというなら、僕は迷わず10本の方を選ぶよ」
後藤・管理人「マルコの言うことはごもっともだが…私たちの考えは違う。見事な9本のゴールよりも永遠の記憶に残る芸術的な1点を選ぶよ」(笑)
きっと後藤の脳裏には、数年前の実相寺での県リーグ開幕戦のスーパーボレーが残っているんだろう…解ります。私の脳裏にも残っております。あれは凄かった。
24分、相手のサイド攻撃。
ヴェルスパ陣内右サイドでパスを受けようとした14の上手いスルーから28がライン際でスピードに乗る。イカン!前期の対戦でもちぎられた…この選手は速いぞー!!!
橋本が対応するも切れの良いドリブルで交わされ低いクロスを入れられる。このクロス、PAに戻りながら松本がクリアするも…なぜか自陣ゴール方向へ(笑)
この浮いたボール、相手の寄せより早く反応した高本が大きくそして高くクリア!しかし、落ちてくるボールに合わせ、ダイレクトでヴェルスパゴール前へと送る相手。
転がってきた低いボール、秦がクリアするもフワリとなぜか自陣ゴール方向に…キャー(笑)
浮いたボールを橋本がヘッド…空振り、ならばと落ちてきたボールを足で蹴る…これも空振り(笑)
最後は松本がクリアという、もうね、笑いの神様に取り付かれているかのような笑撃のゴール前「笑(SHOW)TIME Part1」でした。
25分、相手の前からの鋭い寄せに最後はCKを与えてしまう。
ファーへのボール、ヘッドで逆サイドへ弾き出し、ヴェルスパが先に追いつきクリアするも…目の前の相手に勢い良く当たりゴールライン方向へと転がる…高本、体を使い流そうとするも相手に上手く奪われ、倒れこみながら後ろの味方へと戻す。
しかし、秦がカットしクリアするも体勢が悪く上手くミートせず…コロコロと前に転がるボールをサイドへ逃げようと釘宮が蹴り出すも、なぜか後藤が必死に足を延ばし、このボールをカット。キャー(笑)
辛うじて触ったボールは前を向く相手の目の前に転がる…PA左角からインフロントにかけたシュート…は永松の守備範囲だったが…危ない笑いだな…まさかPart2があるとは…(笑)
でも、2度あることは…ゴクリ。
28分のヴェルスパ。
自陣左サイドから中央に入れた斜めパスは味方に当たりバイタルにいる28の足元へ。キャー(笑)
ワントラップからの反転右足は…橋本がスライディングブロック。勢いの殺されたシュートはGK永松がワンバウンドで処理。ふぅ、ナイスもっちゃん。
30分、これまで見逃されてきた数々のハンドだったが…この時間、しかも、その位置で取るのか…
PA左角から僅かに外側の位置、この危険な位置でFKを与えてしまう。
直接狙ったFKはニアポスト手前、ゴール後ろのネットに突き刺さる…一斉に洩れる溜め息多数と安堵の息一つ。
33分、中央から10のシュートをヤッホーイと橋本が現れ、スライディングで弾き返す。
そのこぼれ球を拾われ、右サイドからの侵入を許し、PA内で左足を振りぬかれそうになるも、ここにも橋本がヤッホーイ。うむ、Bダッシュが以前の輝きを戻しつつあるな♪
相手は打つのを止め、切り返すと同時に中央へ落とし、そこから逆サイドへ展開される。
そこからのクロスは誰にも合わず、ファーへと流れてしまうが…PA内にいた清水、ワンバウンドして頭上を超えるボールに対して何故か手を伸ばし触ろうとする。
相手保護者からは「惜しい!」の声(笑)
前半は色々笑えるシーンが多くございましたが、0-0で終了。
HT、20後藤→26松村
37分、相手陣内でのボールをワイドに展開される。
しかし、相手トラップミスを見逃さず、センターサークルやや左で松本がボールを奪い、ドリブル開始。
右CK方向へと進みながら狙える位置まで運び、右足を振りぬく。
しかし、相手DFの背中に当たり、そのまま右サイドライン方向へと舞い上がる。
松村が上手く納めクロスを入れるが、PA内ヘッドで弾き返される…も、三砂が拾い仕掛けるが相手に対応されタッチに逃げられる。
このスローイン、高本が受けたところで足を蹴られ、右サイド角度は45度、30m付近でFKを得る。
後半開始から撮影場所を(青一色から逃げるように)変えてたんだけど、うーむ、やっぱりここも電柱が邪魔!よし、今のうちに場所を移動しよう
そして、ボールの傍に立つ松本。助走を取り…ブチッっとここで映像が途切れる(笑)
(この時点では気づいておりませんでした。きっと移動=電源OFFせねばと勝手に指が…泣)
直接狙った松本FKはニアポスト横のサイドネットにかかる。
相手への前からのプレスコンビに姫野加も参戦し、トリオ・ザ・プレス(TTP)が組成される。
似たような名前でTPPとありますが、あちらは「環太平洋地域の国々による経済の自由化を目的とした多角的な経済連携協定」。こちらのTTPは、「前線全力走地域の選手にヴェルスパ中盤の自由化を目的とした懇親的な猛追連携協定」。
GKからのパスを相手陣内の高い位置でカットした姫野加が無人ゴールに向かってシュートを放つ。
…が、DFが戻り、体でブロック。くぅ、決定的だった。
秀岳館も直後、決定機を迎える。
ヴェルスパ陣内右サイドからスペースを伺う。徐々に上げていく攻撃スピードに後手を踏み、中央バイタル付近にポッカリとスペースが生まれる。イカン!
そこで受けた相手、ワントラップしてシュートを放つも…大きく枠上。
ふぅ、完全に崩されたシーンだった…後半始まって何分経った?とビデオの時間を見ると…時間表示が無い!?ぬ?ぬーーーーー!?ろ、録画ボタンが押されてない…(汗)
慌てて押すも…え?え?どこから撮れてないんだ!?(泣)
「事件は右サイドで起きているんじゃない。ここで起きてるんだ!(泣)」
「なぜ、現場じゃないところで涙が流れるんだ…(泣)」
帰宅後、確認してみたところ、後半開始早々のFKから46分過ぎの秀岳館選手交代まで実に10分ほど映像が飛んでいました(笑)
その間、一生懸命、操作してただなんて…これが今回の「真のアウェイの洗礼」に決定しました(泣)
そんな泣きっ面の管理人をさらに秀岳館が襲う。
50分、中央相手の最終ラインがゆっくりと様子を伺いながらビルドアップする。
センターライン手前からヴェルスパ左サイドへ長いパスを出す。サイドライン際ギリギリで追いついた28に対応する清水だったが…
清水「ひぃー、左サイド封鎖できませーん!」
そのスピードに追いつけず、そのままPAへサイドから侵入、カバーに入る森山の前でマイナス。
ニアにいたフリーの22がインサイドで合わせ、GK永松の左手に触れるも勢いは衰えず、そのままネットを揺らした…1-0。
さぁ…ごごがらだよ(泣)
前からの意識を高めたヴェルスパ、前線からのTTPを強め、ボールを奪いに行く。
しかし、DFの上手いターンからプレスを剥がされ、ライン際、そのまま縦へとドリブルを許しヴェルスパ右サイドが混乱を生じる。
縦へと出したボールはカットをしたもののこぼれ球は相手の足もとへと戻り、意識がサイドに偏ったところを中央、10へと綺麗なパスが通され、センターサークル超えたところで前を向かれる。
アカーン!!!!!!!
左に流れながらも縦への推進力を徐々に高め、一人、二人と交わす。うまっ!最後はデルピエロゾーンからのファーを狙った低いシュート。
しかし、ここは守護神永松が横っ飛びでこのボールに触れる…が、そのままゴール…
ポストにゴンッ!!!!
ファーポストに弾かれたボールは逆サイドに流れ、待ってましたと28がダイレクトで低いシュート性のボールを折り返すも…森山がジャンピングボレーでカット。
しかし、再び拾われ、2のクロス。再び橋本のヤホーイで弾くも19に拾われ、バイタルを横断するドリブルから右足を振り抜かれるも、ここも森山がブロック…
バウンドするこぼれ球、清水が落ち際を足でクリア…空振り、秦が橋本の真似をしてヤーッホイと体ごとボールに向かうも、発音が違ったのか無情にもボールは体の横を通り過ぎる…Part-3キタァーーーっ♪
もう、PA内がワチャワチャ(笑)
体力温存中のもう一人のもっちゃん高本が戻り、秦が足を伸ばし、最後は釘宮がサイドに持ち出し前線にクリアした。ふぅ。
しっかし、うちの子はどうしてあんなに浮き球が苦手なんだろう…ほんと、二人羽織でクリアに挑戦しているような感じだな(笑)
うーむ、中盤に広大な無限の宇宙スペースが生まれている。
深夜飛行「ジェットストリーム」の音楽がとても合いそうな…って違う!うちが奏でなければ…しなければならないのは「ジェットストリームアタック」の方じゃ!番組が違う!!(笑)
前線・中盤が押し上げている今、DFラインはもう少し押し上げ、ジェットストリームアタックでこのスペースを埋めたいところだな。
左サイドからのクロス、ここも森山が足を伸ばしカット。
この存在感はまさに若き黒い三連星を率いていたランバ・ラル、もっと身近で言えば大分トリニータ⇒ガンバ大阪に移籍したシジクレイのようだな。
2005年ナビスコカップ決勝のガンバ大阪vsジェフ千葉、この大舞台で活躍したシジクレイの存在感を表した2ch用語。
「残念、そこはシジクレイだ」
これをもじって「残念、そこはシジクミダ」
…シジミと家政婦が混じったような言葉になってしまうな(笑)
これは却下だな。話を元に戻そう。
さらに、10が左サイドライン際で受けると前を向き、スルスルと交わし、最後はPA左へと早いクロスを放り込む。
このクロスは流れたものの、相手がCK付近でボールに追いつく。しかし、ここは橋本・松村が戻り、サンドでボールを奪い、橋本が前線へと送り、失点を回避した。
中盤でボールを持たれているシーンはあるものの少しずつバランスが良くなってきているのか。
相手が出し処に困るシーンが徐々に増えている予感…そして、縦パスをカットした清水から松本へとボールが送られ反撃開始。
中盤左サイド、センターラインを超えた位置で前を向き、ドリブルを仕掛ける。
中央PKサークル付近まで切り込みシュートを打とうとするも3人に囲まれボールをロストした。
だが、ここに来て清水の動きが良くなっている。相手へのプレッシャー、そしてカバーリングと運動量も増えている。頑張ってくれ。
58分、松本のパスカットから姫野加、リターンを受けた松本から森山を経由し、右サイドの橋本へ。
テンポ良くリターンを受けた森山はそのままDFとGKの間に素晴らしいボールを供給する…
相手DFと入れ替わるように姫野加が割り込みシュート。しかし、同時にDFも足を振り上げブロックを試みる。
が、ボールは飛び出していたGKの脇を抜けゴール方向へとコロコロ転がる。
オオォォーー!?
ボールはニアポストにコツ、サイドネットを流れるようにそのまま後ろに転がっていった…惜しいー!。
しかし、相手に触っていたのか、CKとなる。
森山のCK、ニアに飛び込む姫野加そして中央で「どうせ来ないでしょ?」的な雰囲気でピョンと飛ぶ秦と松本。
GKが手を伸ばしこのボールを弾き出す…このボールがバイタルエリアやや左の高本の前に転がる…
詰めてくる相手よりも先に左足を振りぬく!
低いシュート、PA内のDFが足に当てブロック…しかし、再び高本の足もとへと転がる。ワントラップから左前に少しボールを持ち出し、左足を振り抜く。
先ほどブロックした相手はスライディングでコースを塞ぐ…がシュートはその股間を抜ける。
ファー方向に放たれたシュート。
もう一人のDFが足を伸ばすも届かず。その後ろにいたGKも前のDFがブラインドになったのか…やや反応が遅れてからの横っ飛びーーっ!
シュートはその手の先を抜け…ネットに突き…もとい、転がり刺さるーーーーーっ!!!!!
「ッシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーァァァ!ホントに点取ったァァ!!!」
苦しい時間帯が続いたもののワンチャンスをモノにしたゴール。
しかも、足もとに高本だな!蹴っても蹴っても足もとに戻ってくるなんて…ボールもナイス(笑)
しっかし、このゴールは大きい。とてつもなく意味のあるゴールだよ。
が…負ければ意味がなくなってしまう。これをムダにしないためにも全員で最後まで踏ん張ってほしい!!
60分、23三砂→15原
自陣でパスカットした秦、ゆっくりとビルドアップしながら前線で顔を出す姫野加へ当てる。
姫野加は釘宮に落とし、そこから右サイド松村へのワイドな展開。
ライン際、松村は深い位置まで侵入しクルリと向きを変え、フォローに走っていた釘宮へ落とし、そこからのアーリー。
PA内の原が反応するもその前でクリアされる…が、このクリアボールに対し、再び釘宮が素早い寄せを見せ、連動していた高本がこのボールを奪い、松本へ…
そこから再びサイドへ流れていた橋本へ渡しクロスを入れる。これも原には合わなかったものの良い流れ、良いリズム。だが、猛追はまだ続く。
左サイドに流れたボールに対し、原がすぐにチェック。そこに清水が参戦し2人でチェックを強める。
ルーズボールになったところを原が拾い、中盤を経由し、逆サイドの橋本へと渡り、縦の松村に一度当てポジションを取り直し、リターンをもらうとダイレクトで相手ゴール前にクロスを入れる。
PA内、ジャンプする姫野加の頭上を越え、GKキャッチ。くぅ、惜しい。
このGKからの展開もすぐに原が1stディフェンスで奪い返す。しかし、奪い返されるがすぐに清水の寄せからの高本がカット。
カットしたボールは惜しくもサイドを割ったが、連動したデュエルがここに来て発動するとは…お父さんは嬉しいよ(泣)
65分、10番のドリブルを止めようとした松本が後ろからトニーホームを倒した橋本真也ばりの水面蹴りで倒しファール。
黄紙!?と思ったが…出てないようだ。
ゴール正面からややベンチ寄りの位置、30mほどのFKを与えてしまう。
直接狙われたものの…これは枠横、余裕を持って見送ることができた。ふぅ…しっかし、10はひと時も自由にさせてはいかんな。
左サイド深い位置での相手スローイン。
10が傍で受け、2人が対峙するもゴールライン際からぶち抜かれ、危険なマイナスが入る…が、これは相手の誰にも合わず、釘宮がサイドに蹴りだす。
あぶねぇ、1点目と同じようなシーンだったな。
68分、右サイドからの侵入を許し、人数をかけられながらCK付近まで攻め込まれ落とされたボール、受け取った10がゴール方向を向き、PA角付近から巻いたシュート。
GK永松がジャンプするも届かずゴールネットが揺れる…あぁ。
しかし、周りの保護者の歓喜は無い。あ、え?あぁ、後ろのネットに跳ね返りゴールネットを揺らしたのか…小さい画面越しだったので完全に入ったと思ったよ。
そして…そして、1-1のまま、試合終了の笛。
終盤の猛攻を凌ぎきったヴェルスパがアウェイで貴重な勝ち点1を手にした。
「ヨシ!…ヨシッ!!!」
△ヴェルスパ大分 1(0前半0)1 秀岳館△
得点者:高本
アナウンサー:お待たせいたしました。本日のヒーロー、高本選手です。
高本:…こんにちは
アナ:今期初ゴールが貴重な同点弾、どんな気持ちですか?
高本:…釘宮が抱きついて来て重かったです。
アナ:あの疲れた時間帯でしたが、凄いジャンプ力でしたもんね。日頃と違うポジション、戸惑いはありませんでしたか?
高本:…いつもは笑いを取るポジションですが、まさか点が取れるなんて…嬉しいです。
アナ:監督からの指示など何か特別なものがあったのでしょうか?
高本:「今日は天使でお願いします」とだけ言われました。
アナ:次節は前期に4失点した国見FCが相手です。どう準備されますか?
高本:竹田陸上競技場のゴールをちょっと削って狭くしてきます。
アナ:…
高本:…
アナ:最後にサポーターの皆さんに一言お願いします。
高本:次節は三連休の真ん中ですが、どうぞ会場に足を運んで下さいますようお願いします。
アナ:以上、本日のヒーロー、高本選手でした。ありがとうございました。
高本:…ども。
くぅ、勢いで書き始めたは良いが、オチが全く振ってこなかった(笑)
(その他の試合結果)
MELSA熊本 0-2 NW北九州
国見FC 1-3 福岡アンクラス
柳ヶ浦 4-0 JV鹿児島
【第11節終了時】
順位|勝|分|負[勝点]得|失|得失
1位|10|01|00[31]55|04|+51 福岡Jアンクラス
2位|07|01|02[22]28|05|+23 柳ヶ浦
-------↑1部へ自動昇格↑-------
3位|06|02|02[20]23|12|+11 国見FC
------↑1部6位と入替戦↑------
4位|04|02|03[14]17|11|+06 秀岳館
5位|04|01|05[13]11|13|-02 NW北九州
6位|04|01|04[13]10|13|-03 ヴェルスパ大分
-------↓県と入れ替え戦↓-------
7位|04|00|05[12]15|30|-15 熊本USC
--------↓県へ自動降格↓--------
8位|01|00|08[03]07|30|-23 MELSA熊本
9位|00|00|11[00]02|50|-48 ジュブリーレ鹿児島
<次節>第12節vs国見FC
9月23日(日)11:00~竹田市陸上競技場