右サイド劇場

九州女子サッカーリーグ⚽ヴェルスパ大分レディースとフレンチブルドッグ🐶がメイン💕まったりとよろしくお願いします♪

2019九州リーグ第8節

2019年07月07日 | 女子サッカー
7月7日は七夕。1年に1度、彦星と織姫が会える日。
羊星も熊本県民になったトト姫に会うため、秀岳館戦前に里親の天川さん宅に寄ることにしました。

ご自宅にお邪魔するとオシャレな6畳の半地下和室に置かれたケージや楽しそうな玩具が目に入る。うむ、管理人と暮らしていた時よりもVIP待遇だな…やりましたなトト姫♪
眠っている時間なのでそっと覗いてみると…スヤスヤと相変わらずの可愛い寝顔。

里親さんの許可を得て「トト」と声かけをする。
何度か呼ぶと「ピクッ」と反応し、目を覚ます。
「トト♪おいで♪」と呼ぶと、「おぉ、主。久々やん♪」と言う顔で傍に着てくれた♪

この瞬間、ブワッっと涙が溢れてきた…「ドドォ…(泣)」

ケージのすき間から指を入れ、久しぶりにホッペをモフモフ。
指先の匂いを嗅ぎ安心してくれたのか、ほとんど開いていない眠そうな目をさらに細め、気持ち良さそうな顔をしてジッとモフモフさせてくれました。

その後、飼い主さんと話をして、最近ではホッペに触れたり肩や膝の上に乗ってくれるようになったこと。管理人に飼われていたせいか我が家でも男性である旦那さんや息子さんにより懐いてること。一番面倒を見てるのは娘さんなのに…(笑)
部屋んぽの時、部屋を囲う柵を繋ぎ止めていた結束バンドを齧って逃走したこと。笑いながら繋ぎ目をプラスチックに交換した柵を見せてくれました。
「うちでも閉めていたクローゼットにいつの間にか侵入していたこともあり、コイツ、イリュージョンを使いますから…(笑)」
和室の所々にある小さな傷にも「トト君は齧るのが仕事ですから♪」とチンチラの習性をしっかりと理解してくれていてほんと可愛がってくれているんだなと安心することができました。

さて、では戦場へと向かうか…

梅雨空の一休みなのか会場は太陽も照りつける夏日。
さぁ、暑さにも負けない、相手にも負けない、そして自分にも負けない試合を見せてくれ。前期のリベンジをしようぜ!


<試合レポート>
互いに中盤での潰しあいが続いた前半10分過ぎ、秀岳館がサイドネット外、クロスバーの上と立て続けにヴェルスパゴールを脅かす。しかし、ヴェルスパの反撃。ゴール正面でのドリブル突破から得たFK、主将松本が狙うもGK正面。さらに中央斎藤のサイドチェンジ、三砂から熊谷を経由し右サイド釘宮からのクロスに斎藤と後藤。敵と一緒にワチャワチャしながらも最後は後藤、PA内で放ったシュートは…惜しくもポストを叩く!くぅ…入ったと思ったぜ。
前線からのチェックをいつも以上に強めるヴェルスパとGKとDFラインでゆっくり回しながら様子を伺う秀岳館。圧倒的な攻撃力を誇る相手なら「その前に奪ってみせよう…ホトトキーック」と廻し蹴りで執拗にボールチェックする斎藤。松本、熊谷、三砂は「三人で来るまで待とう…」ってDFの吉岡から「行かぬなら私と代われホトトギスって前からいけやーゴラァ!」と喝が入りスタコラサッサ。
それでも秀岳館はJリーグで好調なトリニータのパス回しのようにしっかりと後ろで繋ぎ、そして、中盤のアイデア豊富な選手たちへとボールが送られる。サイドを割られクロスが何本入ったことだろう…それでもGK永松らDF陣が身体と声を張り、決定機を作らせない。しかし、注意していた10にやられる。ヴェルスパ陣内右サイドでクリアボールを拾うとそこからドリブル、ドリブル、圧巻のドリブルで5人が抜き去られ、最後はPA内、鋭い切り替えしから右足一閃。ジャンプするGK永松の上を越え、ファーサイド側のサイドネットを揺らした。
さらに前半終了間際、センターラインからやや相手陣内に入ったところ、DFラインでゆっくりボールを回していたが、一気にテンポアップの縦パス。楔に入った選手がスルー。DFがチェックに行った背後のスペースへとボールが転がり、そこに2列目から走りこむ相手。GK永松もポジショニングが深く、慌てて飛び出したもののPA僅かに外側で先に押し込まれ、永松の足もとをコロコロと抜け、そのままゆっくりとネットを揺らし、程なくして前半が終了した。うーん、GK暦3回の管理人が言うのもなんだけど…(笑)
そのスペースを埋めるのはGKの役目だぜ!
しかしながら、しっかりと守れている守備陣。この2点目が入った後も互いに意見交換をしながら修正を行っている姿に後半も戦える手応えを感じた管理人でした。
さぁ、あとは攻撃陣が奮起する番ですぜ。

前半を見ている限り、やはり、相手の寄せが早い。それでいてヴェルスパのパス速度が遅い。これではなかなか打開できない。かつてトリニータレディースを全国でも名を知らしめる強豪チームに育てた指導者チーコノーサが常々話していたダイレクトのパスリズム。

「トントントントンサノのニトン」

かつてドリブルサッカーだったアルゼンチンに惚れていた管理人ですが、最近は「パスこそ芸術」と思えるほどパスに美学を感じております。アーセナルのパスサッカーには鳥肌が立つ。
さぁ、自分たちの「アンダーグラウンドフットボール」(なんかカッコいい…単に下でするパスサッカーってことを表したかっただけ(笑))がどこまで通じるのか後半、もう一度、やり直してみよう。


後半に入っても押し込まれる時間帯が続く。それでも前線から中盤からそしてDFからと声かけと動き出し、チェック&カバーをサボることなく続ける…1人貧血で倒れそうになっていた羊は除く(笑)
しかし、相手陣内中央で斎藤のチェックから熊谷、松本と小さく繋ぎトントントントン左サイド大城へ展開、大城からのクロスはPA内中央でジャンプする斎藤に合わなかったが、クロスのクリアボールをバイタルで熊谷のチェックからボールを奪うと姫野加に落とし、前線で大きく手を上げボールを呼ぶ松本へ姫野加はダイレクトでウィーっとハイボール。PA左サイドに落ちてくるボールに頭で合わせる松本!スカッ…ならば足ーー!とDFを背負いながら反転して右足を振り抜く。強烈なシュートはGKの手を弾き、見事ネットに突き刺さる。
まだ1点差なのに全員で大喜び。抱きつく松本と姫野加。1点負けてるのに…抱きつく松本と釘宮。まだ負けてるのに…(笑)

でも、これが俺流♪
全員で奪った1点だもんな。1点を喜ぶこの満面の笑顔こそ、喜び方こそ、ヴェルスパ流のテンションの上げ方♪
さぁ、次の1点を取り…に…いこ…う…暑い…朦朧とする…フラフラする。
残り僅か。頑張れ、ヴェルスパ&管理人。

倒れるのが先か、同点が先か…うぅ、試合終了が先だった…
劣勢ながらも守備陣を中心に耐えて耐えてワンチャンスをモノにしてあと1点まで追いすがったのだが…残念。
しっかし、この暑さの中、悔しいと思える戦いをしてくれた選手たちには本当に感謝ですわ。

MVPはビデオを観て改めました(笑)松本から変更します。
斎藤です。
あの運動量は素晴らしい♪得点したシーンの起点となったのも斎藤選手のプレッシャーによるものでした。

アンダーグラウンドフットボール…ええな、この響き…斬新な弾幕作ろうかな…(笑)

●ヴェルスパ大分 1(0前半2)2 秀岳館●
得点者:松本

(その他の試合結果)
熊本USC 10-0 ANCLAS
NW北九州 3-2 柳ヶ浦
八代Ft 2-1 大分トリニータ

【第8節終了時】
順位 勝 分 敗 [勝点] 得点 失点 得失
1位 06 01 00 [19] 40 03 +37 秀岳館
2位 05 01 02 [16] 20 11 +09 ヴェルスパ
---1部へ自動昇格---
3位 04 01 01 [13] 23 06 +17 八代Ft
---1部との入替戦---
4位 03 01 04 [10] 13 15 -02 NW北九州
5位 02 03 02 [09] 28 11 +17 熊本USC
6位 03 00 05 [09] 21 19 +02 トリニータ
7位 01 03 03 [06] 11 19 -08 柳ヶ浦
8位 00 00 07 [00] 00 72 -72 ANCLAS
コメント
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