ようやく若くして旅立った親友に線香をあげることができました。
家や職場でも予兆は全くなく、いきなり襲ってきたとのことでした。
「脳腫瘍」
これが家族に告げられた病名でした。
記憶を司る脳の部位にできた腫瘍に友人は選択を迫られました。
全摘出なら再発の危険性は下がるものの、これまでの家族との記憶が消えてしまう。
部分摘出なら記憶は残るものの、再発の危険性は高まる。
友には一人息子がいて、小さいころから父と同じ野球の道に進みました。
自分の果たせなかった甲子園出場。この夢を息子に託すかのように毎日、毎日、一緒に練習をしていたそうです。
そんな夢もあり、友は迷いもなく後者を選んだそうです。
術後はすぐに職場復帰できるほど順調で数カ月は何事もなかったように生活をしていたとのこと。
しかし、手の動きや視線に違和感が出始め、再検査しましたが、若さゆえに腫瘍の成長も早く手遅れの状態だったとのことです。
友からは闘病中に「(友人には)連絡しないでくれ」と言われていたそうです。
また、亡くなったあと、四十九日も立たない間に義母も追うかのように旅立ってしまい、自分たちへの連絡が遅れてしまったと…
ったく、なんで、やりたいことがある人間ばかりを先に逝かせてしまうかな…
家や職場でも予兆は全くなく、いきなり襲ってきたとのことでした。
「脳腫瘍」
これが家族に告げられた病名でした。
記憶を司る脳の部位にできた腫瘍に友人は選択を迫られました。
全摘出なら再発の危険性は下がるものの、これまでの家族との記憶が消えてしまう。
部分摘出なら記憶は残るものの、再発の危険性は高まる。
友には一人息子がいて、小さいころから父と同じ野球の道に進みました。
自分の果たせなかった甲子園出場。この夢を息子に託すかのように毎日、毎日、一緒に練習をしていたそうです。
そんな夢もあり、友は迷いもなく後者を選んだそうです。
術後はすぐに職場復帰できるほど順調で数カ月は何事もなかったように生活をしていたとのこと。
しかし、手の動きや視線に違和感が出始め、再検査しましたが、若さゆえに腫瘍の成長も早く手遅れの状態だったとのことです。
友からは闘病中に「(友人には)連絡しないでくれ」と言われていたそうです。
また、亡くなったあと、四十九日も立たない間に義母も追うかのように旅立ってしまい、自分たちへの連絡が遅れてしまったと…
ったく、なんで、やりたいことがある人間ばかりを先に逝かせてしまうかな…