銀の人魚の海

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小さくなる赤ちゃん

2017-05-01 | 日々の雑感
新聞3月の記事から。

「小さくなる赤ちゃん。」

産婦人科医で、早くからこのことへの警鐘を鳴らしてきた方の記事。

赤ちゃんの体重が2010年には、三千gを男女ともに切った。

ちょっとびっくり。そうか~小さくなっている。

私の時代、「小さく産み大きく育てると」いう言い方もあった。

私は三十代で当時高齢、とハンコを押され、帝王切開になるか?

ならず安産で四千gに近い子供を産んだ。

大きい!と聞こえた記憶。

注目は低出生体重児、2500未満が75年移行増加し、

13年は10%近くになったことで、これは先進国中、最も高く特異である、と。

女性の体は大きくなっているのに、小さい子が増えている。

原因は、まず痩せ願望。二十代女性の摂取カロリーが低めであること。

妊娠しやすい体重、体格もあるそうで、痩せていては、だめはわかるようなー。

月経もなくなったりするものね、無理にやせれば素人でも

女性ホルモンが狂いやすくなる、はわかる。

妊娠期間の栄養が不十分でもあると。

小さく生んで~の言葉が記事にもでる。

これは昔、子供の体重が増えていた頃に言われた言葉、

楽に産め出血も少ない、からだそう。

私は大きくても安産で出血も普通、

小さめの友人は産後すぐ貧血になったから、大きくても人による。

妊娠時の体重増加、八キロまでと厳しく制限された妊婦もいる。

これは一概には言えないが、厳しすぎるとある。

欧米では制限は厳しくない。

私は、何と!15キロ!(@_@;)増加、でも十キロはすぐ戻ったよ。

低体重でうまれると、病気へのリスクがあることもある。

当然、みながではない。

例えば、心筋梗塞リスク、二型糖尿病など、専門的に世界の例をあげ書かれている。

太るのを恐れ栄養を取らないことは良くない。

妊娠中十分栄養をとることが大事。

初めに書いた数字、低体重児は現在、年間、10%弱、

年十万人位生まれているそう。

外国から、日本の将来を危ぶむ声が上がっている、とある。

家族の友人は、小児科専門医になり、周産期医療の仕事で、

多数のNICUの子供達をみている。

もしかして、若者の貧困と関係があるのか~

出産前から栄養不足、偏りの食事、妊娠中もしっかり食べる余裕がない?

それもあるかーふと感じる。

この後に、労働経済学専門の方が、雇用と妊娠、低体重児と学力などが書かれている。

もちろん、みながそうではないが、

将来、成人病のリスクを背負わないように、いろいろな研究が進んでいる。

物はあふれ、フードロスは世界でもトップの国なのに、

小さい赤ちゃんか~はじめて読む視点だった。



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