10月7日、8日にこの事件を書いた。
NHKのETV特集、私なりの真犯人の推理。
図書館で「袴田巌は無実だ」を借りた。
14年前の本。弁護士、昭和23年生まれ、矢澤昇治著。
少し読み始めた。多数の方の陳述がある。
姉ひで子さんには、息子がいたことが書かれていた。
7日か8日に子供はいない、と書いたのはミス。
静岡地裁判決は2対1で有罪となった。
当時の裁判官、熊本典道氏は一番年下、静岡へ急に赴任したばかり。
状況から一人で4人も30分で殺害?
無罪と思ったが、二人の裁判官が有罪判決で有罪となった。
熊本氏の陳述書には、
「この判決の翌年、自責の念に堪え切れず
裁判官を辞職した。
袴田さんが死刑になり、何度も死ぬことまで考えた。
死刑は反対。ただ制度の維持はあるので、3人の裁判官が
3人とも一致しなければ死刑執行はしないこと。
再審が通り開始するよう、切にお願いしたい」
これを読み、一人の裁判官も相当、苦しんだと感じた。
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