NHKスペシャル、巨龍、中国、大陸改造計画、三億人、
農民工の流転、再開発で壊される農民工の居住区。
内容が濃いドキュメントだったが、よくここまで
撮影を許したな。
NHK、わいろ(^_^)
中国政府は、2020年までに、新型都市計画を実現させようとしている。
これは何か?大都市に出稼ぎしている~三十年など長く日本の出稼ぎとは違う~
農民を、中小都市へ強制移住させ、GDPをあげようとする計画。
政府は意気込んでいるが、うまく行きそうもないとみていて感じる。
一億人の農民たちが行き場を失うことになった。
鄭州市、内陸の工業都市、一億三千人が農村から出稼ぎに来ていて、
飲食店など、多々の仕事をして生きてきた。
800棟の出稼ぎ者用とでもいうアパートがあり、そこに暮らしている。
18万人居住。
市の決定で、再開発のため、取り壊し決定、1か月で強制退去、となる。
すぐ越すよう毎日治安担当者が見回りに来る。
100人で来て、圧力をかける。これが中国共産党の姿だと思った。
取り壊し残された物は没収される。
住人は、「共産党は昔と違う。貧乏人を見捨て、金持ちしか見なくなったと」
何もなくなった農民は泣いていた。
九十の居住地は壊され、六十万人が去った。更地、瓦礫だけになった土地。
驚きの撤去だ。
大都市でなく、中小都市で農民を生活させ、
国内の都市を広げ、経済を活性化させようという、実験が始まっている。
ここで安く惣菜を売って三十年営業して来た、飲食店の店主は、
手入れがないか、娘に見張りをさせている。
越さないと、全てを没収する政府。
中国では八十年代、大都市へ農民が殺到した。
が、都市民とは区別され、低賃金での労働者は三億人いた。
それが今は大都市から追い出されようとしている。
飲食店店主は居場所がなくなり、故郷へ帰ることにした。
帰った故郷は日本の戦後のようで、小学校もなくなり荒廃していた。
150万円ないと商売もできない、かれは途方にくれる。
政府は、中小都市へ投資マネーが流れると期待するが、株は上下している。
中小都市で生活するよう、農民を後押しするために補助金15万を出している。
市は、完成すると、こうなるという模型までしっかりできている。
キラキラ光る模型は、虚しく映る。
2020年までに完成って、なさそう。
中小都市では住宅~マンション~が売れ残り、昨年のみで1300万人分!
農民は行き場を失っている。
中国では戸籍制度は、都市民と農民に厳しく分けられている。
農民戸籍では、高度医療、教育は受けられない。
完全な差別、これがこの国の姿だ。
新型都市計画は、差別解消を目指す対策だそう。
これまでは、農民が住宅を買うことが都市戸籍の条件だったが、
賃貸でも可能にした。
農民は子供に高い教育を望んでいるが、農民の子が高い教育機関に入ることは難しく、
寄付もいる。
お金がかかる。
大いなる差別に唖然。
中国人、日本でも観光客が大声で、道路の真ん中で会話しているのは
何回もみていて、うるさいと思うが、ここでも家族間のおしゃべりは、
キツくうるさく、同じだった。
鄭州市にいた一人は、故郷の田を担保にしお金を借り、
元の場所で何とか生き、子供に高い教育も受けさせたいという。
さきほど書いた一人、飲食店をやめた家族は、
もう一度商売をしようと思うが、
人も少なく、稼げるか不安になる。
いろいろ考え古い家を新築し、そこで家族と暮らしていく決意をする。
田、土地があれば、食糧は何とかなる。自給自足という感じだった。
一億の出稼ぎ農民が翻弄されている中国の未来は?
政策に驚きつつ、初めて知った中国の農民と都市民の差にも驚いた。
変わった国だとは想っていたが~ここまでか~
日本での爆買いはもう終わった。
当時、ここへも書いたこと。
爆買いしている中国人は、共産党員、幹部、その関係企業など、
ごくごく一部のお金持ちだけ、ほとんどの中国人は、
普通以下、日本より、何十年も遅れた国と改めて感じた番組だった。
近い国、だが、中国に生まれなくてよかった。
農民工の流転、再開発で壊される農民工の居住区。
内容が濃いドキュメントだったが、よくここまで
撮影を許したな。
NHK、わいろ(^_^)
中国政府は、2020年までに、新型都市計画を実現させようとしている。
これは何か?大都市に出稼ぎしている~三十年など長く日本の出稼ぎとは違う~
農民を、中小都市へ強制移住させ、GDPをあげようとする計画。
政府は意気込んでいるが、うまく行きそうもないとみていて感じる。
一億人の農民たちが行き場を失うことになった。
鄭州市、内陸の工業都市、一億三千人が農村から出稼ぎに来ていて、
飲食店など、多々の仕事をして生きてきた。
800棟の出稼ぎ者用とでもいうアパートがあり、そこに暮らしている。
18万人居住。
市の決定で、再開発のため、取り壊し決定、1か月で強制退去、となる。
すぐ越すよう毎日治安担当者が見回りに来る。
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100人で来て、圧力をかける。これが中国共産党の姿だと思った。
取り壊し残された物は没収される。
住人は、「共産党は昔と違う。貧乏人を見捨て、金持ちしか見なくなったと」
何もなくなった農民は泣いていた。
九十の居住地は壊され、六十万人が去った。更地、瓦礫だけになった土地。
驚きの撤去だ。
大都市でなく、中小都市で農民を生活させ、
国内の都市を広げ、経済を活性化させようという、実験が始まっている。
ここで安く惣菜を売って三十年営業して来た、飲食店の店主は、
手入れがないか、娘に見張りをさせている。
越さないと、全てを没収する政府。

中国では八十年代、大都市へ農民が殺到した。
が、都市民とは区別され、低賃金での労働者は三億人いた。
それが今は大都市から追い出されようとしている。
飲食店店主は居場所がなくなり、故郷へ帰ることにした。
帰った故郷は日本の戦後のようで、小学校もなくなり荒廃していた。
150万円ないと商売もできない、かれは途方にくれる。
政府は、中小都市へ投資マネーが流れると期待するが、株は上下している。
中小都市で生活するよう、農民を後押しするために補助金15万を出している。
市は、完成すると、こうなるという模型までしっかりできている。
キラキラ光る模型は、虚しく映る。
2020年までに完成って、なさそう。
中小都市では住宅~マンション~が売れ残り、昨年のみで1300万人分!
農民は行き場を失っている。
中国では戸籍制度は、都市民と農民に厳しく分けられている。
農民戸籍では、高度医療、教育は受けられない。
完全な差別、これがこの国の姿だ。
新型都市計画は、差別解消を目指す対策だそう。
これまでは、農民が住宅を買うことが都市戸籍の条件だったが、
賃貸でも可能にした。
農民は子供に高い教育を望んでいるが、農民の子が高い教育機関に入ることは難しく、
寄付もいる。
お金がかかる。
大いなる差別に唖然。
中国人、日本でも観光客が大声で、道路の真ん中で会話しているのは
何回もみていて、うるさいと思うが、ここでも家族間のおしゃべりは、
キツくうるさく、同じだった。
鄭州市にいた一人は、故郷の田を担保にしお金を借り、
元の場所で何とか生き、子供に高い教育も受けさせたいという。
さきほど書いた一人、飲食店をやめた家族は、
もう一度商売をしようと思うが、
人も少なく、稼げるか不安になる。
いろいろ考え古い家を新築し、そこで家族と暮らしていく決意をする。
田、土地があれば、食糧は何とかなる。自給自足という感じだった。
一億の出稼ぎ農民が翻弄されている中国の未来は?
政策に驚きつつ、初めて知った中国の農民と都市民の差にも驚いた。
変わった国だとは想っていたが~ここまでか~
日本での爆買いはもう終わった。
当時、ここへも書いたこと。
爆買いしている中国人は、共産党員、幹部、その関係企業など、
ごくごく一部のお金持ちだけ、ほとんどの中国人は、
普通以下、日本より、何十年も遅れた国と改めて感じた番組だった。
近い国、だが、中国に生まれなくてよかった。
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