めるつばうのおもうこと

めるつはミーム機械としてばうを目指します。

曼陀羅

2005-12-21 14:24:35 | めるつばうのおもうこと
曼陀羅の本を何冊か読んでいる。
曼陀羅というと密教系のものが有名だが、
ずいぶんと以前、砂で描かれたものを見たことがある。
たしかチベットの僧侶達が作った物で、作り終えると
壊してしまう。
そして、この曼陀羅というもの。円が重要なファクターになる。
円。最多の多面体。それに内接する円。その繋がり。数学的な
基礎があればもっと面白いことが解るのではないだろうか。
円には指向性がない。総てを向いているわけだ。

見ていると、アンコールの寺院を思い浮かべた。
バイヨンなども、これは曼陀羅なのだろう。
中心塔の周辺に観世音が取り囲みその周りにまた
アプサラのレリーフが幾重にも重なっている。

アンコール・ワットの中央須弥壇(と呼んでいいのか?)は
とても急登で、登るにやすし、下るに難し。というかちょっと人間工学
無視しまくり状態。
ぐるぐる回廊をまわれば、すこしは精神修養になるのだろうか。
しかし、ヒンズーと上座部が混じっているはずなので、どうも
仏教らしくはない。

もうちょっと曼陀羅は勉強しないと。


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