吉川洋一郎。ヤプーズなどでは知っていて、また山海塾でも知って
いる。あ、順番は逆だ。大駱駝艦を始めてみたのはずいぶんと前。
このあたりの繋がりをきちんと理解していないのはわたしのいいか
げんさ。
この本は山海塾の初海外公演の裏方から見た記録と言うかんじ。
吉川の目で見ているため、天児のイメージが伝わってこないけれど
それはそれ。当時のツアーの様子やメンバーの感じ、なによりも
無鉄砲ともいえるツアー敢行の様子などが面白い。
山海塾としての舞踏を前面に押し出したイメージではなく、ある意味
ではいきあたりばったり、よくもまあやったものだとおもう。
しかし、ヨーロッパの懐の深さは面白い。面白いと思えば前知識無
くても受け入れていく様子や、ごはんや宿にこまっていると助けて
くれる感じなどはわたし自身もすこし感じてはいた。
また、裏方が見た"山海塾”というイメージ、舞台と言うものなどの
表現がとても面白い。そう、ふつーの感じなのだ。
”踊りを見て感じてくれ”でも難解な”言葉”でもなく本当に日常の
表現として語られているのがとても新鮮。
このツアー後凱旋帰国し有名になっていくけれど、偶然のような
必然のような不思議に思う。文面からは成功したいという必死の
形相は浮かんでこないからだけれど。
タイトルの「オピネル」はフランスのナイフでわたしもフランス土産
として友人から一本いただいてある。まだ使った事は無い。
いる。あ、順番は逆だ。大駱駝艦を始めてみたのはずいぶんと前。
このあたりの繋がりをきちんと理解していないのはわたしのいいか
げんさ。
この本は山海塾の初海外公演の裏方から見た記録と言うかんじ。
吉川の目で見ているため、天児のイメージが伝わってこないけれど
それはそれ。当時のツアーの様子やメンバーの感じ、なによりも
無鉄砲ともいえるツアー敢行の様子などが面白い。
山海塾としての舞踏を前面に押し出したイメージではなく、ある意味
ではいきあたりばったり、よくもまあやったものだとおもう。
しかし、ヨーロッパの懐の深さは面白い。面白いと思えば前知識無
くても受け入れていく様子や、ごはんや宿にこまっていると助けて
くれる感じなどはわたし自身もすこし感じてはいた。
また、裏方が見た"山海塾”というイメージ、舞台と言うものなどの
表現がとても面白い。そう、ふつーの感じなのだ。
”踊りを見て感じてくれ”でも難解な”言葉”でもなく本当に日常の
表現として語られているのがとても新鮮。
このツアー後凱旋帰国し有名になっていくけれど、偶然のような
必然のような不思議に思う。文面からは成功したいという必死の
形相は浮かんでこないからだけれど。
タイトルの「オピネル」はフランスのナイフでわたしもフランス土産
として友人から一本いただいてある。まだ使った事は無い。