散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

横浜散歩・春ノ木神社

2010年01月17日 | ☆横浜じゃん

メタ坊らしく、いつもいつも、いかんな!と思いながら、運動系のことはあとまわし。
そのおかげで、ちっとも減量とは縁がなく、胴回りは立派になるばかりだ。
まして、この寒風吹きすさぶ中、出かけようものなら、遭難してしまう・・・なんて、勝手に解釈して、指先の運動、つまりブログ書きや新聞の切り抜きなどして1日が終わり、風呂に入る際、腹をなでながら、後悔したりしている。
で、ちょっと気晴らしに「春ノ木神社」へ行ってきた。
場所は、旭区東希望が丘にあり、東希望が丘小学校と希望が丘中学校の間の坂道を登った丘の頂にある。
標高92mに位置し、横浜で一番高いところにある神社であることと、地名の希望が丘にあやかるべく、横浜FCが必勝祈願に来ることでも有名だ。
町名は「東・中・南+希望が丘」で、相鉄線の駅名は「希望ケ丘」だ。
昔は、御厨郷榛ケ谷(半谷・はんがや)庄といっていた辺りで、帷子川の二俣に分かれる場所を基点に一帯をそう呼んでいたらしい。
保土ケ谷(ほどがや)の名の由来は「はんがや」が「ほどがや」変化したものだという説がある。
この場合の「が」の発音は、鼻にかかる「が」である。
春ノ木は「榛」の字をバラしたものだと何かで読んだ。
榛(ハンノキ)は、日本のどこにでも見られる木で、そのことから雑木林を意味する漢字でもある。
江戸時代は神仏混交だったから、小学校の下にある長楽寺持ちだったのではと推測され、山号は三経(さんけい)山という浄土宗のお寺。
二俣川にある三佛寺の末寺で転派寺院という格付けがされている。
地域の伝承や「三経、密経、密教、三ツ境」というキーワードで、探るだけでも面白いネタが湧き出てくるが、きりがない。
ちなみに、

東北・関東地方の各所にある谷戸は、丘陵が長い年月で削られ、山から伸びる尾根と尾根とに囲まれた谷状になった場所をいう。
東北では「谷地(やち)」、関東では「谷津(やつ)」や「谷戸(やと)」と使うことが多いが、文献・地図等では「谷・ヶ谷・ヵ谷・が谷」と書かれて「がや」と呼ぶところも多いのは、検地を受ける田や畑がそのような場所だったので文献に多く残ったからだ。
おかげで、現在も生き残っている地名もあるし、榛ケ谷のようにわからなくなってしまった地名もあって、かろうじて春ノ木として残っているのは幸いだった。
とにかく、昔は見晴らしはよかったんだろうが、今は住宅に囲まれてしまい、屋根の間から富士山が見えるだけだ。


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