うっかりキーボードをたたくと、思いもよらない文字が出てくるときがあります。
今朝、ニュースで「6月4日という文字が表示できない」現象が、中国のネットではあたりまえになっているとか言っていました。
どういうことなんだろうと、入力してみると、ウィキが先頭で登場し、その中の年表に、
「1989年 - 天安門事件。民主化要求運動で数百万の市民が集結していた北京の天安門広場に軍が戦車・装甲車で出動し武力鎮圧。中国政府は当事件を意味する語をネット検閲対象としているため、6月4日が検索不能になった事例や、6月4日を意味する「5月35日」「5月31日+4日」などの隠語を生んだ。」
と記述がありました。
メタ坊世代だと、6月4日は「虫歯の日」と覚えていて、小学生の頃、歯科検診があり、健診票を渡されるたびに歯医者に行って痛い思いをするのが常でした。
グーグルマップで「天安門事件」で検索して出た地図が、見出し画像です。
あのラストエンペラーに出てきた清王朝皇帝の住む紫禁城の正面の門の一つで、周辺を眺めていると「中山公園(丸印)」という公園がありました。
「中山」とはいえ、JR横浜線の駅ではなく、中国の「国父」と呼ばれる「孫文」の号が「中山」といいます。
中山公園について面白い小論文(ここをクリック!)を見つけました。
なんと、中国国内に中山公園が267か所あったものが現在は87か所になったというのです。
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話が逸れました。
この画像をご存じの方は多いと思います。
鎮圧のために出動した戦車(TANK)の前に1人立ちはだかり、いっとき戦車の進むのを止めたために「TANK MAN」と呼ばれます。
結局は、取り押さえられることになるのですが、多くの犠牲を出して、民主化要求は抹殺されてしまいました。
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ここからは、閲覧に絶えない映像や画像にリンクしますので、ご注意ください。
イタリアのトリノを拠点とする新興宗教研究センターのニュース(ここをクリック!)や、
事件から30年を経過して、やっと公になった写真や画像が、「天安門事件」と検索するだけで、さまざまに出てきます。
BBCニュース(ここをクリック!)では、TANK MANの映像を、道行く中国人のだれもが「知らない」と答えています。
ちなみに、グーグルマップのストリートビューでいろいろな国を見てみると、中国は見ることができない国のひとつです。
知られてはまずいことがいっぱいあるんでしょうね。台湾と香港では見ることができるのに・・・。
だから、香港を目の敵にしているんでしょうか?
(2020.06.20レイアウト修正)
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