散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

そばの花ふれあい祭り

2018年10月23日 | ☆横浜じゃん

毎年この時期になると、瀬谷区竹村町の畑で「そばの花」が咲き乱れます。

今回、「大和・深見の史跡と下鶴間探訪」というテーマで、
ゴールが「そばの花ふれあい祭り」会場というウォーキングに参加しました。


本末転倒かもしれませんが、ウォーキング・ゴールの「お祭り」の話から始めましょう。
人づてに聞いたのですが、
瀬谷区にある「神奈川農産工業株式会社(ここをクリック)」は、
そばの製粉にかけては有数の会社です。
あるとき、神奈川県麺業青年会の若い人たちが、
「そばを打って商いをしているからには、そばの種まきから脱穀まで体験しよう」と、
そば粉を仕入れている農産工業に話を持ちかけたのが発端のようです。
それならばと、社主が畑を算段し、みごとに白いそばの花が一面に咲いたので、
地元向けに「そばの花を愛でる会」を開催し、そばを打って提供したのが始まりとか。

例年、水曜と木曜日が神奈川県麺類生活衛生同業組合主催(今年は10月10・11日)で、
続く土曜日が神奈川農産工業株式会社主催(今年は10月13日)で実施されています。

まず会場(見出し写真)に入ると、受付テントで受付を済ませます。
すると、そばの種と実食用のぶっかけ新そば(1杯400円)を購入するための整理券がもらえます。


整理券は、1人1枚ではなく、購入する順番の整理券なので、グループ1枚でOKです。


1枚の整理券で何杯も頼む人も出てくるため、
場合によっては、行列も待ち時間も長くなり、
順番の声がかかるのを会場内でのんびり待つことになります。
お土産用の打ちたて生そばや、まんじゅう、おしるこ、かりんとう、乾麺、茶、粉など、
そば関連商品を見たり、買ったりして時間をつぶします。




白いソバ畑の一部には、ルビー種と呼ばれる赤い花も咲いています。


奥まで行くと、竹筒に入れたそばの花のプレゼントが用意されています。


やっと順番が回ってきたようです。そば茶のサービスもいただいて・・・


じゃじゃ~~ん。ぶっかけ新そばの登場です。
温かいそばではなく、冷たいそばでした。温かいと、すぐのびてしまうからだそうです。


江戸時代、「江戸病(えどやまい)」と呼んで恐れられた病気がありました。
ビタミン摂取不足による「脚気」です。
原因は、それまで玄米や雑穀を食べていた主食が変化し、
江戸市中で特に、精米した白米を食べるようになったのが原因でした。
落語の話に「時そば」というのがありますが、
身近な麺類としての食べ物としてよりも、江戸病に効く薬食いという認識が強かったようです。

アレルギーがなければ、
ミネラル豊富な日本そばを一定間隔で食べたいものですね。


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