えっ!来てないの?
誘ったヤツが来ないとは、どんだけ~~~って、訳で、同窓会は始まっていた。
個人情報保護法のおかげで、名簿づくりが容易ではなくなったため、
普段、連絡をとりあう者繋がりで、日時と会場を伝達した結果だ。
私のように、手紙ベタ、電話での会話も好きではなく、
もちろん、携帯電話は、カミさんから持たされているだけの人間にとって、
連絡網は苦手。
25歳で結婚して、横須賀から横浜へ住み替えたために、
なおさら、地元住まいのジモティーとの繋がりは薄い。
日にちと、会場の横須賀セントラルホテルは間違いなかったが、
6時30分はじまりと勘違いして、30分遅刻した。
幹事の話では、卒業生名簿で案内を出したうちの3分の2が、あて先不明で帰ってきたという。
以来、郵送ではなく、クチコミにしたというのだから、郵政民営化と個人情報保護法は、郵便事業の崩壊をねらってできているのを実感する。
その意味では、郵便とクロネコとの際立った違いがある。
そのことについては、ここで語るのは避けよう。
さて、見回せば、みなそれなりに年を積み重ね、覚えているようで誰だかわからない。
そんな空気が漂っている。
すると舞台に、ウクレレを持ったスーパーマリオ似の親父が立って、歌をうたっている。
年齢の割には巧い。
それもそのはず、シンガーソングライターになったという網倉一也(見出し写真)だった。
デビュー曲は「Good-bye 横須賀」・・・聴いたことのある人も多いはず。
郷ひろみや田原俊彦の曲などにも彼の作品がある。
私も、吉田拓郎、かぐや姫世代だから、フォークギターを弾けるけれど、当時の彼はやはり違っていたことを記憶している。
彼曰く、デビューして間もなく人前で歌うのをやめ、作詞作曲に専念してきたが、最近、また歌い出したのだそうだ。
10月1日に大森でライブをする。
すると「うちのタレント“えいみい”をよろしく」と、
文庫本の栞の形をしたものを配っている人がいる。
芸能事務所を経営しているのだとか。
そういえば、MCをしている人は、テレビ局に勤めていて、息子さんはテレビアナだと紹介されていた・・・。
それに、有名ホテルの支配人もいた。
36年の時が、いろんな人生を歩んでいる。
「逗子高74年卒」
小学校・中学校は、面的にほとんどが地元住民、
大学は、点と点のつながり、
さすがに、高校は「青春まっただ中を疾走」していただけに、
広めのジモティーで、点の密度もやや濃い。
次回は、還暦。
それを合い言葉に、みな残りの人生を思い思いにどう彩っていくのだろう。
杉様から、テレno聞きましたので、
頃合いを見計らって、連絡します。
休みにでも、お電話いただければ会えますね。