散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

花菜ガーデン・その3

2021年10月14日 | ☆神奈川県(ハマ以外)

公共交通機関利用の場合、平塚市にある花菜ガーデンへは、最寄り駅がJR平塚駅で、北口からバスで20分、さらに平塚養護学校バス停から5分歩くと案内されています。
時刻表を見ると、土休日1時間に3本(平日だと6本程度)秦野駅行があります。
瀬谷からだと、小田急線で秦野駅に出て、平塚駅行のバスを25分乗って行くのがベストルートのようです。
花菜ガーデンには、こんなに広い芝生のセンターフィールドと屋外ステージがあります。
遠足で行くには絶好の施設ですね。

この広場の背景に三日月形に小山が築かれていて、みはらしデッキや富士山ベンチ(見出し写真)から、富士山が望めます。

キッズビレッジと呼ばれるところには、今年夏、ユニバーサル遊具が設置されました。

花菜ガーデンのエントランスにあたる研究棟ゾーンには、県内の農業・園芸を知るための体験コーナーや図書室などがあります。


その一角にはギャラリーや有料の貸出スペースなどがあり、植物にまつわる展示販売なども行われていました。

花菜ガーデンのシンボルは、チェコの園芸家:カレル・チャペックの普及活動・精神を理想として、今もチェコに現存するチャペックの家を模した建物と庭がつくられています。

フリースペースの館内には、チャペックの事績が展示されています。

チャペックは、1938年12月25日に48歳という若さで亡くなりました。
激化するナチス・ドイツの弾圧で心身が蝕まれていたともいわれ、嵐の中、庭の手入れをしたことによる風邪をこじらせ、肺炎が死因となりました。
このころ、1918年に始まったスペイン風邪(インフルエンザ)が再び猛威をふるい、超過死亡者(平年の死亡者数よりも多い数)が出ていたことを考えると、チャペックもインフルの犠牲になったのかもしれません。
奇しくもこの1938年に、日本では「国民健康保険法」が制定されました。
ちなみに、花菜ガーデンの敷地面積は約9.2ha(92,000平方m)です。

上瀬谷通信施設跡地の土地利用計画では、観光ゾーンに 125ha、公園ゾーンに 50haを割り当てています。
公園ゾーンだけでも花菜ガーデンの 10倍強の広さです。
IRが中止となった山下ふ頭や、上瀬谷・観光ゾーンのテーマパーク見直しも考え合わせると、規模の大きさが大きいだけにどんな計画になるのか心配ですね。
意見を出した人が生きているうちに完成するのかどうかもありますし・・・。


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