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NHK大河ドラマ「天地人」の中で、直江兼続の主・上杉景勝を北斗星、その小姓たち七人を北斗七星の七つ星に例えている。が、それは後日、新潟へ旅したときの話題として残しておくことにして、道を歩いていたら、ふいっと手にテントウ虫がとまった。ナナホシテントウと呼ばれる赤地に黒い星が七つあるテントウ虫だ。これを紅型とし、黒字に赤星があるものをナミテントウと呼んで黒型と分類すると、地球温暖化に伴い、黒型が増え、紅型が少なくなってきたと新聞に書いてあった。色の違いは、人にも白、黄、黒などの肌の違いがあるのと同様、種としては同じで、単に色違いなだけなので交雑するのだというから、なぜ黒型が増えているのか研究中らしい。テントウ虫は肉食性でアリマキ(アブラムシ)やカイガラムシなどを捕食するため、園芸家にとっては益虫とされる。しかし、黒型は太陽熱を吸収しやすいので、日差しの強い夏に冬眠ではなく夏眠してしまう。するとアリマキに狙われた園芸作物に被害が出やすくなるか、農薬に頼らざるを得なくなる。ミツバチの減少といい、この先どうなってしまうんだろう。
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