物議を醸した「あいちトリエンナーレ2019」が閉幕しました。
物好きとはいえ、さすがに名古屋まで出かける訳にはいきませんでした。
ラグビーワールドカップの観戦にしてもそうですが、
年をとったせいか、昔に比べるとずいぶん出不精になったようです。
ところで「表現の不自由」なのですが、戦時中ほどではないにしろ、
多かれ少なかれ「表現」の良し悪しを決めつけられて、
やむをえず「表現」できなかったものや、しなかったものが、
メタ坊の仕事の中にもありました。
その中でも身の危険を感じたのは、
どんぶり飯の上に鸚鵡(おうむ)のミニチュアをのせて撮った写真に、
「ハルマゲ丼」と題名を付けて表現したときでした。
弁護士一家、松本、地下鉄と事件が発生する前の時期でしたから、
さまざまな抗議を受けながらも、特異な異常さを感じたものです。
で、今回、こんな読み物(小冊子)がありました。
一見、表紙を見ただけでは何のパンフなのかわかりません。
「語る かたる トーク」と題名があるものの、実に達筆というか芸術的です。
国連NGO横浜国際人権センター(ここをクリック!)が発行しているもので、
ときどき興味深い話が載っているので、毎月手に取って読むようにしています。
今回、横浜市が進めている「カジノ誘致」の話がありました。
いつもこの小冊子を市の施設で手に入れているので、
横浜市(スポンサー)から補助金なり、購読料なりをもらっていると思われるのですが、
あえてこの記事を掲載しているのは「表現の自由・人権」が守られている証左としてみることができます。
税収を確保するための「カジノ誘致」って、理屈に合うとは思えません。
その昔、シム・シティーという都市開発ゲームにはまったことがあります。
確か、原発はあったけど、カジノはなかったなぁ・・・
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