といっても、WBA世界ライトフライ級元チャンピオン渡嘉敷勝男のことじゃなく、我が家の庭に出没するトカゲのこと。調べてみると、標準和名はニホンカナヘビという名のトカゲらしい。毎年、この梅雨期になると活動しはじめ、庭の岩の上などで見かけるようになる。お気に入りは、岩の上に置いた1枚のタイル。陽が差し始めた日中に、その上でただただじ~っとしている。もうかれこれ5年は毎年あらわれている。寿命は何年なんだろう?トカちゃんも顔見知っているのか近づいても逃げる気配が無く、手を伸ばすと手の届かない距離まで移動して様子を伺う仕草をする。これまではトカちゃん1匹きりかと思っていたら、どうも別の場所へ2匹デビューしている。3匹ともそれぞれお気に入りの場所でじ~っとしているので、よくよく見ると、体長、胴回り、そしてツラ構えが違う。テリトリーがあるのか、3メートルの距離を保ち、お気に入りの場所を線で結ぶと正三角形ができあがる。昆虫を補食するというので野放し状態にしているが、プランターに植えた花や野菜の害虫を駆除する気配はなく、庭のあちこちにゾワゾワしているダンゴムシも減る様子はない。
昨年の秋、球根類を越冬させるため、プランターを動かしたら、白いトカゲらしきものを2匹轢いてしまった。別の日には、同じ色格好のトカゲがカベにひっついていた。トカちゃんの子供かと思い、念のために調べたらニホンヤモリだった。住宅地の中の小さな庭の岩陰などで巣くっているかもしれない小さな爬虫類たち。虹色に似たツヤを持つ本家ニホントカゲを、ここ何年か姿を見ていないのは寂しい限りだ。
昨年の秋、球根類を越冬させるため、プランターを動かしたら、白いトカゲらしきものを2匹轢いてしまった。別の日には、同じ色格好のトカゲがカベにひっついていた。トカちゃんの子供かと思い、念のために調べたらニホンヤモリだった。住宅地の中の小さな庭の岩陰などで巣くっているかもしれない小さな爬虫類たち。虹色に似たツヤを持つ本家ニホントカゲを、ここ何年か姿を見ていないのは寂しい限りだ。