と見出しに書けば、えらくデカイと思われがちだが、これを「オオイヌノフグリ」とすれば、この時期に野辺に咲く可憐な花を想像できる方はどれだけいるのだろうか?ウィキペディアを見ると、ヨーロッパ原産の帰化植物で、花の寿命は1日とある。その実が犬の陰嚢に似ているから名付けられたというが、もともと花がピンクの「イヌノフグリ」という花があり、そこへ外来のひとまわり大きいブルーの花を咲かせる植物があらわれたので「オオ」を冠したのではないかという。畑作や庭いじりをしていると、はびこって困る雑草があり、ドクダミ、スギナに次ぐやっかいものがオオイヌノフグリである。ドクダミは薬草に用いられ、スギナはツクシならば食用にできる。それに対してオオイヌノフグリは役に立たないので「イヌ」が付き、おまけに「フグリ」とセットになるという蔑称の代表的植物ともいえる。
徐々に春らしく気温も上がってきて、繁華街の空き地の一角にしぶとく花を咲かせていた。これからの季節、競い合うように花が咲く。花粉にはかなり悩まされるが、咲く花それぞれに風情があって温かい気持ちにさせてくれるから町歩きも楽しくなってくる。
徐々に春らしく気温も上がってきて、繁華街の空き地の一角にしぶとく花を咲かせていた。これからの季節、競い合うように花が咲く。花粉にはかなり悩まされるが、咲く花それぞれに風情があって温かい気持ちにさせてくれるから町歩きも楽しくなってくる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます