散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

通話表(フォネティックコード)

2014年10月11日 | ★メタ坊徒然草

http://www.geocities.jp/picaly1/

このブログともども、更新がとんとご無沙汰しているメタ坊のホームページは、どうすれば見ることができるのか?と聞かれることがあります。
その場合、大抵はグーグルでもヤフーでも、「散歩の閑人」で検索すると、横浜じゃん旅行社情報誌「散歩の閑人」トップページが最初に出てくるので、それをクリックしてくださいと答えています。
しかし、しばらくして、開けなかったよ!と困惑とも苦情ともいえる返事が返ってくるのですが、よく確かめると「散歩の”暇”人」もしくは「さんぽのひまじん」と入力していることがあるので、「の」以外は漢字で、歩く「散歩」、「閑人」の「閑」は「有閑(ゆうかん)マダム」の「閑」ですと解説します。
それでも開けないという方は、「有閑」を「夕刊」と思い込んで入力していることが原因だったりします。
では、ブログの検索の仕方は?と聞かれた場合には、「メタ坊」ではダメですが、「メタ坊っちゃま」か「メタ坊ちゃま」ならトップに出てくるはずですと答えます。
しかし、このケースも、「メタ」はカタカナ、漢字で坊主の「坊」、次にひらがなで小さい「っ」に続けて、ひらがなで「ちゃま」と綴り方を教えなければなりません。

よく仕事では、URLやEメールのスペルを教えてくださいと聞かれて、http://(エイチティーティーピー、コロン、スラッシュスラッシュ)・・・とか、metaboy@(エムイーティーエービーオーワイ、アットマーク)・・・と伝えますが、発音が悪いのか、聞き取れないのか、スペル違いで誤送信などというケースに遭遇することもあります。
コールセンターのオペレーターさんや、旅行社の人と電話でやりとりするときに、ホテルのH、東京のT・・・などとスペルを確認されることがありますが、この合言葉のようなものを通話表(フォネティックコード)というようです。

ちなみに、検索をかけてみると、ウィキペディアに解説が出ています。
航空通信では、チャーリーのCとか、マイクのMとか主に名前が多く含まれているようで、日本人にはちょっと馴染みにくいのですが、キリスト教圏では、生まれた子どもに聖人に由来する名づけが多く使われるので、日本で「太郎のた」「鈴木のす」みたいなものと考えると合点がいきます。
旅行社では、主に地名を使うことが多いようで、チャイナのC、メキシコのM・・・となります。
そういえば、警察の取り締まりなどでナンバー照会をするときに、上野のう、大和のや、などとやっていますが、これは無線局運用規則に定められていて、電報電文などを通話でやりとりするのに定めたことが起源なのでは?と思います。

朝日のあ 鶴亀のつ 紅葉のも
イロハのい 手紙のて 大和のや
上野のう 東京のと 弓矢のゆ
英語のえ 名古屋のな 吉野のよ
大阪のお 日本のに ラジオのら
為替のか 沼津のぬ 林檎のり
切手のき 鼠のね 留守居のる
倶楽部のく 野原のの 蓮華のれ
景色のけ 葉書のは 羅馬のろ
子供のこ 飛行機のひ 蕨のわ
桜のさ 富士山のふ 尾張のを
新聞のし 平和のへ お終いのん
雀のす 保険のほ 濁点
世界のせ 燐寸のま 半濁点
算盤のそ 三笠のみ    
タバコのた 無線のむ    
ちどりのち 明治のめ    

このうち、今の若者に意味のわかる単語は、どれほどなんでしょう?
それから、合調語というものがあって、これはモールス信号の「・」(ト)「-」(ツー)を語呂合わせで覚えるために作り出されたもので、調べてみるとほとんど暗号のようです。
ある意味、伝える人と伝えられる人の間でわかればよいのであれば、何も決まりきった通話表とか合調表に従う必要がない訳だから、加齢臭のか、おっさんのお、助平のす・・・など、自分独自の表を作って覚えて使ってみるのも楽しい気がします。


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