散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

観天望気

2021年08月18日 | ★メタ坊徒然草

雨は西からやって来ます。
子どものころ、そう教えられていたので、外で遊んでいても西の空を見るようにしていました。
ただ、夏だけは見上げるような真っ白い入道雲がモコモコっと立ち上がる青空の下、夢中で遊んでいると、サァ~~~ッと涼しい風が吹いたと思ったら、急に薄暗くなって、ザザ~~~ッと雨が降ってくるのも、また体感で身についていました。
こう何日も雨が降り続く夏は珍しく、米不足でタイ米を輸入したときの夏を思い出します。
メタ坊にとっては経験したことのある天候で、現役世代にしてみると経験したことのない天候となるのかもしれません。
大雨が降ったとき、身の回りで、本来、雨水が流れているべきところが、流れずに溜まっているようなことがあれば、土砂崩れ、洪水、よくても床下浸水などの災害が起こる予兆として見た方がよく、ガケなどの層でいつも清水がにじみ出しているあたりに泥水が混じれば、その場所から離れることも、畑仕事で教わりました。
また、雨が止んだからといっても近づいてはならず、うっかり草をつかんで引いただけでも崩れてくるので、もとの清水の出方に戻るまでは気が抜けませんでした。
また、急に天候が変わり、黒い雲が頭上を覆い始めることがあれば、落雷の恐れがあるので、クワやスコップ、ヤカン、一輪車など金属性の道具類はその場に置いて、家へ逃げ帰ったものです。
今は、衛星や雨雲レーダーなどで、雲の位置、雨予測などを知ることができるので、先人の知恵も必要なくなりました。
でも、気になるのは、情報があふれている中で、どれが正しくて的確なのか判断するのかむずかしくなったことではないでしょうか。

関東では、久しぶりの晴れ間ですが、雨雲レーダーと西の空は「要チェック」です。
海上保安庁のホームページに「相模湾の観天望気(ここをクリック!)」について解説がありましたのでご覧ください。


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