みなとみらい線の開業で、終点・元町中華街駅ができた。
それでも、工事が続いているので、てっきり本牧方面へ延伸する工事でもしているのかと思っていたら、大深度地下駅なのに加えて、山手の尾根に続く斜面を利用して、4階建ての駅ビルを建てていた。
そのビルの屋上に庭園が造られ、アメリカ山公園と名付けられた。
幕末の横浜開港後、居留地・外国人用住宅地にあてられた山手に、アメリカ公使館用地として割り当てられていた場所で、第2次大戦後、米軍の接収地になったといういわれを持つ。
元町口の改札を出ると、エスカレーターとエレベーターのいずれかに乗って屋上へ行くことができる。
これまで、山下公園方面から山手へ登るとしたら、フランス山の急な階段を使うか、谷戸坂を行くか、ウチキパンの前を通って外国人墓地沿いの道をたどるしかなかった。
まだまだ、知る人ぞ知る山手への新ルートだけれど、実に楽ちん。
さて、屋上の景観は、こんな感じ。
はるか向こうにベイブリッジが見える。右手の木々はフランス山。
遮音壁があるのは、ベイブリッジへ続く首都高速道路の高架だ。
山下地区へ目を移すと、灰色のマリンタワーがビルの間から見える。
構えたカメラに向かってポーズをとる人がいる。
へ~っ、ここなんだ?
いつも見慣れていると、気がつかないけれど、よそから来た人には、絵になる横浜がわかるらしい。
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