まさか5月に気温30度を超える真夏日がやってこようとは、
だれも想像しなかったのではないでしょうか?
とにかく暑かった日中、外へ出かけるはめになったのですが、
横浜公園の仮設花壇のゆりは、かなりの芳香を漂わせています。
横浜とゆりの関係について解説看板がありました。
横浜開港で輸出されたものといえば、
生糸が有名ですが、やまゆりの根もかなりのシェアを誇ります。
生糸は、ヨーロッパから中国にかけて蚕の伝染病が流行ったことによる、
代替え的に日本の生糸へ需要が高まります。
日本人にとって、やまゆりは食用の百合根として栽培されていました。
それを、花卉植物として花としてのゆりに貿易商が目を付けました。
ガーデンベアもこの暑さでは、頭の花飾りが実に熱そうです。
公園内のところどころに飾られている植栽は、
もう息も絶え絶えといった感じです。
そうして、花びらの落ちたゆりを見ていると、
仮設花壇のゆりは、こまめに植え替えられていることがわかります。
日本大通りのバラの加減はどうでしょう?
やはり、この暑さで花が乾燥したようにうなだれています。
それにしても、路上駐車の車両が多く、
普段なら、横切ることが容易な日本大通りも、よく見て横断しなくてはなりません。
県庁前の政令指定都市の花壇も、
よく植え替えられて、まめに管理をしているようです。
下写真は、大阪市の花壇。ほとんど夏の陣といった風情です。
横浜税関は、独特のドームの塔と、ヤシの感じが、南洋を思わせます。
ここだけは、夏の到来が似合う建築だなぁとつくづく感じます。
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