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「旧小机領三十三所観音霊場巡り」にチャレンジするのも、5月6日がタイムリミット。だというのに、山手のヨコハマインターナショナルスクールで「フードフェアしているよ」とアドバイスを受けたものだから、ついつい出かけてしまった。横浜駅を降りたときに「ずいぶん人が多いな」と感じたくらいだから、その先をちゃんと計算するべきだった。スクールだけは見てみたいと、今度は妻と高校2年の息子がついてきた。私は午後の霊場巡りを考慮して、市営地下鉄・バス1日乗車券、妻たちは、ぶらりチケットを購入した。横浜駅東口のターミナルでバスを待ったがなかなか来ない。乗客の待つ列も長くなっていく。本牧車庫行のバスが来て、乗る人があまりないので気に留めずに乗る。桜木町で降り、バスの乗換を試みると、赤いくつバス待ちは長蛇の列。大型バス2台乗せてもまだ余るほどの人、人、人。磯子駅行が来たので、ギュウギュウ押されながらも、とりあえず山下ふ頭前で下車。フランス山からイギリス山を通り、港の見える丘公園前にスクールがある。敷地が狭いことは前々から知っていたが、ものすごい人手でごったがえしていた。フードフェアだから食べなきゃ!と、ひとまわり。家庭料理というかファーストフードとわりきっても、とにかくアバウト。米軍基地開放よりも雑多なのだ。値段もさることながら寄付と思えばやむをえまい。さすが、イギリスコーナーだけは、自家製ケーキながらもコーヒーとセットでホッと一息ついた。外国人墓地の苑内開放を見学し、元町へ降りて愕然!道路が渋滞してまったく動いていない。バス道(コンテナ街道)も満車である。待ってもバスの姿は見えない。バス停の張り紙には「ゴールデンウィーク期間中は渋滞などでバスが遅延する」とある。やむなくMM線で横浜へ。妻たちと同様に、今日の観光客が持っている「ぶらりチケット」は、はずれ馬券と同じ価値しかない。市営バスが赤字だからといって、こんな商売ありなのかな?無駄な路線だと決めつけて廃止した大黒ふ頭線があれば、パーク&ライド方式で交通誘導して関内・みなとみらい地区内の一般車進入を緩和できたはずだ。山手を走る11系統を神奈中に譲渡したこととあわせても、目先だけの施策にきゅうきゅうとして、横浜のイメージダウンに貢献しているとしか思えない。八百屋や魚屋、百貨店までもが、売れないことを理由に扱い商品を減らし、商品を並べるのをやめていったら、その店が半永久的に黒字になるというのなら、その理屈を教えてもらいたいものだ。
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