公園名はだれが付けているんでしょう?
我が家の近くにある児童公園は、ほとんど町名に第一、第二と、
数字が付いた公園名が多いようにみえます。
ある一定規模以上になると、瀬谷貉窪公園や長屋門公園といった、
旧字名や特徴のある施設名称を付けるようです。
ウォーキングをしていて気づいたのですが、公園に愛称表示のあるところがあります。
災害時のいっとき避難場所になっているので、
数字よりも愛称の方がわかりやすいという理由だそうです。
くもの巣公園の「くもの巣」は、木々が多いことは確かなのですが、
蜘蛛がやたらと巣を張っているという訳ではなくて、
ロープを複雑に張ったアスレチック遊具があったので、
そこで遊ぶ子供たちが「くもの巣」に見たてて呼んだことによります。
今はその遊具も撤去されてしまい、名の由来がわからなくなってしまいました。
では「松林公園」の愛称の由来はなんでしょう?
ずばり、そのまんま松林が残っている公園だからです。
別のところで聞いた話なのですが、
松は木材として利用されるよりも、
松脂や松葉、松笠など、燃料として使われることが多かったようです。
戦時中に航空燃料として松根油をとるために伐採されてしまい、
ほとんど松林は姿を消してしまったというのですから、この存在は貴重です。
愛称の由来がわからなくならないよう、枯れないで!と願っています。
この8月18日(土)には、この松林公園で「サマーフェスタ」というお祭りが開かれます。
少し北に行くと「瀬谷第二公園」があります。
町名は「南台」なのですが、旧町名が「瀬谷町」だったので、その名が付いたのでしょう。
子どもたちは「ロケット公園」と呼んでいますが、
自治会が別なので愛称は付けられていません。
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