散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

横浜散歩・みなとぶらりチケット

2008年04月07日 | ☆横浜じゃん
いつもブログばかりでは申し訳ないと、一念発起。久しぶりに横浜ベイエリアを回ってみようと出かけてみた。今回は、横浜駅東口のバスターミナルで「みなとぶらりチケット500円」を買い、これを有効活用して効率的にまわってみることにしたのだが、思いがけない落とし穴が待っていた。
やはりここは山手の一番奥まで行って、ポイントごとに戻ってこようと計画を立てた。チケットとともに渡された略図付のパンフを見ると、一番奥は、109系統の横浜ベイブリッジスカイウォークか、11系統のイタリア山庭園前だ。いずれにしても、桜木町駅からの始発となるので、とにかくA階段を昇り、丁度滑り込んできた本牧車庫行きのバスに乗り込んだ。11系統に乗り継ぐことにして、パンフを眺めていると、馬車道駅前停留所は共通らしい。待ち合わせ時間もあるに違いないと桜木町駅を通り過ぎ、馬車道で降りた。朝も早くから来ていたので、日本郵船歴史博物館へ行ってみると開館は10時だという。やむをえずバス停へ戻り、やっと来た11系統のバスに乗り、チケットを見せた。すると「そのチケットでこのバスには乗れません」と断られた。「えっ?なんで?」と思う間もなく、バスは轟音をたてて行ってしまった。別に何かの間違いだろうと思って深く考えもせず、次のバスまで時間が空いてしまったから、税関の資料室なら役所だけにやっているに違いないと考え、クイーンの塔で親しまれている横浜税関まで歩いてみた。が、ここも10時開館だった。それならばと昇ったのは神奈川県庁本庁舎。屋上から眺める港の景色が素晴らしい。眼下では東西上屋の取り壊しと象の鼻地区の整備が進められていた。大桟橋を見ると客船にっぽん丸が停泊していた。客船の寄港数が増えたからといって、そうそうお目にかかれるわけもないから、早速大桟橋へ向かった。そうこうするうちに10時を遙かにまわる。計画が狂い始めたので、ちょっとやけくそ気味になって、開港資料館へ入る。今やっている「ハマの謎解き展」で古い横浜の地図をしばらく眺めているうち正午を過ぎてしまった。お腹もすいたし、でも中華街は遠いしで、情報文化センター(日本新聞博物館)2階のカフェドゥラプレスでランチする。しかしここでも肩すかし、看板ではクエのグリルのはずが、品切れで鶏の赤ワイン煮になってしまった。県庁前のバス停で待つこと20分。11系統のバスがやってきた。乗る前にチケットを見せると「それはダメダメ」というと同時にドアが無情に閉まった。何かが変だ。次に来たバスに乗り、山下町タワー入口で降りる。ここまではみな共通路線だからだ。橋を歩いて渡り、元町入口バス停まで行く。そこでポールの案内板を見てみると、2路線表示(写真参照)されていた。1つは山手駅行、1つは保土ケ谷駅東口行。赤いバスが間もなく来た。山手駅行だったが少しでも先を急ごうと乗る。ひと停留所先の港の見える丘公園前で降りる。その際、運転手さんに「このチケットでイタリア山庭園まで行こうと思うんですけど」と聞いてみた。すると「11系統は神奈中バスになったから無理。そのチケットで乗れるのはここまで」という。絶句!パンフに騙された。家に帰ってインターネットで確かめると、神奈中バスの路線に移管したのは去年のこと。いくら赤字経営の市営バスだからといって、去年の廃止路線を印刷してあるパンフを修正もせずに配っているとはあきれた。それよりも横浜の観光名所を網羅したチケットである以上、路線を維持するか、神奈中に移管する条件として通用できるようにする配慮がとれなかったものだろうか?弱者切り捨ての中田市長のことだから、観光客も切り捨てにして平気に違いない。横浜がますます嫌いになってしまう。ホームページの更新に積極的でないのは、このせいだ!と思いたくないのだが・・・。ちなみに109系統も廃止されているらしい。怒るで!ホンマに。

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