
葬儀が終わってからというもの、ほとんど遺品整理に時間を費やしています。
片親が亡くなったときには、
もう一方の配偶者が「捨てるな!」というので、
遺品整理をまったくしないまま、
ある意味「ごみ屋敷」予備軍の状態になります。
さすがに、日々出るごみは収集日に合わせて出しますが、
それは同居しているからで、一人暮らしなら、
ひょっとして、ごみ集積所までの道のりが億劫だからと、
家の中に山積みになっていったかもしれません。
戸別収集をしているところは、老人に優しいまちといえますね。
ということで、毎日こつこつと両親のしまい込んだ衣服やら食器やら、
それも昭和ヒトケタ生まれだったので、
捨てるのが「もったいない」と後生大事にしていたものが、ザックザク。
お宝なら楽しい作業なのでしょうが、ほとんど燃やすごみです。
せめて写真ぐらいはと思ったものの、
説明書きが一切ないので、いつ、どこで、だれ?となれば、
やはり、処分するしかありません。
見出し写真は、今では珍しくなった「たばこ屋さん」で、
緑色と黄色の公衆電話が写っています。
そして「1987.2.18」の日付のある写真(下)には、
見覚えのあるお相撲さんが写っていました。
日本相撲協会理事長の八角親方こと、北勝海関です。
さて、こんな書籍もありました。
1.家庭における実際的看護の秘訣(昭和23、左)と、2.昭和日本地図(昭和12、右)です。
1.は、今でいう「家庭の医学」のようなもので、
政府が補償政策を打ち出した「ハンセン病」を調べてみると・・・
というような記述がありました。
2.は、当時の日本の領土をあらわした地図です。
地図の赤く囲んだ部分を大きくしてみると、
竹島が印刷されていました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます