散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

世界の中心で、愛をさけぶ

2018年06月24日 | ☆たまに娯楽

ここのところ、ずっと「GYAO!」に見入っています。
今週、6月の29日まで「世界の中心で、愛をさけぶ(ここをクリック)」の、
前半部分を無料配信しているからです。
綾瀬はるかさんと山田孝之さんが共演のTBSドラマで、
原作はベストセラーにもなりました。

これを見るたびに、高校の夏を思い出します。
メタ坊の通う高校には応援団がありませんでした。
同級生に野球部のメンバーが多く、
ある日「お前、声がデカいから応援してくれないか?」と誘われました。
生徒会にも関係していたので、
仲間と語らい、にわか応援団を作りました。

にわかづくりとはいえ、毎日毎日見よう見まねで練習です。
メンバーのほとんどは、寄せ集め。
ある日、チアに参加したいという後輩の女の子が現われました。
参加させてみたものの、体力的に無理があるようでした。
練習が1時間を超え始めると、立っているのがやっと。
退校のアナウンスがあるまで練習して、学校を出ると、
校門の前か、駅のホームに彼女が必ず待っていました。
1人で帰れる自信がないので、家まで送って欲しいというのです。

夏の高校野球大会と秋の体育祭までが、
にわか応援団の結成期間。
その間の出来事は、ここでは省略します。

体育祭が終わると学校から彼女の姿はいなくなりました。
家まで送る毎日に、少しずつわかったことなのですが、
彼女はネフローゼを患っていたために、
両親(医師も含め)から様々な制約があり、
高校に通った思い出として、チア参加したのでした。
入院による転校と知ったのは、彼女からの手紙でした。

スマホやEメールなどない当時のことです。
高校生の思いを伝えるのは、手紙でした。
彼女からもらった何通かの手紙を、
数年後に読み返してみると、
彼女は真剣にSOSを発信していたんだと気づきました。
未熟な高校生だったといい訳しても、後の祭り。
もし、彼女のSOSにすぐ気づいていたら、
世界の中心で、愛をさけんでいたかもしれません。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フレンチトーストをつくって... | トップ | 食べる薬! 知って得する薬膳... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいね (酔華)
2018-06-26 05:56:51
やっぱり高高時代の女の子との関係は、
ラブラブにしろ失恋にしろ、
胸がキュッとしてきますね。
今回の話は短編に仕上げてほしいな。
返信する
15~25歳 (メタ坊)
2018-06-27 20:41:27
とにかく多感な時期で、
1日を26時間は稼働していたと自負しています。
彼女がひ弱な割に積極的だったので、
応援団と生徒会=硬派
な態度をとり続けたのを、
あとで後悔しなかったといえば、嘘になります。
返信する

コメントを投稿

☆たまに娯楽」カテゴリの最新記事