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印象に残るチラシがあるとついコレクションしてしまいます。
チラシは「散らし」を語源とする日本語のようで、韓国歴史ドラマを見ていると、ときどき「チラシ」というセリフが出てきます。
いわゆる「落書(らくしょ)」=噂を広まるための貼り紙やビラを「チラシ」と劇中表現している訳ですが、調べてみるとどうも日本から朝鮮に伝わった外来語といわれています。
最近、これはイイ!と思ったチラシが見出し写真の「マダム・バタフライ」。
磯子区民文化センター・杉田劇場(ここをクリック!)の朗読歌劇のチラシです。
では、お気に入りの一部をご紹介します。
神奈川県立金沢文庫(ここをクリック!)、この弥勒菩薩様見惚れました。
放送ライブラリー(ここをクリック!)、おじゃる丸の扱いが大胆なデザインですね。
大佛次郎記念館(ここをクリック!)、「おいちゃんと呼ぶのだぞ!」ってフレーズだったかなぁ?メタ坊世代は、鞍馬天狗のアラカンこと嵐寛寿郎より、とんま天狗の大村崑ですね。それにしても「アラカン」をググると「還暦前後の年齢」のことと解説が出ます。
シオノギ製薬(ここをクリック!)、実に痛そうでしょ。合成なのか、本当に紙で文字を切り抜いて貼りつけたのか、ピリピリしますね。
川崎市市民ミュージアム(ここをクリック!)、のらくろは兵隊さんで2等兵から昇進していきますが、戦争中は漫画はよろしくないということで打ち切りになり、戦後長く連載され、人気のあった漫画だとは知りませんでした。
このチラシは、A3判二つ折りでできていて、のらくろの顔の輪郭が切り抜かれていて、中面ののらくろの顔と合わさっているアイデアが、ホッとします。
とにかく世の中には、ポスターや新聞広告など、その場限りのデザインが消費されています。
できれば再利用できるといいのにと思うのですが、制度上むずかしいんですよね。
メタ坊っちゃまに選ばれて光栄です♪
いつも「おっ!センスがいい」と感じたチラシがあると、周りの人に見てもらって感想を聞くことにしています。
この蝶々夫人は「いいね!」のポイントが高い作品でした。
今後も期待してます。
しかし、雑誌の表紙にはあっても、チラシのシリーズってなかなかないのが残念です。