散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

世紀の一瞬、金環日蝕

2012年05月21日 | ★デジカメタ坊写真帳

一生に一度といわれる日蝕をどこで見ようと考えた。
世界規模で考えれば、一生に何度も目撃することが可能だ。
しかし、私は海外に出ることが大の苦手。
日蝕の中心線は、我が家の近くを通っているものの、我が家の東の空は電線が邪魔だ。
そこで、日蝕の中心線を辿ってみた。

「羽衣の松」と地図に書き込まれている。
まさか天女が舞い降りてくるとは思えないが、ピピっときた。
静岡県静岡市清水区(旧清水市)の三保の松原で有名な海岸線だ。


早朝、駐車場には数台のバスが並び、ゾロゾロと人々が羽衣の松に向かって歩いていく。


広い海岸線は、多くの人が座ってもまだあまりがある。


空を見上げると、一面の曇り空(見出し写真)。
撮影に訪れた地元テレビ局のスタッフも困惑顔になった。
だからといってもあきらめる訳にはいかない。
自宅に残った息子に確かめると、横浜市瀬谷区は、曇りで、時折、小雨模様だという。
待つことしばし、雲が流れ、期待させるかのように陽射しが雲間からもれる。


光が差し込むたびに、光学フィルムを通して、デジカメ15倍で撮影をする。


天女の配慮なのか、真円となったときに雲が薄くなった。
まわりのみんなが「見えた!」と叫んで、思わず立ち上がる人まで出る始末だ。


雲の流れは早い。
次に見えたときには。リングが片寄りはじめたときだった。


それもつかの間、次々と雲が流れて、肉眼でも雲のスクリーン越しに、日蝕が見えたと思ったら、幾重にも重なる雲に覆われた。
ちなみに、フィルム撮影にこだわっているという方の超望遠の光学レンズには一部始終が見えたという。


海岸線からは、人が去り、やがて駐車場からもバスが次々と出発して、誰もいなくなった。


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