かき氷「やまて食堂」

あの、氷屋さんから仕入れた四角い塊の氷をかませて、ハンドルをまわすと、
シャッ、シャッ、シャッ、と軽やかな音をたてて、
みぞれ雪が、涼しそうなガラス器に降り積もっていく・・・。

そんな思いを抱きながら、蒸し暑い空気のこもった町を歩いていると、
こんな張り紙が目に入った。


鑑定ポイントは、「氷スイ」だ。
かき氷の定番＝イチゴ、メロン、レモンのほかに、スイがあるのは、
例えば、「黄色いタクアン」２，３切れ付いてなければカツ丼じゃないというのに等しい。
そして、店構えがグッとくるほど下町に溶け込んでいる。


そして、突入！
テーブル席とカウンター席を併せて、１５席ほどのこぢんまりした店内。
「かき氷を食べたいんですけど、シャッ、シャッ、シャッ、て、かくヤツですか？」
すると、
「電動だけど、氷屋さんから氷は仕入れているから」
と答えが返ってきた。


宇治金時（写真下）に、イチゴミルク（見出し写真）。


うひょ～～～～っ、この歯触りと口溶け感は、最高！
これぞ、伝統のかき氷だ。
冷蔵庫の氷をアイスクラッシャーで、ガラガラガラガラとグシャづかせたフラッペとは訳が違う。
美味い！

goo地図

開店は、午前１１時。
とんかつ定食７５０円、ハンバーグ定食８３０円、アジフライ定食７００円など、
主力商品は、定食類なので、昼時は来店を避けるか、食後のデザートにいかが？

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この夏は、本格かき氷を捜すことにしよう・・・いい店があったら教えてね。