ラーメン二郎のチャーシューに惨敗しつつも、五十路のメタ坊は肉食系男子?
中華チャンプの縄張りに潜入することは、蛇頭も許さないと思うので、禁断の園として近づくのをためらっていたけれど、その中華チャンプから、横浜中華街の楽しみ方をいろいろアドバイスを受けてしまうと、ついついデジカメを持ってうろつくことになる。
そして、ここ何日かは、ルーロウ飯とか、パイコー麺とか、ティラノサウルスになって肉を貪った。
それなら、もっと“肉”らしいものをという、お誘いがかかり、金陵に登った。
金陵は、もともと中華街大通りに店があったことを覚えている。
なぜ、覚えているかというと、叉焼はもちろん、アヒル、鶏、腸詰などがショーウィンドーにぶるさがり、その下のトレイには、ハチノス、豚足、豚の耳、舌、胃袋などが無造作にテンコモリになっていて、例の中華包丁で、ガタン、ゴツンと切り分けていたからだ。
いわゆる珍味として、中華らしさの象徴的存在でもあったけれど、多種多様な中華料理のバリエーションがグルメブームなどで紹介され、女性が気軽に訪れることができる場所として定着してくると、いつの間にか、スポットライトから遠ざかってしまった。
メニューは、ある意味わかりやすい。
ねぎチャーシュー丼740円、蒸し鶏丼、焼き鶏丼が750円、チャーシュー丼(見出し写真)、アヒル丼、皮付焼豚丼、もつ類丼が800円、豚バラ煮込みかけご飯1000円。
チャーハンとか、ソバとか、単品料理もあるが、ほとんどこれらのバリエーションを楽しむ丼を頼む人が多い。
ただ疑問は、ここをすすめた中華チャンプが、ネパールカレー740円を「美味い、美味い」といいながら食べている。
さて、バリエーションとは、2種類を組み合わせることで、お代はとにかく1000円。
皮付焼豚+チャーシュー丼
皮付焼豚+アヒル丼
焼き鶏+チャーシュー丼
で、早喰いのために、医者からゆっくり食べるように注意されている先生の箸の進みが妙に遅い。
ついには、皮付焼豚の肉の部分だけを食べ、アヒルの一切れを食べたきり、丼の中をいじっている。
先生は、草食系らしい。
肉好きなら、ぜひ一度はチャレンジしてみよう!ティラノサウルスかトリケラトプスか、原始のDNAが呼んでいる。
食事場所は、2階のみで、テーブルは3卓。1人用、2人用、6人用という配置も微妙だ。
(店内)
(外観)
日本大通りと富士山を被写体として、定点観測中です。
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