住所は飯ノ瀬戸(いのせど)郷697。昭和31年(1956)までは浜ノ浦村だった。しかし、旧浜ノ浦村の今里(真手ノ浦)と浜ノ浦(猪ノ浦)と折島は明治12年(1879)設立の大曽教会の記録に出てくるのだけど、焼崎については地名の焼崎でも郷名の飯ノ瀬戸でもキリシタン・カトリックの資料に何も出てこない。
青砂ヶ浦と冷水を除く旧青方村(大曽、樽見)と旧浜ノ浦のキリシタンに関するものは幕末から明治の初め頃に全て燃やされてしまったとか処分されたと言い伝えられているので断言できないのですが、焼崎には明治の中頃から、人々が住みだしたのではないかと思われます。
初代教会は昭和25年(1950)8月23日建堂。
現在の建物は二代目、昭和44年(1969)11月24日建堂式。
永いこと桐教会の巡回教会だったが、昭和50年(1975)1月20日から真手ノ浦教会の巡回教会として今日に至ります。
新上五島町(長崎県)の教会
焼崎教会
鯛ノ浦天主堂
廃墟になった教会