もっとひろくにくん2007-2025

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「仕事を作らねばなりませぬ」の疑問

2009-11-07 12:47:03 | Weblog
子供のころは働かなくて暮らしていけるのが幸せのように考えていました。
今は、働けることが幸せだと考えるようになっています。

どのようなチェンジがあったのでしょうか・・・。


つまるところお金をたくさんもっていて消費するだけであれば、日々の暮らしは誰かの労働に食べさせてもらっているということだと思います。
労働はロボットが担っていてもいいのですけど。

そうなると分配の仕方に問題があると考えます。

より優位に立とうとする競争社会・欲望をあおる消費社会での富の分配は仕事をすることと消費活動によって行われています。

価値の囲い込みの仕方が上手な仕事(金融関係、広告宣伝関係)のほうが金持ちになれるようです。

仕事を作ること
富を分配するために仕事を作る。
分配できる富を作り出すために仕事をします。

消費すること
富を分配するために消費活動を行う。
消費に使用された富は次の消費へとつながり分配が進みます。

仕事もせず、消費もしないのであれば分配の連鎖からはずれています。
仕事はしていなくても、消費だけしているのは富の分散になります。

商品を通してお金がぐるぐる回ります。

住宅ローンは分配の前倒しになります。
ローンが増えると一時的に富が増えます。

銀行に返済している期間のお金は分配の連鎖を離れ、富の分散に役立ちません。

ネズミ講のようにローンが増えているうちは問題に見えません。
同じだけローンの貸し付けがあればいいのですが、
次のローンがなくなると、返済だけが増え、富の分配連鎖が切れてしまいます。

お金がまわらなくなっていき、恐慌になります。


このような考えをすると消費ローン、住宅ローンが悪さをしている気がします。


貸し付けの連鎖を絶やさないように、次の生産につながるローンを増やすのは銀行の役割でしょうか?

うーん。また考えます。