田中邦衛さんの訃報に多くの人が驚いたばかりだったのに今度は脚本家の橋田壽賀子さんの訃報が流れました。
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こう言う負の連鎖は続くのでしょうか?
確かに橋田さんはご高齢ではありましたがお元気そうだったのでとても驚きました!
近年の橋田壽賀子さんと言えば「渡る世間は鬼ばかり」が代表作の一つだし僕の周りにも「わた鬼」ファンは多かったですね。
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ところが僕は「わた鬼」全然観ていませんでした。
ファンの人には怒られると思いますけど、どうもあの世界が好きになれなかったんですよね。
だからスペシャルも含めて全くスルーしてました。
僕が橋田作品で放映期間中に欠かさず観ていたのは「おんな太閤記」と「おしん」の2本位ですね。
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秀吉の妻ねねにスポットを当てた太閤記で佐久間良子さんと西田敏行さんの絶妙なやり取りが好きで毎週観てましたね。ひょっとすると大河ドラマを毎週欠かさず観ていたのは「おんな太閤記」が最後かもしれません。
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「おしん」は仲間内で飲みに行くとよく子供時代のおしんの口真似をしてましたね。
個人的には田中裕子さんのファンなので毎日一生懸命見てました。おしんが年代によって3人が演じ分けてました。子供時代と大人になってからは女優さんが変わるのは良くある事だけど大人になってからは同じ女優さんがメイクで老けていくパターンが多いんだけど「おしん」は年代ごとに女優さんを変えていたのには驚きました。個人的にはあの当時の田中裕子さんに老け役もやって欲しかったです。いきなり音羽信子さんになったので慣れるまで時間がかかりました。
とにかく「おしん」のブームが世間に巻き起こっていてそれは凄かったです。それに朝からどちらかと言うと暗めの物語なのに皆んながこぞって観ていたと言うのも驚きでしたね。
おしんのテーマ曲をどうぞ
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おんな太閤記のテーマ曲です。
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ホームドラマという分野を確立させ定着させたのは間違いなく橋田壽賀子さんの成せる技だと思います。
盟友である石井ふく子さんも確か同じ歳位なので今回の橋田壽賀子さんの逝去で気落ちされ無い事を祈るのみです。
本当に長い間お疲れ様でした。
改めて橋田壽賀子さんのご冥福をお祈りしたいと思います!