きいろいゾウ

西加奈子さんの「きいろいゾウ」を読んだ。

幼稚園からの帰り道、トイレに行きたくなった娘を連れて行った本屋さんで。
おトイレを借りたお礼にちょっと文庫本を見てみましょ、と奥へ。

娘が「あ、きいろいぞう！って。おかーさん、あたしよみたいんだけど」って。
いやぁ～、難しい字ばかりだから読めないよ？
絵本もあるみたいだから、今度見かけたら買おうね。

でも、私が読みたかったので購入。


絵本になるだろう部分の絵、想像がつく。
でも絵描きさんによっては可愛いかもしれないし、線が汚いかもしれない。
私や娘の好みの絵描きさんだったらいいな。

私に絵心があれば、ささぁ～と描くのに。

本の中身については。
ムコさんとツマのお話だけど。
この話の中に私もスーッと入っていって、そばで彼らの生活を見ているかのよう。
私も、ツマの気持ちが分かるから涙がぼろぼろ出た。


あ、感想を書こうと思ったのだけど。
文章にならない。
思うことはたくさんなるのに、言葉にならない。

これだから読書感想文て苦手なの。


映画にもなってるらしい。
でも、きっと私の想像した世界とは違うから見ない。
ツマ役の宮嵜あおいさんの髪型もムコさん役の向井理さん自体も違うと思うし。
最初が違うのだから、きっと内容もムコさんの背中の絵も違うのだろう。
監督さんと私の想像力の違い。


西加奈子さんの本、他にも出ているそうなのでまた読んでみたいと思った。