虐待を生きぬいて~連鎖を切りたいと願って生きてきた人生と快復~

虐待のサバイバーからガーディナーへ。


大きな樹の根を見つけた。
どんな暴力からも「逃げていい」って伝えたい。

みっちーの活動

1 手話通訳活動を含めたミュージックサインアーティスト   &ピアニスト 2 人権活動(子ども、女性、障がい者、高齢者、メンタル系) 3 里親制度を広めたい 4 復興支援(体と心によいこと始めました) 楽しくて、優しい人に出逢って、自分も嬉しいを手渡しできるそんな活動がしたい。 すべては自分のための四苦八苦。 自分に優しく、他人にも優しくを心がける2014年。 合言葉は nice love song

ミュージックサイン アーティスト みっち~

「ファン」Byミック・サトー

公務員をたたくけれど、公務員が下がると民間も下がる。

2011-12-15 10:08:10 | みちえの活動日記
いつもボーナスの時期になると、こぞって公務員を叩くけれど、ヒトククリで言われたくないなぁ・・・と私は思う。

なんで?って。

地方、国家とわかれているけれど、学校関係は残業してても、手当なんてない。

自治体も、今以上に給料が上がるわけはない。

民間といっても中小企業には本当に頭が下がるけれど、公務員だからといって、楽なんて言えない。

・・・・っていうのは、私は公務員に準ずる仕事が長かったし、実家も公務員だった。

学歴で給料は違うし、いくらやっても非常勤なんて、評価は与えられない。

でも特別公務員っていうんだってさ。

特別安い公務員ってことだと思うけれどね。

それでも私は特別職だった。

あのでっかい箱の中で手話ができる職員は私たった1人。

だから、休めないし、有給おろか、代休だって取れなかった。

毎年、たくさんの有給を捨てた。

一人でしている仕事だったから、だれも、変わってくれない。
昼休みだって、「昼休みだからこそ、来るお客様」がいるので、席を離れられない。

そんな仕事の仕方して、2回も倒れた。

もちろん正職員だって、夜中の2時3時まで働いていても、仕事は終わらない。

もちろん冬は暖房がないところで、働いていた。

民間しか知らない人は、役所はいいよねっていうけれど、私は両方を知っている。

目に見えないことって、たくさんある。

給料表だけを見て、楽だとか、多いとか、そんなんで判断するのってどうよ?

自分の意思とは違うところで働いて、自殺している職員だってごまんといる。

体調を壊してやめる職員だっている。

職業病で苦しんでいる職員だっている。

確かに、公務員の美味しいところだけど使って出世している人がいるのは事実だし、そういう輩に私はいじめられた。

目の上のたんこぶだって。

でも私は、間違っていなかった。

自分をなくすくらいだったら、やめた方がいいと、退職した。

体を壊していても、生活のためにやめられない人だっている。

新築した家を手放す人だっている。

進学先を国公立以外は駄目と言われる子どもたちだっている。

安定しているとは言われているけれど、年収は下がりっぱなし。

確かにつぶれることはないけれども、厳しい仕事をしている人だっているって、知っていてほしいと、今朝は思った。

見るからに、過労で倒れ、亡くなった友人がいる。40代だった。

子どもも小さかった。


私の友人の息子は30代で、心筋梗塞で倒れた。
過労だった。

職場で倒れたので、大事には至らなかったけれど、ものすごく過酷な職業だと思った。

なんでもヒトククリにして考えるのは、やめようって思う。