自立の風「かんばす」の代表の由紀さんと最初に出逢ったのはいつなのかはっきり記憶にない。(笑)
けど、「自立」をテーマにしていて、いつもボランティアの募集のビラを配っていた。
多分7年前から始まったユニバーサル上映祭とかで、出逢っているんじゃないかと思うのだけれど、気がついたらいつも私が行く場所に、必ずいるみたいな存在だった。
私はいつもイベントでは走りまわっているので、由紀さんを見かけても、手を振るくらいしかできず、会話をじっくりするチャンスがないままだった。
ある打ち上げで近くに座ったことを機会に話をすることができた。
だれしもが、「一人暮らしなんて無理でしょ」と思うくらい、介護が必要な部分を持っている由紀さん。
けど「一人暮らしをやってのけている」ものすごい信念と、エネルギーを持っている。
2年間の自立訓練を終えて一人暮らしを始めた和弘さんも、私たちの友人である。
その報告会のオープニングを飾るのが「音楽ユニットわ・た・げ」。
演目は由紀ちゃんが「小石」に書きつづった詩にタッカが曲をつけた。
たくさんの人に聴いてほしい。
障がいを持つ人が施設で暮らすという発想はあたりまえではないこと、なぜ障がいを持っていると家族と離れて養護学校?
家族からも地域からも離れて暮らすことが、なぜあたりまえ?
そんな疑問を投げかける当事者からの言葉。
たくさんの人が来てくれたらいいなと、思ってチラシを配っています。