上野山みどりのシャンソン日記

シンガーみどりの歌声日記です。随時更新中!

魅惑のクリスマス・パーティ♪

2009-12-21 23:01:08 | 日記
 夢のようなひと時であったために、うっかりブログに書き込む事を忘れてしまっていた。先週の火曜の事である。

 私は懐かしい友人から、とあるクリスマスパーティに招待された。遡ること一週間ほど前のことである。朝、大阪に向かうために、最寄の神鉄フラワータウン駅のホームで電車を待っていた。そこへなんと、行方不明になっていた友人と15年ぶりに再会したのだ。お互い昔は、世の中に偶然などはなく、すべては必然だよねと言い合ったりした仲なので、これは再び何か意味があっての再会なのだと感じた事と思う。私自身は、風の噂でいろいろ彼女の事は耳にした時期があったので、まったく違う世界にそれぞれが生きているな、と感じ、二度と会う事はないと思い込んでいた。
 彼女は川西池田で降りると言うので、そこまで一緒に、互いの近況報告をし合った。

 そこで、いきなりこう誘われたのだ。

 「来週15日の一時から、新神戸のクラウンプラザホテルのバーで、私が主催の貸し切りクリスマスパーティするの 前途有望なジャズピアニストとベーシストが来るから、私もジャズ歌うけど、あなたも招待するから一曲歌わない?CD持ってきたら、みんなに宣伝するから

 とまあ、こんな調子だ。彼女以外は私の知らない方ばかりだろう。三田のお客様も大切だが、歌で生きていくためには、市外県外へと活動を広げ、一人でも多くの方に歌を聴いてもらわなければいけない。こういう機会を大事にしたいと思い、火曜の予定は、変更しても誰にも迷惑のかかるものではなかった為、数日後にメールで快く参加の意思を伝えた。

 当日、直行バスで新神戸駅まで行き、すぐ横のクラウンプラザへ。彼女は早くに準備やリハーサルのために到着していたが、私はぎりぎり。着いたらその足でコートもマフラーも巻いたまま、ステージで一曲リハーサルさせてもらった

 パーティが始まり、お料理はバイキング形式 ミュージシャンと同じ席に座り、乾杯のシャンパンを飲み干した私は、一気に酔いがまわってしまった
 まぁ、飛び入りで歌わせてもらう、いわば今日はお客様気分である たまにはええやんかってなもんだ 知らん人ばかりやし、何か失態があったところで、恥の掻き捨てよ …と思いきや、集まったお客様は、三田市や神戸市北区の方の多いこと 目と鼻の先に住んでおられるご婦人も何人もいた やばい きちんとしないと

 演奏タイムが始まり、なんとかジュースで酔いを醒ましかけていた私は、友人の歌ともう一人ジャズを勉強中の方の一曲が終わると、「本物のプロの歌手だ 今日のスペシャルゲストだ」 とたいそうに紹介され、前に出た私は、すかさず、「シャンパンに酔いまして、指がもつれるかもしれませんので 」と先に謝っておいた

 まずは『サン・トワ・マミー』を弾き語りしたあと、友人が私のアルバムに記載された収録曲を観て、楽譜を持ってきたとは言ってないのに、いきなり百万本のバラを是非聴きたい とリクエストされた。それこそ指がもつれそうな曲だが、楽譜があるわけだから、リクエストには応えなきゃ と思い、勢いでなんとかこなす事が出来た モニターがないのであまり自分では聴こえなかったのだが、一番遠い席の方々が、後で「あなたの声はすごく聴き取りやすいし、よくマイクに通るわねぇ~」となんとかいい評価を頂けたようで、私も上機嫌であった

 そして、ご招待のパーティだけでも有難いというのに、5枚持っていってたCDが即完売し、サインを求められ、個別に記念撮影まで… おまけに、抽選で超高級なシャンプーセットとフェンディの靴下と化粧品セットまで当たってしまったではないか

 ほんに、ほんに、夢のようなひと時であった。感謝

(写真のサンタさんは、当たった景品を渡す役で、実際は宝塚のプロゴルファー)



 
コメント (2)
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