今朝、9時前にせっせと顔を作っていたらインターホンが鳴った。家庭や子育て、心の問題といったことをテーマにする講演会の呼びかけがたまにあるが、だいたいいつも10時前後と決まっている。朝はとにかく忙しい。申し訳ないがキッチンの窓からチラッと門の前を覗き観て、それだと感じたら出ないようにしている。こんな早くなら宅急便か?ならすっぴんでもしゃぁないし、と出てみたらご近所のIさん。この町に20年ほど住んでいるが、今年は何回目かの自治会の役員が回ってきて、その中でも環境委員を選んだ私はクジで環境委員長に。Iさんは平の委員。同じ町内だというのに20年住んで初顔合わせであった。というのもIさんは昭和10年生まれで、私の亡くなった母が生きていれば同じ年だ。生活していてこんな事でもない限り接点などないものだ。
そのIさん。朝から作りたての栗おこわと胡瓜の箸休めの一品を添えて持ってきてくれた。紙袋を受け取ると、手のひらがじわ~っと温かくなった。凄い!今出来たてほっかほかやん!数百メートルしか離れていないご近所さんだからもちろん徒歩での配達だ。どこの宅急便よりも早い、超特急便だ。(当たり前やん!)
「あんた、こないだは有難うな~。ええ声しとんなぁ! こんなん食べるか?」
「く、く、栗!栗だらけ!あずきもこんなにたくさん入ってる♪私、栗とあずきがこの世で一番好きやねん♪有難う!! 出来たてやから、朝ごはん食べたけどさっそく今から頂くわ!」
ここ最近バタバタで疲れ気味だった私、いっぺんに元気になってしまった。げんきんなやっちゃ!
今年の7月のクリーンディの朝、環境委員長の私は一番に公園へ行き倉庫の鍵を開けて掃除道具を運び出し準備をしていたのだが、とにかく朝から信じられないほど暑い日であった。全国的にも熱中症が取りざたされていた時期だ。水分をほとんど摂らずに出かけた私も迂闊であったが、何より作業が始まって30分も経たないうちに男性が倒れて救急車がかけつけ、えらい騒ぎに。責任者の私はびっくりして飛んで行き数名で現場の処理をし救急車を見送ってから公園に戻った。仕事を終えて解散した後、倉庫の鍵をかけて帰ればいいのだが頭はふらふら、立って一歩も歩けない状況に陥った。これって熱中症…?もう誰もいない。日陰は倉庫の中だけだ。とにかく横にならないと。水が飲みたい!
とても心細かった。まさかこんなところで死にはしないだろうとは思ったが、元気一杯がトレードマークの私。自分でもびっくりの初めての窮地に立たされていた。自分の体が自分の意思ではどうにもならない状況。こんな時にふと、1人暮らしの高齢者や体の不自由な方の心境がほんのちょっぴり分かったような気がした。少し経ってIさんが、私の様子が気になったからと戻ってきて、濡らしたハンカチを当ててくれたりしながらずっと傍にいてくれた。それがどんなに心強かったことか。「私もよく倒れることあるから分かるねん。」という彼女も1人暮らしの70後半である。少ししてマシになったと立ち上がる私の腕をつかんで、家まで送り届けてくれ、翌朝電話もしてきてくれた。私はいっぺんにこのマザーテレサのようなと言えば大袈裟かも知れないが、温かく優しいIさんが大好きになり、それから4ヶ月も経った先週たまたま委員の仕事で来られた時に、喜んでくれるかどうか心配であったが、「亡くなった母には聴いてもらえなかった歌だけど、Iさん聴いてくれる?」と私のアルバムを思い切って差し上げたのだった。「え~~~っ!これ、あんたなん?!あんた、こんな事しよんのか?!凄いなぁ~、今すぐ帰って聴くわなーっ♪」
栗とあずきのぎっしり詰まったお赤飯は、誠に絶品であった♪♪♪(やはり、色気より食い気やなぁ~^^;。)人と人の出逢いって本当に不思議。今生で出会う人と出会わない人がいるわけで、こうしてある意味必然的に出会えた人と、年の差など関係なく心と心の触れ合いが出来、お互いの小さなお礼の気持ちが、相手には一瞬にして大きな愛の贈り物になる。この世で一番美しいのは感謝の心だという。いつもその心を携えて生きていきたいなと思う私である。(持続せ~よ!)
母からもらった愛を、今の私を支えてくれる何人かのお母さん達にお返ししていこう♪
そのIさん。朝から作りたての栗おこわと胡瓜の箸休めの一品を添えて持ってきてくれた。紙袋を受け取ると、手のひらがじわ~っと温かくなった。凄い!今出来たてほっかほかやん!数百メートルしか離れていないご近所さんだからもちろん徒歩での配達だ。どこの宅急便よりも早い、超特急便だ。(当たり前やん!)
「あんた、こないだは有難うな~。ええ声しとんなぁ! こんなん食べるか?」
「く、く、栗!栗だらけ!あずきもこんなにたくさん入ってる♪私、栗とあずきがこの世で一番好きやねん♪有難う!! 出来たてやから、朝ごはん食べたけどさっそく今から頂くわ!」
ここ最近バタバタで疲れ気味だった私、いっぺんに元気になってしまった。げんきんなやっちゃ!
今年の7月のクリーンディの朝、環境委員長の私は一番に公園へ行き倉庫の鍵を開けて掃除道具を運び出し準備をしていたのだが、とにかく朝から信じられないほど暑い日であった。全国的にも熱中症が取りざたされていた時期だ。水分をほとんど摂らずに出かけた私も迂闊であったが、何より作業が始まって30分も経たないうちに男性が倒れて救急車がかけつけ、えらい騒ぎに。責任者の私はびっくりして飛んで行き数名で現場の処理をし救急車を見送ってから公園に戻った。仕事を終えて解散した後、倉庫の鍵をかけて帰ればいいのだが頭はふらふら、立って一歩も歩けない状況に陥った。これって熱中症…?もう誰もいない。日陰は倉庫の中だけだ。とにかく横にならないと。水が飲みたい!
とても心細かった。まさかこんなところで死にはしないだろうとは思ったが、元気一杯がトレードマークの私。自分でもびっくりの初めての窮地に立たされていた。自分の体が自分の意思ではどうにもならない状況。こんな時にふと、1人暮らしの高齢者や体の不自由な方の心境がほんのちょっぴり分かったような気がした。少し経ってIさんが、私の様子が気になったからと戻ってきて、濡らしたハンカチを当ててくれたりしながらずっと傍にいてくれた。それがどんなに心強かったことか。「私もよく倒れることあるから分かるねん。」という彼女も1人暮らしの70後半である。少ししてマシになったと立ち上がる私の腕をつかんで、家まで送り届けてくれ、翌朝電話もしてきてくれた。私はいっぺんにこのマザーテレサのようなと言えば大袈裟かも知れないが、温かく優しいIさんが大好きになり、それから4ヶ月も経った先週たまたま委員の仕事で来られた時に、喜んでくれるかどうか心配であったが、「亡くなった母には聴いてもらえなかった歌だけど、Iさん聴いてくれる?」と私のアルバムを思い切って差し上げたのだった。「え~~~っ!これ、あんたなん?!あんた、こんな事しよんのか?!凄いなぁ~、今すぐ帰って聴くわなーっ♪」
栗とあずきのぎっしり詰まったお赤飯は、誠に絶品であった♪♪♪(やはり、色気より食い気やなぁ~^^;。)人と人の出逢いって本当に不思議。今生で出会う人と出会わない人がいるわけで、こうしてある意味必然的に出会えた人と、年の差など関係なく心と心の触れ合いが出来、お互いの小さなお礼の気持ちが、相手には一瞬にして大きな愛の贈り物になる。この世で一番美しいのは感謝の心だという。いつもその心を携えて生きていきたいなと思う私である。(持続せ~よ!)
母からもらった愛を、今の私を支えてくれる何人かのお母さん達にお返ししていこう♪
私…読んでいて涙が出たわ~
感動的な出来事やったねんね~
今日ね~YouTubeでたくさんの方々の『リヨン駅』を聴いたのね~
でも…みどりさんの『リヨン駅』が私
他にも新曲をかなり精力的に頑張ってます。セカンドアルバムは何年後になるかな?…♪