上野山みどりのシャンソン日記

シンガーみどりの歌声日記です。随時更新中!

生まれた日…♪

2012-08-29 22:31:19 | 日記
 またひとつ年を重ねた。

 私が生まれた日。そして、母が私を産んでくれた日。


 今朝はそれどころやなかった。

 随分前に朗読の山田烈子先生からお声を掛けて頂き迷わず申し込んでいた、毎年恒例の朗読一日講座に参加するため最寄りのバス停まで走り、三ノ宮行き特急バスに乗り込んだ。無事に灘駅前の会場へ10時前に到着。今年で3回目の参加である。が、今年3月に別途シャンソン愛好家のための朗読講座が開催され、ピアニストのアルベルト田中さん達と共に参加させて頂いたので、今年は2回お世話になることになる。先生はボランティアでされているのに、私たち講座を受ける側にとっては、本当にレベルの高い本物の朗読を学べるのだ。勿体無い話である。

 今日の題材は、菊池寛の『藤十郎の恋』であった。これは嬉しい!3月の山田朗読研究会20周年記念公演でちょうど烈子先生の師匠であられる河路勝氏の朗読を聴いたばかりだった。あの日の公演は、烈子先生の朗読された芥川龍之介の『薮の中』も、終わってからしばらく立ち上がれない程感動したのを覚えている。

 午後3時に、全グループの発表が終わり、総評として先生が仰った事。

「なんでみんな字を読もうとするの?なんでイメージ出来ないの?そんなに力む必要ないの。自分でイメージして、自分の言葉で喋ればいいの。藤十郎はお梶のすぐ横で身を擦り寄せて口説いてるんだから、そんな距離を持ったセリフにしちゃダメよ。」

 なるほど。歌も一緒だ、と思った。イメージ、距離感…。


 JR三ノ宮駅からバスターミナルへ向かう途中で、いつもはチラ見して通り過ぎるケーキ屋でふと足を止め、チーズケーキと抹茶プリンとシュークリームを買ってしまった。「今日だけよ。」お昼を用意する時間もないので灘駅でおにぎりを2つ買っただけであった。5時間の緊張と集中の濃縮された勉強会ではその間は全く気がつかなかったが、終わってみると急にお腹が空いてくるのには我ながら驚いてしまった。

 バス停から自宅に向かって10分ほど歩く中、ふと亡き母のことを思い出した。今日は自分が偉いわけでもなく、産んでくれた母に感謝する日なんだよな~。そしてまた今年も誕生日を迎えられた事に感謝しなくちゃな。

来年もまた迎えられるよう、毎日の「今日」を大事にしていこう。


昨夜日付が変わる直前からお祝いのメッセージが届き始めた。携帯・ミクシィ・フェイスブック等に送って下さった方、本当に有難うございました♪

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2 コメント

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誕生日オメデトウ! (jagdtiger)
2012-08-30 00:47:03
詩を贈ります。


山里や    みどりの野辺に    赤とんぼ

黄昏に    みどりも染まる     遊歩道

みどり山   遍路渡りて       瀬戸の風

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jagdtigerさん♪ (み~ちゃん)
2012-08-30 16:19:05
メッセージ有難うございます。

瀬戸の風にオチつきましたね^^。
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