上野山みどりのシャンソン日記

シンガーみどりの歌声日記です。随時更新中!

パリ祭10周年特別記念公演  リサイタル

2011-08-01 20:19:00 | 日記
パリ祭10周年特別記念公演  リサイタル



なんだか編集画面の指示に従っていたら、フォトアルバムが出来上がってしまった。ちゃんとブログに反映されるのかいな…?

出来てるとしたら、前のブログにアップした写真とほとんどかぶってしまう…。申し訳ない。我慢してね^^;。

 
 第2弾があると予告したのは、以前ブログで紹介した今は亡き『すうさん』に関連した出来事を報告したかったから。


 パリ祭の数週間前に、すうさんと出会ったネットの『しゅみ~と倶楽部』内の音楽サイト「音楽にジャンルなし!」のマイページに一件の伝言が入った知らせが…。今年3月にすうさんが逝ってしまってからは全く開かなかったコミュニティサイトであったが、覗いてみると、『見つさん』からの伝言が。誰だろう~??開けてみると、「去年の3月にすうさんの家で会いました。すうさんが亡くなったのを知って、掲示板を辿ってみ~ちゃんまでやっと辿り着きました。リサイタルをされるんですね?今は、思いついたことは何でも実行しておこうという気持ちです。貴女の生の歌を聴きに行きます!。」という内容であった。

 そして本当に神奈川県藤沢市、江ノ島から泊りがけで駆けつけてきてくださった。去年の3月に私の後援会を立ち上げてくれた千葉のすうさんの事務所へ思い切って会いに行かなかったら一生出会う事のなかった人だ。あの一度きりのご縁が繋がっている。打ち上げにご招待するから終演後に必ず声掛けてください、退館手続きが済むまで待っててください!とお願いしておいた。そして本番当日の朝。家のリビングの朝日が差し込む出窓に、母の形見の品と一緒にすうさんの写真と、私が自分で買った^^;お守りリングを置いてコンサートの成功を祈願して家を出た。すうさんの自慢のワンコイン・ホームシアターへ一年間ずっと通い詰めた「見つさん」が神奈川から三田まで来てくれるのだ。すうさんも一緒に来て欲しいと切に願い、彼が毎週のように私に送ってくれたCDの一枚『ポールスミス・トリオ』を開場時にかけてもらおうと荷物に忍ばせておいた。そして、本番の後半で、今まで舞台で一度も味わえなかった、歌っている自分の体が何か大きな光に包まれたような不思議な心地よさを感じた。会場で実際に私を応援してくれているお客様とともに、遠くへ行ってしまった両親やすうさんが見守ってくれているようなそんな気がしたのだった。

 そして最後まで待っててくれた見つさんを車に乗せて打ち上げ会場へと車を走らせた。5時半から始まった打ち上げは延々9時半に見つさんを駅まで送るのをキッカケにしてお開きとなった。バンドの皆さんもいつものお仲間同士という事もあって、本当に楽しく盛り上がってくださっていて、主催者としても嬉しいひとときであった。


 翌日自宅にもどられた見つさんからは毎日パソコンへメールが入るようになった。
なんと、イベントなど全くの素人である彼女が、すうさんと同じような方向へと動き出したのだ。私の後援会の立ち上げとコンサート。知らない事だらけで不安はいっぱいだが、動かないと何も始まらない。ということで名刺をまず作ると。すうさんは去年の夏、初めての入院先で、印刷屋を病室まで呼んで私の後援会の名刺を作らせていた。見つさんはすうさんの作業内容は全く知らない。私の後援会メンバーというよりすうさんちにある秘蔵のDVDフアンであったのだから。打ち上げで彼女は話してくれた。「すうさんちへ映画を観に行くと、一日中貴女のCDが掛かっていたのよ。」と。

 私は今、すうさんをいつも感じている。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« パリ祭10周年 記念リサイタル…♪ | トップ | 初盆で…歌う?! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事