エレーン

『生きていてもいいですか』

「時代」という、とても印象的な唄にであってから
ずっと、中島みゆきが好きです。
そのみゆきさんが昔出したアルバムのタイトルが、
「生きていてもいいですか」。
アルバムの中の曲の「エレーン」という歌の歌詞です。

　
エレーン　生きていてもいいですかと誰も問いたい
　エレーン　その答えを誰もが知ってるから誰も問えない


これを、始めて聴いたときから、数え切れないほど聴いていますが、
未だに、その答えがわからないんです。
あるときには、わかった！と思うときがありますが、
次の瞬間、またわからなくなる。
きっと、簡単な答えなんでしょうが、何年たっても
答えが見つかりません。
誰もが知っているんだから、誰も教えてくれるわけもなく。
そんなの当たり前のことじゃない！と笑われるだけ？

はっきり、わかったと思えるときがいつか来るんでしょうか。
わからないまま、この世界と別れるんでしょうか。
私にとっての永遠の課題です。
この答えを求めてずっと生きてきたような気がします。



現実のみどりは、みゆきさんの真似をして髪を伸ばしてみたり、
女の子が生まれたら、「みゆき」にしようとして、止められたり・・・ミーハーです

ひとり

こんなに　静かに　激しく　あなたのこと愛してる
　　　　　　
村上さんの、この詩の「静かに」というところが、今日はとても
心に響いています。激しいだけじゃだめなんです。北風がやんだあとの
ひだまりのような、あたたかさがなければ。
石を投げた後の湖の波紋が、ずっと先まで伝わっていくような。
星のない夜空を見上げていたときに、
ふと通りすぎた航空機のライトの点滅をみたときのような音のない世界の安心感。

本来の歌の内容とはちがうけれど、自分の中のやさしい気持ちと
やわらかい想いが、胸をしめつけます。


やっぱり、ゴスの歌に、そしてゴスの５人に出会えてよかった！