今、日本と中国が、尖閣諸島で武力衝突の可能性が高まっている時、中東では、イスラエルとイランの武力衝突の恐れが目前に迫っている感じだ。
テレビのニュースで検分したのだが・・・。日本の自衛隊は、米国を中心とした有志連合と一緒になって、イスラエルとイランが戦争状態になった時を想定してのホルムズ海峡での訓練作戦に参加してた。自衛隊の有志連合での役割は、機雷の掃海任務だそうだ。
掃海任務・・・嘗ての湾岸戦争を思い起こしてしまった。戦費130億ドル拠出、追加支援5億ドル。そして、ペルシャ湾での機雷掃海作戦。それでも、戦後クウェートからの感謝決議が無かった事なんかね・・・。(まぁ、内90億ドル=1兆2000億円と追加支援の殆どアメリカ軍が先取りで使ったって言うのだから。アメリカの手柄みたいだしね)あの時は血税が、駄々漏れのようで、間尺に合わないなんて思ったものさ。
又も、機雷の掃海任務。しかも今度は、ドンパチの最中かも。私は、何とも損な役割だと思ってしまった。実際に戦争になった時に、機雷の掃海中にイラン軍の攻撃を受けたら自衛隊の掃海艇は、一溜りも有るまい。
いや、いや、私のような血の気の多い人間には、とても我慢の出来ない機雷掃海任務だ。
しかし、それにしても、世界はきな臭い。
『 憂鬱の 九月下旬 カタルシス 』 石 兎