定年オヤジの備忘録

趣味や興味あることを適当に備忘録として残すブログ

定年になったので、ブログタイトルも変更しました。

出口 汪 大人のための超スピード勉強法

2010-03-28 13:31:57 | 勉強法
・忙しいときほど、頭がよくなる
 ただ、やみくもに仕事に取り組んだり勉強するだけでは、決して効果は上がらない
 勉強は知識や情報を蓄積するためだけにあるのではない
 どれほど勉強しても、それが知識の羅列であっては何の役にも立たない
 自分が習得した知識がどのような意味を持ち、どう使えるのか、それを直感的に把握すべきである
 超スピードで知的生産を行うには、三つの能力を鍛え上げることが不可欠である
 ①想像力
  他者の立場に立って共感してみることで、独りよがりでない広がりを持った思考が可能になる
 ②論理力
  論理力といっても、決して難しいものではない、相手に対して筋道を立てて説明する能力のことを意味する
  長い島国文化の中で生活してきた日本人は、自分の考え方や感情が相手に伝わると錯覚している
  アメリカ社会において、まだ西部開拓が推し進められている頃、彼らにとっては全ての人間が他者であった。
  隣人が白人なのか黒人なのか、黄色人種なのかわからない。人種も民族も言語も宗教も文化も異なっている。ましてや感覚など通用するはずがない。
  他者を意識したとき、コミュニケーションの唯一の手段は論理である。
 ③言語力
この三つさえ身につければ、この現代社会の状況、更には人間の奥深いところや文学、芸術に至るまで、深く認識し、考え、表現することができる

・評論を毎日10分で「伝える」力を伸ばす
 評論を読みこなすことで、より多くの人との意思疎通が可能となる。それは、論文に使われている多くの抽象語が世界的な共通言語だからである。

・人間理解を深める手段としての小説
 文学的文章を読む必要性はどこにあるのか?それは想像力の養成とレトリック(一般には修辞といい、あらゆる文章の技巧を指す)の習得である。
 小説を読むことによって男は女の気持ちになれるし、大人は子供の気持ちを取り戻すことができる。小説を読むことで様々な人生を生き、様々な時代・場所に飛ぶことができる。

・文庫、新書を活用する
 単行本は絶えず持ち歩くにはかさばるし重い。単行本は主に保存用であり、文庫か新書はボロボロになるまで活用する。毎朝30分書くのと同時に、絶えず活字に触れることが勉強においては大切である。
 ほんの10分でもいい、1ページでも読んでみる。その10分という時間は、一日に何回もやってくる。その度にページをめくることで、絶えずその世界に浸ることができる。
 人は誰も一回の人生しか生きられない。だが、読書によって、同時にいくつかの世界に生きることができる。現実世界の中で生活しながら、頭の中は文庫本を開くことによって、すぐにもう一つの世界に戻ることができる。
 →毎日、鞄にどの本を入れようか、その出発までの一瞬をこよなく愛する。
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内藤誼人 継続は、だれも裏切らない 結局、努力をつづけた人の勝ち

2010-03-28 11:33:02 | 読書記録
内容は至極当たり前のことしか書いてないが、実際自分ができていないことが認識できた。また、継続するために必要な当たり前のことを十分に気付かせてくれた。
あとは自分がそれをするかどうかだけにかかっている(笑)

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・まえがき
どんな人でも、どんな分野でも、努力を続ければ必ず成功する。
生まれ持った才能などは、これっぽっちも必要としない。
ただ努力する。努力を続ける。たったこれだけを実践できれば、だれでも自分が望んだような未来を手に入れることができる。どんな夢も必ず達成できる。

 人間は自分が価値を見出せることしか、熱心にできない。
 「努力することはカッコいいんだ」という意識を持つこと。
 「努力は決してムダにならないんだ」と固く信じて疑わないこと
 努力というものは、継続するからこそ意味があるのであって、それを止めた途端に「下り坂」になることを肝に銘じる。

 エリック・クラプトンは、まだセミプロだった頃、演奏終了後に仲間から飲みに誘われた。しかし、彼は「飲みたいのはやまやまだけど、一流のギタリストになるために、今僕がやらなければならないのは、酒を飲むことではなく、ギターの練習をすることなんだ」と言って断ったエピソードがある。

 定年を迎えてから、趣味としてあれをやろう、これをやろうと考えるのではなく、若いうちからやりたいことは、どんどんやってしまうクセをつける。

・一度決めたルールは、どんな理由があっても破るな
 どんな時でもルールはルールとして絶対に守らなければならない。
 「毎日漢字の書き取りをする」と決めたなら、徹底的にやらなければならない。たとえ熱が40度あっても、お正月でも、旅行中でも、必ずやらなければならない。そうしないと継続にならない。
 どんな理由があっても、一日も休まないことが大切である。継続というのは、何かと理由をつけてサボろうとする自分の心と戦うことである。

著者の例:「最低でも一日に一冊は本を読む」というルールを課している。どんなに酔っぱらって泥酔状態で帰ってきても、帰宅すると必ず机に向かって読書を始める。頭が痛くて意識が朦朧としていても、それでも本を読むのである。
・人と同じことをしているうちは、「努力」とは呼ばない。
 他人と同じことをやっているうちは、それは「努力」とは呼ばない。他人よりもたくさん努力するからこそ、「人に抜きん出る」ことができるのであって、そこまでいってこそ初めて努力を呼べる。
 週休二日をきっちりとって、年間の有給休暇もきちんと消化して、趣味のゴルフだ、旅行だと遊びまわっていて、それで「いつかビッグになってやる」と言うのは、虫の良い話である。そういう人に限って、「俺は努力している」と言うのだから目も当てられない。
 みんながやっていることをやったからといって「みんなについていく」のがせいぜいのところであり、「人に抜きん出る」ことはできない。
 毎日30の努力しかしていないのなら、80の努力をしている人には毎日50ずつ差をあけられていく。自分は進んでいるつもりでも、どんどん後ろに置いていかれてしまう。
 本当に努力をしているなら「人に抜きん出る」ものであり、それができていないのなら、残念ながら、まだまだ努力の余地があるということである。
 どんぐりの背比べから抜け出せない原因はただ一つである。努力の量が足りない。

・どんなことも「やる気」に結びつけてしまえ
 ジンクスというのは、まさに「本人の思い込み」。科学的な根拠などは、まったくないことがほとんどである。にもかかわらず「本人が効果的だ」と思えば、本当に効果があらわれてしまうから、ここが人間の面白みである。→プラシーボ効果

・「赤いもの」を身につけろ
 身体を活性化し、やる気を出すにはアドレナリンを分泌させればいいが、それには「赤いもの」を身につけることが効果的である。
 どうにもやる気が出ない時には、赤い色を探してそれをしばらく見つめるとよい。
 読書で気になる箇所にペンで線を引く時も、できれば黒ではなく赤色のペンを使うとよい。そうすると集中力が高まって、読書力自体がアップする。
 赤い色を上手に使えば、モチベーションを高めるのも自由自在になる。

・良い姿勢をとれ
 集中力、記憶力、持続力が、背筋をぴんと伸ばすことでアップする。
 何をするにしても、大切なのは「良い姿勢」をとることである。

・背水の陣を敷け
 学生たちが、試験の直前になって本気を出して勉強する現象のことを「デッドライン・ラッシュ」という。安全ピンの発明者は、恋人の父親から「10日間で1000ドル儲けたら娘をやる」と言われ、安全ピンのアイデアを考えた。
・とにかく基本だ、基本トレーニングだけをやれ
 百マス計算の陰山英男氏は、基礎学力を重視している。算数なら計算力、国語なら漢字力という、ごく基本的な力を養うために、うんざりするほどの「読み・書き・計算」をさせるのである。
→著者が高校生時代にやった方法
 英語の学習は、とにかく単語や熟語を書き続ける方法であった。なかには、「単語集のようなもので単語を覚えても英語力はつかない」とか「英文は読めるようにならない」と言う人もいたが、愚直なまでに単語と熟語を紙に書いて覚えた。
 今でもこの方法が最高だと思っている。難しい問題集を解いたりするより、基本となる知識を、声に出したり、紙に書いたりして覚えるのが一番だと思っている。

 努力が継続できない人は、すぐに何か新しいことをやろうとして、目移りし過ぎるのが原因である。他の人に何か言われたり、読んだ本の中に自分のやり方と違うことが書かれていると、その影響を受けて流されてしまう。単純に考えれば、自分の目標達成のために、一番大切な「基礎」が何なのかはすぐにわかるはず。それがわかれば、他のやり方などはどうでもよく、基本練習を繰り返せばいい。

・精力を注ぎ込む対象は「一度にひとつ」が原則
 ノーベル平和賞を受賞したシュバイツァーは「あまりに多くのことを始める者は、ごくわずかしか達成できない」と語っている。つまり、取り組むことは、ひとつか二つまでにして、それを最後までやり遂げろということである。あれもこれもと手を出すと、ひとつひとつのことは中途半端になりやすい。つまみぐいをするように、あっちをやったり、こっちをやったりと目移りしていると、結局はすべてが中途半端で終わってしまう。

・目移りしがちな傾向を改めよ
 やるべきことがいっぱいあって、目移りしているような人は、結局はひとつも完遂できずに終わってしまうことが多い。
 心理学では、ひとつのことだけに集中して取り組める能力のことを「グリッド能力」と呼ぶ。
 「いろんなことに手を出していれば、どれかひとつくらいはモノになるだろう」というのは誤った考えである。むしろ「モノにならない」と考えた方がよい。

・身体を徹底的に鍛えよ、そうすれば精神力もアップする
 体力と精神力は密接に関係している。体力がある人は精神力も強く、体力のない人は精神力もなくて、落ち込みやすく打たれ弱い傾向がある。
 イギリス心理学者の実験で、筋力のある人は、精神力も強い結果が出ている。身体をあまり動かさない人は心も弱くなる。

・練習量で人後に落ちるな
 いくら才能に差があっても、努力でその差を埋めることは可能である。
 天才と呼ばれる人たちも、決して才能だけでやっているのではない。彼らはホイホイと何でも片づけてしまうようなイメージがあるが、本当はもっと泥臭い努力をし続けているのである。

・自分の人生は、自分でコントロールできるという信念を持て
 主体性のある人は、いったん自分がとりかかったことは、最後まで頑張る。だから、主体的な性格になることが、努力家になるためには必要なのである。
 自分の意見をことあるごとに、はっきり明確に口に出すようにする、そういうトレーニングをずっとやっていると、主体的な性格も磨かれていく。
 会議においては「異議なし」とか「○○さんと同じ」などと言っているようではダメである。自分の言いたいことをはっきりというようにする。それによって煙たがられることもあるかも知れないが、自分の性格を主体的に変えていくためには、周囲と軋轢が生じることをためらっていてはいけないのである。

・他人が息をのむほどに努力して初めて努力となる
 練習をする時は、他人の度肝を抜くほどに練習しなければならない。他人が本気で身体を心配するくらいでなければ、ホンモノの練習とは言えない。
 つまりは、「とんでもない努力をしよう」ということである。
 二流の努力しかしていないのに、一流の人間になりたいというのは虫が良すぎる。二流の努力しかしていないのなら、二流の人間にしかなれないのである。

・写真や切り抜きを用意して、たえずそれを眺めろ
 写真や切り抜きなどを身の回りに置いておけば、たえず目標を意識することができる。
 「5キロ痩せる!」などの目標を文字で書くより、スレンダーなモデルの写真を張り付ける方がはるかに効果的である。

・「努力のしすぎ」を後悔した人はいない
 努力をしてもムダになることはあるが、努力をしないことから生じる後悔よりは、ずっと小さい。

・辛い時でも、「ほんのちょっと」は必ずやれ
 人間の気力には限界があるから、「どんなに頑張ろう」と思っても、どうにも力が出せない時がある。疲労が溜まっていたり、調子が悪かったりすれば、普段の力の10分の1しか出せないこともある。しかし、たとえほんのちょっとでも「とにかくやる」のである。量は減らしてもいいが、ゼロにならないように注意する。
例「毎日50ページ本を読む」ルールであれば、それを「20ページ読む」に減らす。
  「毎日50回腹筋をする」ルールであれば、それを「10回する」にするのもよい。
 努力を継続したいなら、たまには量を減らして手を抜くことはあっても、決してゼロにはしない、という気持ちで取り組むことが大切である。

・三日坊主を何度も繰り返せ
 何をするにしても、最初はやる気があったのに、そのうちにやる気が失われることがある。それはそれで当然のことだから、投げ出すことが一概に悪いとは言えない。
 しかし、投げ出しても、またそこに「戻ってくる」ということが重要であり、それさえ忘れなければ三日坊主でもかまわない。

・2~3カ月の努力で何とかできる目標を立てろ
 目標は高過ぎてはいけないが、低過ぎてもいけない。
 自分で目標を決める時には、長くても2~3カ月でどうにかなりそうだというレベルが一番やる気が出る。

・何をどれだけやるかは、自分で決めろ
 腕立て伏せをやろうと決めたなら、たとえそれが10回であっても十分である。大切なことは「毎日やる」ということであって、10回の腕立て伏せでもそれが今の自分にとってトレーニング効果があるならそれでいい。
 自分で決めると、気分がスッキリする。他人に命じられたわけではないから、気分が楽である。

・自分なりの「行動記録」をとれ
 正確な記録をとるようにすると、判断のゆがみを矯正することができる。

・ご褒美は、必ず努力の「後」
 ご褒美はたしかに人間のやる気を高める効果があるが、「頑張っていないうちに与えられたご褒美は、むしろモチベーションを下げる」結果にしかならない。ご褒美を与えるタイミングを間違えると逆効果にしかならない。

・「努力は金になる」と信じろ
 「プロ」と呼ばれる人たちは、お金に対して貪欲である。
  打算的であろうがなかろうが、「お金のために頑張る」という意識を持てば、努力は続けられるものである。
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吉井亮介 どこの会社でも通用する、ポータブル・スキルを身につけろ!

2010-03-14 09:23:58 | 勉強法
・ポータブルスキルとは?
 会社の垣根を越えて持ち運びができて、どの会社でも活かせる仕事の技術

①勉強力
・時間と経験を安価に買う。
 自分への投資が、一番リターンが大きくなる。
 しつこい努力は、才能を越えて技術・周囲の評価を大きく変える力がある。

 手元に必ず本を置いている人は、「志高く、目標に向けて強い意志で読み続けている」というより、何もしない手持ち無沙汰が嫌で読んでいる場合が多い →非常に同感同感
 時間つぶしでも本を読むようになれば、毎日切れ端時間はたくさんあるので、読書量を増やすのは難しくない。

・速く、深く、読書する3つのポイント
 1.基礎知識
  「学習曲線」→ある分量の知識を得ると、学習スピードが速くなる理論。
   何も知らないことをゼロから学ぼうとすると、とても時間がかかるが、ある程度知っていることであれば、学ぶのに時間がかからない。
   読みさえすれば基礎知識がつくので、自然と速くなる。ある分野を新しく学ぶ時は、何冊か同じ分野の本をかためて読むといい。
 2.目的意識
   調べ物をする時のように目的意識を研ぎ澄ませる。
 3.全部読もうとしない

・本で読んだ知恵を仕事に活かす
 1.実行したいことをいつも見えるところに書いておく。
   →手帳やパソコン画面に記載する。
 2.手帳にまとめて自分なりのテキストを作る。
 どんなことでもできるようになるまでは、しつこく繰り返すことが大事である。
 「知識」+「繰り返しのトレーニング」=「新しい技術獲得」

・同僚、上司が知らない知識を得る
 相手が既に知っている情報では、相手に聞く耳を持ってもらえない。
 専門書を読む時に、意味がわからなくなってしまうのは知らない言葉が並んでいるからである。その言葉に慣れてしまえば、難解な本でも読むのは難しくなくなる。
 本を読んでいて関心がある分野を見つけたら、その周辺分野の入門書を何冊か読んでみる。そして、言葉に慣れてきたら難しい本を読んでみる。
 どんなことでも「簡単、すぐに得られるもの」には大した価値はない。専門書を読み進めると、新しい知識や深い理解を得られるので、仕事に広がりと深さが増す。

・知識の価値とは何なのか?
 知識は「現実の見方を変えるもの」

②行動力
 行動力を生み出すには、自分の内的な欲求と結びついた目標が必要である。
 学歴や会社規模や地位や名誉や収入といった「自分の外側にある他人」の評価軸を重視して、自分の好き嫌いなど欲求を抑圧し続けてしまう。すると自分の本当の欲求が見えなくなってしまう。
・本心の目標設定で大事なポイント2つ
 1.無意識へと追いやってしまっている自分の欲求を明らかにする。
 2.自分のやりたくないことを挙げる。

③時間投資力
 面倒くさがりで行動力がないのにスケジュールだけ立てても絵に描いた餅になるだけ。
 手帳に細かくスケジュールを書いても、ミッションを書いても、夢を書いても、TODOリストを書いたとしても、起こした行動を方向づける意味があるだけで、行動することが先にあってはじめて価値が生まれる。
 大きな仕事をやる人は、ツールの前に意志の力が強い。
 「時間力」=「行動力」×「行動を律する意志」+「サポートツールの知識」
 「時間力」=「優先順位付け」&「やらないことを決めること」+「時間の捻出方法」
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