今日、また古本屋に行って、久しぶりに中谷彰宏の本を買って読んだ。
中谷彰宏の本は、いつでも元気になれる「ドリンク剤」みたいだ(笑)
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・めんどうくさいことを乗り越えてでも、好きな趣味や仕事をやりたいという思いが、テンションにつながる。
・レベルが上がっても、量を減らさない。
仕事に慣れれば慣れるほど、仕事のテンションが下がる。それはレベルが上がったことで量を減らしているからである。
継続してテンションが高い人や、レベルが上がっても相変わらずテンションが高くて成長し続けている人は、レベルが上がっても量を減らさない。
・うまくなってからマイボールではなく、マイボールで始める。
道具からもらうテンションは大きい。うまくなってからマイボールを持つのではなく、最初にマイボールを持ってコツコツ努力をしていく方が、テンションを上げていくことができる。
・「マイ○○」を持つ。
「マイ○○」を持つと、テンションが上がる。「マイ○○」のところへ行くと、テンションが上がる。
マイボールに当たる「マイ○○」をたくさん持つこと。
自分の「マイ○○」と書き出してみる。
・「こんな機会は二度とない」と考える。
出会いやチャンスに対する感謝の気持ちが大きいと、テンションは勝手に上がる。「一期一会」を大切にできる人は、テンションを無意識のうちに上げれる。
チャンスがなかなか手に入らないと文句を言っている人は、チャンスは簡単につかめるものだという考えを持っている人である。
・主役になるのではなく、主役になれる世界に行くのだ。
自己実現するためには、自分が主役になれる場所を探していくことである。
自己実現とは、ポジショニングである。マーケティングと同じで、商品は1番になれる分野で売ればトップになれる。
人気のあるところには、たくさんの人がいる。脇役どころかエキストラさえも難しい状態である。みんなが行かないところに行けば、そこで主役になれる。
みんながやりたがらない分野でも、「自分が好きだからやろう」と思える人は、主役になれる。主役になるために、好きでもないものをやる必要はない。本当に自分が好きなものを探せば、その分野の人数は少ないものである。
興味のない分野でも、ヒットしているからという理由だけで参入すると、どうしても後追いになってしまう。
・アイデアを出せる人と出せない人は、くだらないことを言えるか言えないかの差である。
ご立派な意見とは、みんなわかっていて、みんなが持っているアイデアのことである。
くだらないアイデアは、誰も出せないので、誰かが出すと「おおっ、それは言って欲しかった」と共感を呼ぶ。
また、「それはオレも考えていた」と言う人は、口に出すのはみっともないと思って結局出せなかった人である。
「くだらない」をほめ言葉として受け取れることも大切である。
・コストと考えるとテンションが下がり、投資と考えるとテンションが上がる。
あらゆる出費をコストと考えると、テンションは下がる。
すべての出費を投資と考えると、気持ちは落ち込まない。
洋服を買って失敗することも投資、誰かにごちそうするのも投資である。
それを払うことは自分にとってムダなコストではない。投資である。
・返事を速くすることで、自分のテンションが上がる。
テンションを上げていくためには、あらゆるレスポンスを速くすることである。
返事を速くすることでテンションが上がる。メールの返事を溜め込むと、テンションはどんどん下がる。
返事しなければならないこと、保留にしていること、しなければならない雑用は、溜め込めば溜め込むほど、テンションを下げてしまう。
・レベルとテンションは比例する。
簡単な仕事で成功するよりも、難しい仕事で失敗する方が成長する。
仕事のやり方でも、「やってやっている」という姿勢でやる仕事は、手抜きでいい加減な仕事になる。「こんなレベルの低い雑用をやっている」「こんなレベルの低いクライアントとやってやっている」そういう姿勢になった時点で、仕事のやり方のレベルが低くなっている。
レベルの低いところで勝つより、レベルの高いところで負けよう。
・やらなければならないことを、とりあえず全部書きだそう。
仕事を始める前に、やらなければならないことを全部一覧表にする。そうすれば、今日やらなければならないことが20個あったとしても、それ以上増えないと思うと「よし、全部片付けるぞ!」とテンションの高いままキープできる。
一方、「とりあえず思いつくことを5つ片付けよう」と思っていると、あとから五月雨式に5個、3個と仕事が増え、やってもやっても減らないと感じる。
テンションの高い人は、すべての仕事を最初に一覧表でリストアップしている。
毎日それを減らしていく作業をやっているので、達成感がある。
・受け入れがたい話を信じることで、テンションは上がる。
毎日驚きや感動のある人は、疑わない人である。
テンションの高い人は、話を聞いた時のリアクションが大きい。
感動・感激・感謝は、信じることから始まる。
テンションが高い人は、「いい話を信じて、悪い話を信じない人」である。
・失敗を隠すことで、ますますテンションが下がる。
成功話を語るよりも、失敗話を語る方がテンションが上がる。
成功話の危険性は、一歩間違うと自慢話になって、聞き手のテンションが下がることである。
・企画は、話すことで、テンションの高い企画になる。
「いいアイデアを持っているけど、とられちゃうからまだ話せない」と言っていると、テンションが下がり、たいしたアイデアでなくなる。
もったいぶってる人が「絶対誰にも言わないでね。盗まないでね」と言うアイデアは、そもそも誰かが盗むようなアイデアではない。
「話しちゃっていいの?」と思うぐらいのアイデアの方が断然面白い。
「アイデアが盗まれた」と怒る人は、盗まれたのではなく、そのぐらいのレベルなら誰でも考えているということである。
・負けることで、テンションが上がる。たくさん負けた人が、夢を実現する。
悔しいと思った時に、このままでは終わりたくない、見返してやるという復讐心に燃えるのが、人間の素直な感情である。それは大きなエネルギーになる。
夢の実現はめんどうくさいことである。楽しいことは、めんどうくさいことを乗り越えたところにある。めんどうくさいことをショートカットしたら、本当は楽しいことでも楽しくなくなる。
・テンションの低い人は、学生時代から着ている服が同じ。
したことのないことをすると、テンションが上がる。
AかBか迷った時は、したことのない方を選ぶことである。
テンションの低い人は、学生時代から着ている服が同じである。好みの幅が狭くて、今まで着たことのないものが着られないのである。そういう人は、いつまでたってもセンスが磨かれない。
「買ったけど浮いちゃって合わなかった」ということを経験している人は、似合う服の幅が広がって、どんどんオシャレのセンスが磨かれていく。着ているものは、明らかにテンションを作り出す。
・テンションは、アウトプットする時に出る。
テンションの高い人は、往々にしてアウトプットの量が多い。
発言したり、人に話したり、書いたり、試作品を作ったり、試してみること。
「構想何年」と言って、溜め込み過ぎないことである。
「構想5秒」でいい。「構想5年」と言っているうちに腐ってしまう。
・テンションの低い会議は、百害あって一利なし。
成功する会議は、必ずテンションが高くて速い。テンションの低い会議は、必ず長い。そして、何かが決まるのではなく、何かをやめにしようという結果に落ち着く。アイデアを生み出すのではなく、アイデアをつぶしていくのである。
最もテンションの高い会議は、人数が少なくて、最大3人である。
ベストは2人で、会議室も要らない。
会議室そのものがテンションが低いのである。
テンションの低い会社は、会議室が多くて、いつもそこに人がいっぱいいる。
・「意見」を言う人から、「アイデア」は出てこない。
テンションの低い人は、アイデアを言わず、必ずアイデアをつぶす「意見」を言う。
・テンションは、スピードに比例する。
目で見えないものに、体はついていかない。最初に体を速く動かそうと思っても、目がついていかなければ、動かせない。
動きがスローモーションなのにテンションが高いということはありえない。
テンションの高い人は、必ず動きも速い。
・一緒にごはんを食べて、楽しい相手になっているか意識する。
テンションの高い人は、一緒にごはんを食べていて楽しい人である。
食事は、おなかがすいてペコペコの状態で食べるのが一番テンションの高い状態である。
「おなかがいっぱいで、あまり食欲がなくて、食事制限していて、嫌いなものは肉と魚と・・・です」と言われてしまったら、一気にテンションが下がってしまう。
「好き嫌いはたくさんあります」とか「魚はいっさい食べられません」とか「ダイエットしているので甘いものを控えています」と言われると、食事の席は楽しくなくなる。
・相手のラッキーナンバーを覚えている。
ラッキーナンバーを持っていると、偶然を楽しめる。
ラッキーナンバーを見つけると、いいことが起こるような気がして、運がいいと思える。ロッカーでも、自分のラッキーナンバーを探してしまう。
・元気の出る人と話す。
テンションは、人からもらう部分が大きい。その次に、本や映画や音楽。
テンションを上げるための引き出しをできるだけたくさん持つ。
テンションの高い人は、テンションを上げる引き出しをたくさん持っている。
・やれるかどうかわからないことを、「できない」と言わない。
世の中のほとんどのことは、○でも×でもなく、△である。その△を「○に近い△」と考えられるか、「×に近い△」と考えるかは主観の差である。
△を○の一部と考えられる人は、テンションを上げて生きることができる。
テンションの高い人は、×を「ムリ」と言い切らないで、「ムリっぽい」と言う。「ぽい」という言葉がつくだけで、もう1回トライしてみようという気になれる。
・帯にかわるものを締める。
自分の重心の位置を確認できれば、テンションを高めることができる。
ズボンのベルトをし忘れると、その日1日力が入らないものである。それは自分の重心の位置がはっきりしないからである。
「テンションを上げる」といることは、「テンションを安定させる」ということである。
・レールは、どこかで途切れる。レールをはずれると、無限の道になる。
レールに乗っている状態は安定しているが、テンションは高くない。レールからはずれると不安定になる。でも、その瞬間にすべてのコースが道になる。
レールから早くはずれた人の方が強い。
レール上を走っている限り、常に前を走っている人がいる。そこでは決してトップになれない。レールからはずれた時に、誰もいない荒野に踏み出していける。せっかくはずれたのだから、はずれたことを楽しめばいい。
中谷彰宏の本は、いつでも元気になれる「ドリンク剤」みたいだ(笑)
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・めんどうくさいことを乗り越えてでも、好きな趣味や仕事をやりたいという思いが、テンションにつながる。
・レベルが上がっても、量を減らさない。
仕事に慣れれば慣れるほど、仕事のテンションが下がる。それはレベルが上がったことで量を減らしているからである。
継続してテンションが高い人や、レベルが上がっても相変わらずテンションが高くて成長し続けている人は、レベルが上がっても量を減らさない。
・うまくなってからマイボールではなく、マイボールで始める。
道具からもらうテンションは大きい。うまくなってからマイボールを持つのではなく、最初にマイボールを持ってコツコツ努力をしていく方が、テンションを上げていくことができる。
・「マイ○○」を持つ。
「マイ○○」を持つと、テンションが上がる。「マイ○○」のところへ行くと、テンションが上がる。
マイボールに当たる「マイ○○」をたくさん持つこと。
自分の「マイ○○」と書き出してみる。
・「こんな機会は二度とない」と考える。
出会いやチャンスに対する感謝の気持ちが大きいと、テンションは勝手に上がる。「一期一会」を大切にできる人は、テンションを無意識のうちに上げれる。
チャンスがなかなか手に入らないと文句を言っている人は、チャンスは簡単につかめるものだという考えを持っている人である。
・主役になるのではなく、主役になれる世界に行くのだ。
自己実現するためには、自分が主役になれる場所を探していくことである。
自己実現とは、ポジショニングである。マーケティングと同じで、商品は1番になれる分野で売ればトップになれる。
人気のあるところには、たくさんの人がいる。脇役どころかエキストラさえも難しい状態である。みんなが行かないところに行けば、そこで主役になれる。
みんながやりたがらない分野でも、「自分が好きだからやろう」と思える人は、主役になれる。主役になるために、好きでもないものをやる必要はない。本当に自分が好きなものを探せば、その分野の人数は少ないものである。
興味のない分野でも、ヒットしているからという理由だけで参入すると、どうしても後追いになってしまう。
・アイデアを出せる人と出せない人は、くだらないことを言えるか言えないかの差である。
ご立派な意見とは、みんなわかっていて、みんなが持っているアイデアのことである。
くだらないアイデアは、誰も出せないので、誰かが出すと「おおっ、それは言って欲しかった」と共感を呼ぶ。
また、「それはオレも考えていた」と言う人は、口に出すのはみっともないと思って結局出せなかった人である。
「くだらない」をほめ言葉として受け取れることも大切である。
・コストと考えるとテンションが下がり、投資と考えるとテンションが上がる。
あらゆる出費をコストと考えると、テンションは下がる。
すべての出費を投資と考えると、気持ちは落ち込まない。
洋服を買って失敗することも投資、誰かにごちそうするのも投資である。
それを払うことは自分にとってムダなコストではない。投資である。
・返事を速くすることで、自分のテンションが上がる。
テンションを上げていくためには、あらゆるレスポンスを速くすることである。
返事を速くすることでテンションが上がる。メールの返事を溜め込むと、テンションはどんどん下がる。
返事しなければならないこと、保留にしていること、しなければならない雑用は、溜め込めば溜め込むほど、テンションを下げてしまう。
・レベルとテンションは比例する。
簡単な仕事で成功するよりも、難しい仕事で失敗する方が成長する。
仕事のやり方でも、「やってやっている」という姿勢でやる仕事は、手抜きでいい加減な仕事になる。「こんなレベルの低い雑用をやっている」「こんなレベルの低いクライアントとやってやっている」そういう姿勢になった時点で、仕事のやり方のレベルが低くなっている。
レベルの低いところで勝つより、レベルの高いところで負けよう。
・やらなければならないことを、とりあえず全部書きだそう。
仕事を始める前に、やらなければならないことを全部一覧表にする。そうすれば、今日やらなければならないことが20個あったとしても、それ以上増えないと思うと「よし、全部片付けるぞ!」とテンションの高いままキープできる。
一方、「とりあえず思いつくことを5つ片付けよう」と思っていると、あとから五月雨式に5個、3個と仕事が増え、やってもやっても減らないと感じる。
テンションの高い人は、すべての仕事を最初に一覧表でリストアップしている。
毎日それを減らしていく作業をやっているので、達成感がある。
・受け入れがたい話を信じることで、テンションは上がる。
毎日驚きや感動のある人は、疑わない人である。
テンションの高い人は、話を聞いた時のリアクションが大きい。
感動・感激・感謝は、信じることから始まる。
テンションが高い人は、「いい話を信じて、悪い話を信じない人」である。
・失敗を隠すことで、ますますテンションが下がる。
成功話を語るよりも、失敗話を語る方がテンションが上がる。
成功話の危険性は、一歩間違うと自慢話になって、聞き手のテンションが下がることである。
・企画は、話すことで、テンションの高い企画になる。
「いいアイデアを持っているけど、とられちゃうからまだ話せない」と言っていると、テンションが下がり、たいしたアイデアでなくなる。
もったいぶってる人が「絶対誰にも言わないでね。盗まないでね」と言うアイデアは、そもそも誰かが盗むようなアイデアではない。
「話しちゃっていいの?」と思うぐらいのアイデアの方が断然面白い。
「アイデアが盗まれた」と怒る人は、盗まれたのではなく、そのぐらいのレベルなら誰でも考えているということである。
・負けることで、テンションが上がる。たくさん負けた人が、夢を実現する。
悔しいと思った時に、このままでは終わりたくない、見返してやるという復讐心に燃えるのが、人間の素直な感情である。それは大きなエネルギーになる。
夢の実現はめんどうくさいことである。楽しいことは、めんどうくさいことを乗り越えたところにある。めんどうくさいことをショートカットしたら、本当は楽しいことでも楽しくなくなる。
・テンションの低い人は、学生時代から着ている服が同じ。
したことのないことをすると、テンションが上がる。
AかBか迷った時は、したことのない方を選ぶことである。
テンションの低い人は、学生時代から着ている服が同じである。好みの幅が狭くて、今まで着たことのないものが着られないのである。そういう人は、いつまでたってもセンスが磨かれない。
「買ったけど浮いちゃって合わなかった」ということを経験している人は、似合う服の幅が広がって、どんどんオシャレのセンスが磨かれていく。着ているものは、明らかにテンションを作り出す。
・テンションは、アウトプットする時に出る。
テンションの高い人は、往々にしてアウトプットの量が多い。
発言したり、人に話したり、書いたり、試作品を作ったり、試してみること。
「構想何年」と言って、溜め込み過ぎないことである。
「構想5秒」でいい。「構想5年」と言っているうちに腐ってしまう。
・テンションの低い会議は、百害あって一利なし。
成功する会議は、必ずテンションが高くて速い。テンションの低い会議は、必ず長い。そして、何かが決まるのではなく、何かをやめにしようという結果に落ち着く。アイデアを生み出すのではなく、アイデアをつぶしていくのである。
最もテンションの高い会議は、人数が少なくて、最大3人である。
ベストは2人で、会議室も要らない。
会議室そのものがテンションが低いのである。
テンションの低い会社は、会議室が多くて、いつもそこに人がいっぱいいる。
・「意見」を言う人から、「アイデア」は出てこない。
テンションの低い人は、アイデアを言わず、必ずアイデアをつぶす「意見」を言う。
・テンションは、スピードに比例する。
目で見えないものに、体はついていかない。最初に体を速く動かそうと思っても、目がついていかなければ、動かせない。
動きがスローモーションなのにテンションが高いということはありえない。
テンションの高い人は、必ず動きも速い。
・一緒にごはんを食べて、楽しい相手になっているか意識する。
テンションの高い人は、一緒にごはんを食べていて楽しい人である。
食事は、おなかがすいてペコペコの状態で食べるのが一番テンションの高い状態である。
「おなかがいっぱいで、あまり食欲がなくて、食事制限していて、嫌いなものは肉と魚と・・・です」と言われてしまったら、一気にテンションが下がってしまう。
「好き嫌いはたくさんあります」とか「魚はいっさい食べられません」とか「ダイエットしているので甘いものを控えています」と言われると、食事の席は楽しくなくなる。
・相手のラッキーナンバーを覚えている。
ラッキーナンバーを持っていると、偶然を楽しめる。
ラッキーナンバーを見つけると、いいことが起こるような気がして、運がいいと思える。ロッカーでも、自分のラッキーナンバーを探してしまう。
・元気の出る人と話す。
テンションは、人からもらう部分が大きい。その次に、本や映画や音楽。
テンションを上げるための引き出しをできるだけたくさん持つ。
テンションの高い人は、テンションを上げる引き出しをたくさん持っている。
・やれるかどうかわからないことを、「できない」と言わない。
世の中のほとんどのことは、○でも×でもなく、△である。その△を「○に近い△」と考えられるか、「×に近い△」と考えるかは主観の差である。
△を○の一部と考えられる人は、テンションを上げて生きることができる。
テンションの高い人は、×を「ムリ」と言い切らないで、「ムリっぽい」と言う。「ぽい」という言葉がつくだけで、もう1回トライしてみようという気になれる。
・帯にかわるものを締める。
自分の重心の位置を確認できれば、テンションを高めることができる。
ズボンのベルトをし忘れると、その日1日力が入らないものである。それは自分の重心の位置がはっきりしないからである。
「テンションを上げる」といることは、「テンションを安定させる」ということである。
・レールは、どこかで途切れる。レールをはずれると、無限の道になる。
レールに乗っている状態は安定しているが、テンションは高くない。レールからはずれると不安定になる。でも、その瞬間にすべてのコースが道になる。
レールから早くはずれた人の方が強い。
レール上を走っている限り、常に前を走っている人がいる。そこでは決してトップになれない。レールからはずれた時に、誰もいない荒野に踏み出していける。せっかくはずれたのだから、はずれたことを楽しめばいい。