会社の人であまりにも真面目すぎて、何をやっても自分に満足できず常に自分を責めている人がいる。この人の相談話を聞いて、色々とアドバイスをしてきたが、やはり自分の説得力がないのか依然として変わらない。
そんなことを考えながら、古本屋で見付けたのがこの本である。
目次を読んだだけで、何かその人が変われるきっかけになりそうな気がして、思わず買ってしまった。
この本は、その人にあげようと思っているが、その前に自分で読んでポイントをまとめた。
--------------------------------------------------------------------------
しなければいけないことは後回し。
疲れたら、途中で投げ出そう。
「常識」を逆さから眺めれば、人生は断然面白い。
・しょっちゅう悩んだり迷ったりして、思うような生き方ができていない人の考え方
1 人の迷惑にならないように、悪く思われないようにと周囲に気を遣ってばかりいる。
2 苦労しなければ願望は達成できない、つらい努力を経て勝ち取らないと価値はないと思っている。
3 「○○してはいけない」「○○すべきだ」というような、自分を制限する価値観をたくさん持っている。
4 悩まなくてもいいような「他人の問題」にまで首を突っ込んで、暗い気持ちになっている。
5 人生を深刻に「まじめ」にとらえ過ぎているため「楽しむことに罪悪感を覚える」ことがある。
これまでの人生、特に子供のころに教えられた常識や道徳、教訓に縛られて、窮屈な生き
方しかできなくなっている人がいかに多いことか。本来、人を幸せに導くための教えが「足
かせ」となって、生き方の幅を狭めているとしたら、そうした教えや固定観念をちょっと
見なおした方がいい。
・ツキに恵まれている人の「行動法則」
1 ツイてる人は自分の行動が、他人の目にどう映るかよりも「自分の気持ちに素直に従う」ことを大事にしている。
2 大好きなことをやるのが、自然な生き方であるし、そうすれば「豊かさ」は、いつの間にか引き寄せられてくる。長く続く苦労や辛抱は、方向が違っていることを教えてくれているのだと考えている。
3 何事にもとらわれない広い心を持っている。「絶対にしなければならないこと、してはいけないこと」は、ことのほか少ないことを知っている。
4 まず、自分自身が幸せを感じることを最優先している。明るく喜びに満ちた人生を送ることによって、周りの人たちを温かな雰囲気で包みこむ。これが、最高の社会貢献だと思っている。
5 人生は楽しく過ごすもの。「遊び」のごとく、ライトにとらえている。だからこそ、夢中になって真剣に取り組める。
① 中途半端なままでいこう(生きるのがパッと楽しくなる行動法則)
・問題を放っておける。白黒をはっきりさせるよりも、グレーのままにしておくほうが
いいこともある。どちらか一方に決めないで、両者の中間にいて、「いいとこ取り」す
る方が楽で得である。
問題や悩みが生じた時も、必ずしも解決しなくてもいい。それはそれとして放ってお
く。するとたいていのことは時間の経過とともに消えていく。
イヤなことや、しなければならないことも、後回しにしておけばいい。「ウソも方便」
で適当な口実をつくって、一時棚上げしておく。
中途半端なままにしておける能力を磨く。
「放っておく」のと「やり遂げる」のは、同じ価値。
・できる理由を見つけ出す
「これをやりたい」と思っても、すぐに「できない理由」を見つけ出す習慣がある場
合、「できない理由」の数以上「できる理由」を挙げてみる。
できないことは、そもそも思い付かない。
「本当にしたいこと」に意識を集中させる。
・迷ったら、やってみる
とりあえず走り出すこと。心が揺れ動く時は、突っ走りながら考えればいい。
結果はどうであれ「あの時は夢中だったなあ。ああ楽しかった」と振り返ることがで
きたら、それで十分である。
・「好きなこと」に縛られない
禅の高僧 余語翠巖老師の一言
「やりたいことをすべてやれたら自由かというと自由ではない。やりたいということ
で、すでに縛られているのである。何事も平気で我慢できるようになれば、縛られるということから外れ、自由な人間になれるのである。」
「好きなことができる自由」と「好きでないことをしていてもストレスがたまらない余裕」。この2つを会得して初めて「真の自由人」と言える。
こだわればこだわるだけ縛られる。気に入らないことも平然とできるのが自由。
・途中で投げ出す
成功法則、願望達成の法則でよく出てくる言葉に「成功するまでやり続ける」という
のがある。しかし、これが今一つピンとこない。
人の心は、日々変化していくものである。常に目標を立てた時と同じ心境でいる方が、
かえって不自然である。
初志貫徹するのが、いいとはかぎらない。目標も、心境の変化とともに変わるもの。
② 「なんとなーく」で決めていい(迷いからスッとラクになる行動法則)
・「ひらめき」に従う
直感は、意味があるからひらめく。自分の心が、自分に都合の悪いことを思い付くわ
けがない。だから思い付いたことを疑わず、素直に単純に従った方がいい。
1 誰かに聞きたいことがあったり、連絡が取りたくなった時は、時間帯などを気に
せず、すぐその時に電話する。
2 シンクロニシティ(不思議な偶然の一致)が連続して起きていないか敏感になる。
3 夢に「求めている答え」が象徴的に現れていないかチェックする。
・「おもしろそう」なほうを選ぶ
「Aがいいか、Bがいいか」を迷いに迷った場合は、どっちの道を行っても、あまり
変わりがないということ。
大切なことは、どの道を選んだとしても「選んだ道がベストの道なんだ」と思うこと。
・疲れないことをする
子供は、したいことしかしないから疲れを知らない。
大人は、しなければならないことばかりやってるから疲れやすい。
好きなことなら、何時間携わっても疲れない。疲れを感じるどころか、逆にエネルギ
ーが充填されて、ますます元気になっていく。
疲れも覚えず、長い時間楽しめるのは「しなくてもいいこと」をしているときである。
「しなければならない」と思っていることをやっている時は、喜びを感じない。
買わなくもいいものを買いにいく時は「ショッピング」なのでワクワクする。しかし、
無くてはならない生活必需品を買いに行く時は「買い出し」なので気分は乗らない。
・人の迷惑を考えない
ツイてる人は「迷惑になる、ならない」の次元で行動を決めることはない。行動基準
は「好きなこと、やりたいこと」である。
だから結果として、周りに迷惑をかけることになったとしても、素直に謝れるし、自
分に迷惑がかかってきても、笑って見ていられる。それは「迷惑をかけて困らせてや
ろう」という意図で行動を起こす人は、ほとんどいないことを知っているからである。
「迷惑をかける、かけない」の呪縛から解放されよう!迷惑をかけないために、生ま
れてきたのではない。
・好きだからする
やり始める際に、理由づけや説明は要らない。
やめる時にも、理由づけや説明は要らない。
・信じたいことは口にする
「人生は自分が決めたとおり、信じたとおりになっていく」のが宇宙の法則の一つである。
「信」という漢字は「にんべん」に「言」という字から成り立っている。「人の言葉」がキーである。
「信じたいこと」を言葉にして、毎日何十回と口に出してみる。
・したいことがなくても焦らない
悟った人は「何かをしてもいいし、しなくてもいい」というスタンスでいるから「何が何でも、これをしたい」という欲はない。「何もしなくてもいい」と腑に落ちた時、人は最も活動的になるものである。
・週イチで初めてのことをする
自分の殻を破りたくなった時、その「きっかけ」となる3つのヒント
1 初めてのことにチャレンジする。
2 毎月、金額を決めて自己投資にあてる。
新しい自分を発見するためには、お金をケチらない。決めた金額を毎月オーバーするくらいの気持ちで投資してみる。
3 以前やっていて楽しかったことを、もう一度やってみる。
その時の「幸せな気分、ワクワクする高揚感、前向きな情熱」を思い出すことが大切である。
自己投資は最高の投資。最大のリターンが期待できる。
③ 「ちょっとしたこと」を実行しよう(夢がどんどん叶う行動法則)
・目標を紙に書く
1 目標は、毎朝書く。
毎日、目標を書いたメールが自分のアドレスに届けられるサービスを利用する方法もある。
2 数字を入れて、具体的に書く。
達成の日付も書いておく。
3 実現して、自分も周りの人たちも喜んでいる様子をくっきりとイメージし、感謝する。→望月俊孝「幸せな宝地図であなたの夢がかなう」が参考になる。
4 イメージだけで終わらせずに、実際に何かその場でできることを10分間でいいからやってみる。
5 「達成して幸せ、その途中も幸せ、今も幸せ」という気分でいる。
目標は重要だが、幸福感を忘れないように。目標を通して、どんな自分になりたいの
か。
・「成幸」に導く5つの習慣
成幸とは「これをするために生まれてきたんだ」と深く納得がいく生き方のこと。
1 少眠、少食、禁煙
2 読書好き、勉強好き
3 整理整頓、トイレ掃除
「捨てる」か「とっておく」か迷った時は、「捨てる」と決めておく。
机の上が片付いていると手紙を書きたくなり、だれかと縁がつながる。
机の上を片付けると、心の中も整理される。
4 人にイヤな思いをさせない
人にしたことは、自分に返ってくるのが「宇宙の法則」
5 素直な楽天家でいる
「素直」という字は素に直通すると書く。素直でいると「おまかせ」の境地でいられる。
・どんどんアウトプットする
同じ読書をするにも、それを基に「何か書こう、何かしゃべろう」とアウトプットを
前提に読むと、吸収力が全く違ってくる。
いつも出し続けると入ってくる。
インプットからアウトプットに比重を移す。
・アイデア帳を携帯する(人生を変えるツール)
アイデアは思い付いたときにメモしておかないと、すぐに忘れてしまう。いつ湧いて
くるかわからないので、アイデア帳と3色ボールペンを必ず身につけておく。
アイデア帳を持っているから、ひらめくのである。
効率を追求するから、仕事に縛られるのである。
④ 「自分の都合」で考える(「ツイてない」をガラッと変える行動法則)
・都合のいい人生観を持つ
「人生は自分が思ったとおり、決めたとおりになる」というのが、この世の黄金律(ゴ
ールデン・ルール)である。
「辛い思いをして一生懸命働かないと、お金は手に入らない」と思っている人は、実
際に辛い思いをしながら必死に働いてお金を手にしていく。一方、「大好きなことをし
ていると、お金は自然と入ってくる」と心底思っている人は、本当に好きなことをし
ながら、お金を手に入れていく。
世の中という「外の世界」を見て、特定の人生観を持つようになったと通常思うが、
実際は逆で「自分がすでに持っている人生観」が外の世界に反映されて現実をつくっ
ていくのである。どんな人生観を持つかは、自分の自由である。
ツイてる人の行動指針は、制限やとらわれがないのが特徴である。
「思いは、現実化する」これが最も重要な法則
なって欲しくないことは、冗談でも言わない。
・トラブルも、いい刺激だと考える
ツイてる人は、やってきた情報を先入観で排除してしまうのではなく、いったんは受
け入れてみようと考える人である。
やってきた情報はすべて、「自分にとって必要があるからやってきたのだ。だから、い
いものに違いない。たとえすぐにはそう思えなくても、何かひとつはキラリと光るい
いものが隠されているはずだ」という観点で見ている。
トラブルも全くなければ退屈。
幸せでいることは簡単で当たり前。
・困難と向き合う3つのステップ
1 頑張って乗り越えようとする段階
2 見方を変えて、ポジティブ・シンキングする段階
3 あるがままに受け入れる段階
出来事にあらかじめ決まっている「意味」はない。
ありのままに見るとは、事実を事実として見ること。
・マイナスを笑い飛ばす
マイナスに見えるのは、プラスを知っているから。
言い方を換えるだけで、人生が開けることもある。
マイナスの言葉もプラス面に光を当てて「言い方を換えてみる」だけで気持ちが軽く
なる。
例:消費する→景気貢献する オヤジ→ベテラン 不景気→貯蓄期 老人→師匠
浮浪者→路上哲学者
・毎日をレッスンだととらえる
人生の99%はわからないこと。
わからないことは、あまり暗く考えない。
「楽天家」という場合、その人の「性格」を指して言っているように思われるが、これを「能力」と考えてみる。「性格」と考えると「一生変わらない、変えられない、変えにくい」となるが、「能力」とみなせば「練習しだいで何とかなる、訓練すれば磨くことができる」。そういうレッスンを日々の生活でやっていると思って過ごす。
あくまでも「レッスン」であり「修行」とか「試練」という言葉は重苦しくなるから使わない。
・手に入らないものは追いかけない
人は「ないこと」は見付けやすいけど、「あること」には、なかなか気付きにくい。
人は完全で公平。過不足のない世界に生きている。「生きていくのに必要なものは、全部備わっている。人はだれしも過不足のない世界に生きている」と腹の底から理解できた時、人と比較することがなくなって、恐れが消えていく。
・信じきることができる
ある情報が「正しいか、間違っているか、事実かどうか」は、さほど重要なことではない。要はそれを「信じられるかどうか」である。信じた情報はチカラになる。
信じたら、信じたとおりの現象が現れてくる。
情報は正しいかよりも楽しくなれるかが大事。
・ポジティブ・シャワーを浴びる
毎日続ければ、いつの間にかできるようになっている。
行きつ戻りつしながらも肯定思考は1年で身につく。
・格言もむやみには信じない
「格言」も鵜呑みにしないで、自分で考える。
辛い時は辛抱よりも、方向転換する。
⑤ 「他人との違い」をおもしろがってみる(人間関係がスッキリする行動法則)
・人のせいにしない
人は、どんな時でも最適な場所にいる。
すべて、自分の問題として受け止める。
・聞き役である
自分と意見が違う人と上手にコミュニケーションをとる方法。
「そうですね」という言葉を優しく言うこと。たとえ、相手の意見に同感できなくて
も、とりあえず「そうですね」と言って相づちを打ってみる。
・他人を責めない、自分も責めない
恋人や夫婦の間、または師弟関係で年々「好意と敬意の念」が深まっていくのが理想
であるが、実際はなかなかそうはいかない。出会った頃は夢中になっているので気に
ならなかったことが、つきあうにつれて段々と相手の「人間らしい面」が目につくよ
うになる。その人への思い入れが強いほど、落胆も大きい。しかし、これはおかしな
話である。
その人は、ずっとその人なりの生き方をしてきたし、自分と出会った後も、そうして
きただけのことである。自分が勝手にその人のことを好きになっておいて、自分の価
値観やイメージと合わなくなったからといってその人を責めたりするのはよくない。
このように、苛立ったり、腹が立ったりするのは、相手に問題があるように思えるが、
実は自分に原因がある場合が多い。
人の気持ちは刻々と変化していく。
「諸行は無常なり」と思い定める。
・悪口を受け取らない
ほめられても、悪口を言われても同じように、にこやかに微笑んでいられる人になる。
・反論されても動じない
相手から反論された場合は「ケンカをふっかけてきている」と解釈するのではなく、「反
対側から見ると、こう見えますよ」という示唆を与えてくれていると解釈する。
・「正しさ」にはこだわらない
人それぞれ、自分だけの世界に住んでいる。
「正しさ」よりも「幸せ」に意識を向ける。
・相談は聞いてあげたいときだけきく
「人のため」に動くのは、自分が余裕のあるときでいい。
その時の気分を尊重し、ケースバイケースで対処する。
・自分の才能に気付いている
1 本来の自分に目覚めるとは、自己の才能に気付くこと。
2 だれもが、それで食べていけるだけの才能を持っている。
3 才能は「天分」と言われるように、天から平等に分け与えられている。
4 その「天分」を表現している時は、疲れを感じない。
5 むしろ、元気になってくるので、人に優しく接することができる。
才能のない人はいないが、気付いていない人は大勢いる。
努力もなく続けられることのなかに才能が潜んでいる。
⑥ 楽しみながら、儲かっている(人生も財布も豊かになる行動法則)
・お金持ちの財布の使い方
1 お札は上下、裏表をちゃんと揃えて入れている。
2 新券を入れているので、二つ折りの財布は使わない。
3 お金がお金を呼ぶので、たくさん入れている。
4 財布とは別に「小銭入れ」を持っている。
5 カードではなく、現金での支払いが中心。
お金持ちは「投資感覚」が身についているので「これが何倍になって返ってくるか」と発想する。
お金は大切にしてくれる人のところに集まる。
お金は人の感情を反映し、次の動きを決める。
・他人の目から自由である
人は誰でも「自分という存在を認められたい」という根源的欲求があるが、「だれでもいいから認めて欲しい」わけではない。ある特定の人に承認されたいのである。
内面に問いかける機会を作る。人に認められたいという「承認欲求」が薄まってきて、とらわれから脱出した時に次のレベルに進む。
特別意識は、劣等感のあらわれ。天はすべての人を認めている。
・「ありたい姿」をイメージできる
人は誰でも何もしなくても価値ある存在。だからこそ生まれてきた。
⑦ ツイてる人から聞いたこと(運を引き寄せるちょっと意外な行動法則)
・価値観が淡い 津留晃一
「良い・悪い」は、いちがいに決められない。自分がそう思っているだけ。
「どちらがいい」から「どちらもいい」人生へ。
・「遊び」のごとく生きる 松永真理
運を呼び込む人は、人生を遊びのごとく、軽やかにとらえている。
来るものは、とりあえず受けてみるとおもしろい。
色んな体験をするって、カラフルでいい。
・努力なしでできることをする 宝彩有菜
本当の才能は「あまり努力した感じを持っていない分野」にある。
努力が辛いと感じた時は「方向」が違うこと。
才能は天から与えられている。天はえこひいきしない。
・「自分はアイデアマンだ」と意識する 加藤昌治
アイデアあふれる人と、そうでない人の違いは、意識しているかどうかの一点。
アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物でもない。少しだけ新しくても「新しい」。
くだらないことでも何でも全部紙に書いてみる。「量が質を生む」
夢物語でかまわないからどんどん出してみる。実現度?そんなの後回し。
何事も意識さえしていれば近寄ってくる。
人は自分が定義したとおりの人物になっていく。
・しっぺ返しも体験してみたい 森田健
いい体験、悪い体験、何でも体験したもの勝ち。
来るものは拒まない姿勢が、ツキを引き寄せる。
・すべて自分にふさわしいと考える 斎藤一人
困ったことは起こらない。困ったと思っていることも、実は困ったことではないと気付くことが神様からのプレゼント。
この世では「似つかわしくない」ことは起こらないことになっている。
人はすべて「ちょうどいい世界」に住んでいる。
出会う人は、みんな自分とどっこいどっこい。
エピローグ・・・シンプルに考え、試しに行動してみる
「ツイてる人」の3つの人生のとらえ方
1 過去のこと
「これまでの人生は、最高だった」と肯定すること。
それ以外の人生との比較はできないから、歩んできた人生はすべてベストな選択だったと納得すること。
2 現在のこと
目の前の出来事をいかに楽しむかが大切である。
そのこと自体にあらかじめ決められた意味はない。どのように解釈するかは、各人の自由に任されている。自分の人生は自分に都合のよい解釈で楽しむこと。
3 未来ののこと
心配するのは時間のムダ
出来事は幸せにしようという意図でやってくる。だからすべて良いことである。
そんなことを考えながら、古本屋で見付けたのがこの本である。
目次を読んだだけで、何かその人が変われるきっかけになりそうな気がして、思わず買ってしまった。
この本は、その人にあげようと思っているが、その前に自分で読んでポイントをまとめた。
--------------------------------------------------------------------------
しなければいけないことは後回し。
疲れたら、途中で投げ出そう。
「常識」を逆さから眺めれば、人生は断然面白い。
・しょっちゅう悩んだり迷ったりして、思うような生き方ができていない人の考え方
1 人の迷惑にならないように、悪く思われないようにと周囲に気を遣ってばかりいる。
2 苦労しなければ願望は達成できない、つらい努力を経て勝ち取らないと価値はないと思っている。
3 「○○してはいけない」「○○すべきだ」というような、自分を制限する価値観をたくさん持っている。
4 悩まなくてもいいような「他人の問題」にまで首を突っ込んで、暗い気持ちになっている。
5 人生を深刻に「まじめ」にとらえ過ぎているため「楽しむことに罪悪感を覚える」ことがある。
これまでの人生、特に子供のころに教えられた常識や道徳、教訓に縛られて、窮屈な生き
方しかできなくなっている人がいかに多いことか。本来、人を幸せに導くための教えが「足
かせ」となって、生き方の幅を狭めているとしたら、そうした教えや固定観念をちょっと
見なおした方がいい。
・ツキに恵まれている人の「行動法則」
1 ツイてる人は自分の行動が、他人の目にどう映るかよりも「自分の気持ちに素直に従う」ことを大事にしている。
2 大好きなことをやるのが、自然な生き方であるし、そうすれば「豊かさ」は、いつの間にか引き寄せられてくる。長く続く苦労や辛抱は、方向が違っていることを教えてくれているのだと考えている。
3 何事にもとらわれない広い心を持っている。「絶対にしなければならないこと、してはいけないこと」は、ことのほか少ないことを知っている。
4 まず、自分自身が幸せを感じることを最優先している。明るく喜びに満ちた人生を送ることによって、周りの人たちを温かな雰囲気で包みこむ。これが、最高の社会貢献だと思っている。
5 人生は楽しく過ごすもの。「遊び」のごとく、ライトにとらえている。だからこそ、夢中になって真剣に取り組める。
① 中途半端なままでいこう(生きるのがパッと楽しくなる行動法則)
・問題を放っておける。白黒をはっきりさせるよりも、グレーのままにしておくほうが
いいこともある。どちらか一方に決めないで、両者の中間にいて、「いいとこ取り」す
る方が楽で得である。
問題や悩みが生じた時も、必ずしも解決しなくてもいい。それはそれとして放ってお
く。するとたいていのことは時間の経過とともに消えていく。
イヤなことや、しなければならないことも、後回しにしておけばいい。「ウソも方便」
で適当な口実をつくって、一時棚上げしておく。
中途半端なままにしておける能力を磨く。
「放っておく」のと「やり遂げる」のは、同じ価値。
・できる理由を見つけ出す
「これをやりたい」と思っても、すぐに「できない理由」を見つけ出す習慣がある場
合、「できない理由」の数以上「できる理由」を挙げてみる。
できないことは、そもそも思い付かない。
「本当にしたいこと」に意識を集中させる。
・迷ったら、やってみる
とりあえず走り出すこと。心が揺れ動く時は、突っ走りながら考えればいい。
結果はどうであれ「あの時は夢中だったなあ。ああ楽しかった」と振り返ることがで
きたら、それで十分である。
・「好きなこと」に縛られない
禅の高僧 余語翠巖老師の一言
「やりたいことをすべてやれたら自由かというと自由ではない。やりたいということ
で、すでに縛られているのである。何事も平気で我慢できるようになれば、縛られるということから外れ、自由な人間になれるのである。」
「好きなことができる自由」と「好きでないことをしていてもストレスがたまらない余裕」。この2つを会得して初めて「真の自由人」と言える。
こだわればこだわるだけ縛られる。気に入らないことも平然とできるのが自由。
・途中で投げ出す
成功法則、願望達成の法則でよく出てくる言葉に「成功するまでやり続ける」という
のがある。しかし、これが今一つピンとこない。
人の心は、日々変化していくものである。常に目標を立てた時と同じ心境でいる方が、
かえって不自然である。
初志貫徹するのが、いいとはかぎらない。目標も、心境の変化とともに変わるもの。
② 「なんとなーく」で決めていい(迷いからスッとラクになる行動法則)
・「ひらめき」に従う
直感は、意味があるからひらめく。自分の心が、自分に都合の悪いことを思い付くわ
けがない。だから思い付いたことを疑わず、素直に単純に従った方がいい。
1 誰かに聞きたいことがあったり、連絡が取りたくなった時は、時間帯などを気に
せず、すぐその時に電話する。
2 シンクロニシティ(不思議な偶然の一致)が連続して起きていないか敏感になる。
3 夢に「求めている答え」が象徴的に現れていないかチェックする。
・「おもしろそう」なほうを選ぶ
「Aがいいか、Bがいいか」を迷いに迷った場合は、どっちの道を行っても、あまり
変わりがないということ。
大切なことは、どの道を選んだとしても「選んだ道がベストの道なんだ」と思うこと。
・疲れないことをする
子供は、したいことしかしないから疲れを知らない。
大人は、しなければならないことばかりやってるから疲れやすい。
好きなことなら、何時間携わっても疲れない。疲れを感じるどころか、逆にエネルギ
ーが充填されて、ますます元気になっていく。
疲れも覚えず、長い時間楽しめるのは「しなくてもいいこと」をしているときである。
「しなければならない」と思っていることをやっている時は、喜びを感じない。
買わなくもいいものを買いにいく時は「ショッピング」なのでワクワクする。しかし、
無くてはならない生活必需品を買いに行く時は「買い出し」なので気分は乗らない。
・人の迷惑を考えない
ツイてる人は「迷惑になる、ならない」の次元で行動を決めることはない。行動基準
は「好きなこと、やりたいこと」である。
だから結果として、周りに迷惑をかけることになったとしても、素直に謝れるし、自
分に迷惑がかかってきても、笑って見ていられる。それは「迷惑をかけて困らせてや
ろう」という意図で行動を起こす人は、ほとんどいないことを知っているからである。
「迷惑をかける、かけない」の呪縛から解放されよう!迷惑をかけないために、生ま
れてきたのではない。
・好きだからする
やり始める際に、理由づけや説明は要らない。
やめる時にも、理由づけや説明は要らない。
・信じたいことは口にする
「人生は自分が決めたとおり、信じたとおりになっていく」のが宇宙の法則の一つである。
「信」という漢字は「にんべん」に「言」という字から成り立っている。「人の言葉」がキーである。
「信じたいこと」を言葉にして、毎日何十回と口に出してみる。
・したいことがなくても焦らない
悟った人は「何かをしてもいいし、しなくてもいい」というスタンスでいるから「何が何でも、これをしたい」という欲はない。「何もしなくてもいい」と腑に落ちた時、人は最も活動的になるものである。
・週イチで初めてのことをする
自分の殻を破りたくなった時、その「きっかけ」となる3つのヒント
1 初めてのことにチャレンジする。
2 毎月、金額を決めて自己投資にあてる。
新しい自分を発見するためには、お金をケチらない。決めた金額を毎月オーバーするくらいの気持ちで投資してみる。
3 以前やっていて楽しかったことを、もう一度やってみる。
その時の「幸せな気分、ワクワクする高揚感、前向きな情熱」を思い出すことが大切である。
自己投資は最高の投資。最大のリターンが期待できる。
③ 「ちょっとしたこと」を実行しよう(夢がどんどん叶う行動法則)
・目標を紙に書く
1 目標は、毎朝書く。
毎日、目標を書いたメールが自分のアドレスに届けられるサービスを利用する方法もある。
2 数字を入れて、具体的に書く。
達成の日付も書いておく。
3 実現して、自分も周りの人たちも喜んでいる様子をくっきりとイメージし、感謝する。→望月俊孝「幸せな宝地図であなたの夢がかなう」が参考になる。
4 イメージだけで終わらせずに、実際に何かその場でできることを10分間でいいからやってみる。
5 「達成して幸せ、その途中も幸せ、今も幸せ」という気分でいる。
目標は重要だが、幸福感を忘れないように。目標を通して、どんな自分になりたいの
か。
・「成幸」に導く5つの習慣
成幸とは「これをするために生まれてきたんだ」と深く納得がいく生き方のこと。
1 少眠、少食、禁煙
2 読書好き、勉強好き
3 整理整頓、トイレ掃除
「捨てる」か「とっておく」か迷った時は、「捨てる」と決めておく。
机の上が片付いていると手紙を書きたくなり、だれかと縁がつながる。
机の上を片付けると、心の中も整理される。
4 人にイヤな思いをさせない
人にしたことは、自分に返ってくるのが「宇宙の法則」
5 素直な楽天家でいる
「素直」という字は素に直通すると書く。素直でいると「おまかせ」の境地でいられる。
・どんどんアウトプットする
同じ読書をするにも、それを基に「何か書こう、何かしゃべろう」とアウトプットを
前提に読むと、吸収力が全く違ってくる。
いつも出し続けると入ってくる。
インプットからアウトプットに比重を移す。
・アイデア帳を携帯する(人生を変えるツール)
アイデアは思い付いたときにメモしておかないと、すぐに忘れてしまう。いつ湧いて
くるかわからないので、アイデア帳と3色ボールペンを必ず身につけておく。
アイデア帳を持っているから、ひらめくのである。
効率を追求するから、仕事に縛られるのである。
④ 「自分の都合」で考える(「ツイてない」をガラッと変える行動法則)
・都合のいい人生観を持つ
「人生は自分が思ったとおり、決めたとおりになる」というのが、この世の黄金律(ゴ
ールデン・ルール)である。
「辛い思いをして一生懸命働かないと、お金は手に入らない」と思っている人は、実
際に辛い思いをしながら必死に働いてお金を手にしていく。一方、「大好きなことをし
ていると、お金は自然と入ってくる」と心底思っている人は、本当に好きなことをし
ながら、お金を手に入れていく。
世の中という「外の世界」を見て、特定の人生観を持つようになったと通常思うが、
実際は逆で「自分がすでに持っている人生観」が外の世界に反映されて現実をつくっ
ていくのである。どんな人生観を持つかは、自分の自由である。
ツイてる人の行動指針は、制限やとらわれがないのが特徴である。
「思いは、現実化する」これが最も重要な法則
なって欲しくないことは、冗談でも言わない。
・トラブルも、いい刺激だと考える
ツイてる人は、やってきた情報を先入観で排除してしまうのではなく、いったんは受
け入れてみようと考える人である。
やってきた情報はすべて、「自分にとって必要があるからやってきたのだ。だから、い
いものに違いない。たとえすぐにはそう思えなくても、何かひとつはキラリと光るい
いものが隠されているはずだ」という観点で見ている。
トラブルも全くなければ退屈。
幸せでいることは簡単で当たり前。
・困難と向き合う3つのステップ
1 頑張って乗り越えようとする段階
2 見方を変えて、ポジティブ・シンキングする段階
3 あるがままに受け入れる段階
出来事にあらかじめ決まっている「意味」はない。
ありのままに見るとは、事実を事実として見ること。
・マイナスを笑い飛ばす
マイナスに見えるのは、プラスを知っているから。
言い方を換えるだけで、人生が開けることもある。
マイナスの言葉もプラス面に光を当てて「言い方を換えてみる」だけで気持ちが軽く
なる。
例:消費する→景気貢献する オヤジ→ベテラン 不景気→貯蓄期 老人→師匠
浮浪者→路上哲学者
・毎日をレッスンだととらえる
人生の99%はわからないこと。
わからないことは、あまり暗く考えない。
「楽天家」という場合、その人の「性格」を指して言っているように思われるが、これを「能力」と考えてみる。「性格」と考えると「一生変わらない、変えられない、変えにくい」となるが、「能力」とみなせば「練習しだいで何とかなる、訓練すれば磨くことができる」。そういうレッスンを日々の生活でやっていると思って過ごす。
あくまでも「レッスン」であり「修行」とか「試練」という言葉は重苦しくなるから使わない。
・手に入らないものは追いかけない
人は「ないこと」は見付けやすいけど、「あること」には、なかなか気付きにくい。
人は完全で公平。過不足のない世界に生きている。「生きていくのに必要なものは、全部備わっている。人はだれしも過不足のない世界に生きている」と腹の底から理解できた時、人と比較することがなくなって、恐れが消えていく。
・信じきることができる
ある情報が「正しいか、間違っているか、事実かどうか」は、さほど重要なことではない。要はそれを「信じられるかどうか」である。信じた情報はチカラになる。
信じたら、信じたとおりの現象が現れてくる。
情報は正しいかよりも楽しくなれるかが大事。
・ポジティブ・シャワーを浴びる
毎日続ければ、いつの間にかできるようになっている。
行きつ戻りつしながらも肯定思考は1年で身につく。
・格言もむやみには信じない
「格言」も鵜呑みにしないで、自分で考える。
辛い時は辛抱よりも、方向転換する。
⑤ 「他人との違い」をおもしろがってみる(人間関係がスッキリする行動法則)
・人のせいにしない
人は、どんな時でも最適な場所にいる。
すべて、自分の問題として受け止める。
・聞き役である
自分と意見が違う人と上手にコミュニケーションをとる方法。
「そうですね」という言葉を優しく言うこと。たとえ、相手の意見に同感できなくて
も、とりあえず「そうですね」と言って相づちを打ってみる。
・他人を責めない、自分も責めない
恋人や夫婦の間、または師弟関係で年々「好意と敬意の念」が深まっていくのが理想
であるが、実際はなかなかそうはいかない。出会った頃は夢中になっているので気に
ならなかったことが、つきあうにつれて段々と相手の「人間らしい面」が目につくよ
うになる。その人への思い入れが強いほど、落胆も大きい。しかし、これはおかしな
話である。
その人は、ずっとその人なりの生き方をしてきたし、自分と出会った後も、そうして
きただけのことである。自分が勝手にその人のことを好きになっておいて、自分の価
値観やイメージと合わなくなったからといってその人を責めたりするのはよくない。
このように、苛立ったり、腹が立ったりするのは、相手に問題があるように思えるが、
実は自分に原因がある場合が多い。
人の気持ちは刻々と変化していく。
「諸行は無常なり」と思い定める。
・悪口を受け取らない
ほめられても、悪口を言われても同じように、にこやかに微笑んでいられる人になる。
・反論されても動じない
相手から反論された場合は「ケンカをふっかけてきている」と解釈するのではなく、「反
対側から見ると、こう見えますよ」という示唆を与えてくれていると解釈する。
・「正しさ」にはこだわらない
人それぞれ、自分だけの世界に住んでいる。
「正しさ」よりも「幸せ」に意識を向ける。
・相談は聞いてあげたいときだけきく
「人のため」に動くのは、自分が余裕のあるときでいい。
その時の気分を尊重し、ケースバイケースで対処する。
・自分の才能に気付いている
1 本来の自分に目覚めるとは、自己の才能に気付くこと。
2 だれもが、それで食べていけるだけの才能を持っている。
3 才能は「天分」と言われるように、天から平等に分け与えられている。
4 その「天分」を表現している時は、疲れを感じない。
5 むしろ、元気になってくるので、人に優しく接することができる。
才能のない人はいないが、気付いていない人は大勢いる。
努力もなく続けられることのなかに才能が潜んでいる。
⑥ 楽しみながら、儲かっている(人生も財布も豊かになる行動法則)
・お金持ちの財布の使い方
1 お札は上下、裏表をちゃんと揃えて入れている。
2 新券を入れているので、二つ折りの財布は使わない。
3 お金がお金を呼ぶので、たくさん入れている。
4 財布とは別に「小銭入れ」を持っている。
5 カードではなく、現金での支払いが中心。
お金持ちは「投資感覚」が身についているので「これが何倍になって返ってくるか」と発想する。
お金は大切にしてくれる人のところに集まる。
お金は人の感情を反映し、次の動きを決める。
・他人の目から自由である
人は誰でも「自分という存在を認められたい」という根源的欲求があるが、「だれでもいいから認めて欲しい」わけではない。ある特定の人に承認されたいのである。
内面に問いかける機会を作る。人に認められたいという「承認欲求」が薄まってきて、とらわれから脱出した時に次のレベルに進む。
特別意識は、劣等感のあらわれ。天はすべての人を認めている。
・「ありたい姿」をイメージできる
人は誰でも何もしなくても価値ある存在。だからこそ生まれてきた。
⑦ ツイてる人から聞いたこと(運を引き寄せるちょっと意外な行動法則)
・価値観が淡い 津留晃一
「良い・悪い」は、いちがいに決められない。自分がそう思っているだけ。
「どちらがいい」から「どちらもいい」人生へ。
・「遊び」のごとく生きる 松永真理
運を呼び込む人は、人生を遊びのごとく、軽やかにとらえている。
来るものは、とりあえず受けてみるとおもしろい。
色んな体験をするって、カラフルでいい。
・努力なしでできることをする 宝彩有菜
本当の才能は「あまり努力した感じを持っていない分野」にある。
努力が辛いと感じた時は「方向」が違うこと。
才能は天から与えられている。天はえこひいきしない。
・「自分はアイデアマンだ」と意識する 加藤昌治
アイデアあふれる人と、そうでない人の違いは、意識しているかどうかの一点。
アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物でもない。少しだけ新しくても「新しい」。
くだらないことでも何でも全部紙に書いてみる。「量が質を生む」
夢物語でかまわないからどんどん出してみる。実現度?そんなの後回し。
何事も意識さえしていれば近寄ってくる。
人は自分が定義したとおりの人物になっていく。
・しっぺ返しも体験してみたい 森田健
いい体験、悪い体験、何でも体験したもの勝ち。
来るものは拒まない姿勢が、ツキを引き寄せる。
・すべて自分にふさわしいと考える 斎藤一人
困ったことは起こらない。困ったと思っていることも、実は困ったことではないと気付くことが神様からのプレゼント。
この世では「似つかわしくない」ことは起こらないことになっている。
人はすべて「ちょうどいい世界」に住んでいる。
出会う人は、みんな自分とどっこいどっこい。
エピローグ・・・シンプルに考え、試しに行動してみる
「ツイてる人」の3つの人生のとらえ方
1 過去のこと
「これまでの人生は、最高だった」と肯定すること。
それ以外の人生との比較はできないから、歩んできた人生はすべてベストな選択だったと納得すること。
2 現在のこと
目の前の出来事をいかに楽しむかが大切である。
そのこと自体にあらかじめ決められた意味はない。どのように解釈するかは、各人の自由に任されている。自分の人生は自分に都合のよい解釈で楽しむこと。
3 未来ののこと
心配するのは時間のムダ
出来事は幸せにしようという意図でやってくる。だからすべて良いことである。