定年オヤジの備忘録

趣味や興味あることを適当に備忘録として残すブログ

定年になったので、ブログタイトルも変更しました。

群ようこ 生きる読書

2015-09-04 23:53:14 | 読書記録
今日(2010/6/26)、古本屋の新書105円コーナーで立ち読みしている時に、何故かこの本のタイトルで目が止まった。
手に取ってパラパラとめくった時に「なんだこれは!すごく自分と似ている!」とびっくりしてしまった。思わず買ってしまったのは言うまでもない(笑)
以下の抜き出し部分は、約200ページの内容の中で、自分と同じ考え方で賛同した部分のみである。
特に、自分が毎月何冊本を買っているかを集計したことは今までなかった。しかし、購入書のリストをたまたま4月中旬から記録し始めていたので、今回初めて集計してみた。

その結果、
2010年度
 4月  途中からスタートしたので対象外
 5月  80冊
 6月  98冊 ということが初めてわかった。
これらの増殖し続ける本とどうやって格闘していくかを、自分なりに考えて行こうと改めて決心した今日であった。

※その後の書籍購入記録  (毎月末または翌月初にカウントして更新する)
 7月  54冊
 8月  99冊
 9月  96冊
10月  58冊
11月 118冊(ちょっと買い過ぎ、積読が増えた)
12月  41冊(忙しくて、本屋に行く回数が少なかった)

2011年度
 1月  73冊
 2月  80冊
 3月  53冊
 4月  47冊
 5月  68冊
 6月  49冊
 7月  70冊
 8月 185冊(今月はちょっと買い過ぎ、でも読みたい本がいっぱい見付かったからよかった)
 9月 117冊
10月  94冊
11月  42冊
12月  60冊
年間計 938冊(正式に記録してみると、年間でかなりの数の本を買っていることがわかった)

2012年度
 1月 123冊(今月は古本より新刊で読みたい本が多かったから出費も大きい)
 2月  76冊
 3月 121冊
 4月 130冊
 5月  70冊(今月は控えめ)
 6月  78冊
 7月  99冊
 8月 146冊(今年の最高冊数)
 9月  95冊
10月 162冊(今年の最高冊数更新)
11月 113冊
12月  80冊
年間計1293冊

※12/29~31の3日間で部屋の本を整理して、段ボール9箱分(約500冊)をブックオフに出した。
 約25000円だった。ちょっとしたお小遣いになった(笑)

2013年度
 1月  62冊
 2月  95冊
 3月 104冊
 4月  96冊
 5月  53冊
 6月  58冊
 7月  49冊
 8月  57冊
 9月  95冊
10月  97冊
11月  58冊
12月 102冊
年間計 926冊
※今回の年末は時間がなく、あまり本の整理ができず、とりあえず処分できるものだけブックオフに出した。
 約14000円にしかならなかった(笑)

2014年度
 1月 115冊
 2月  51冊
 3月  91冊
 4月  53冊
※ゴールデンウィーク中に本を整理して、約450冊をブックオフに出した。
 約18000円だった。
 5月  69冊
 6月 109冊(久しぶりの100冊超え、確かに6月はたくさん読んだ)
 7月  45冊
 8月 126冊
 9月  58冊
10月  59冊
11月  64冊
12月  74冊
年間計 914冊
※年末大掃除で520冊をブックオフに出した。約23000円だった。

2015年度
 1月  61冊
 2月  49冊
 3月  20冊
 4月  15冊(過去最低冊数だった。最近仕事で忙殺されて本を読む気持ちの余裕が無い)
 5月  48冊
 6月  65冊
 7月  51冊
 8月  63冊

------------------------------------

・ひと月六十二冊
「書店に行くと、手ぶらで出てくることがない私は、毎月どのくらいの本を買っているのか、これまで全く自覚がなかった。部屋の中が確実に狭くなっていくので、量が増えていることは間違いない・・・・」
「平均するとほぼ一日に一、二冊というペースである。私以上に買っている人はたくさんいるはずだ。いちばんの問題は、買った本の全部を読んでいないことなのだ。最近は昼間は仕事をして、夜は編み物と読書というパターンになっているのだが、それでも買った本をすべて読破するにはおいつかない。・・・・・・」
「もちろん読む気があるから買うのだが、そう思うものがあまりにたくさんあるものだから、ものすごい順番待ちの列が出来ている。その列は山となり、その山は連峰となり、そして私はその中で本の雪崩に遭うのである。しかし本を買うのは楽しい。家に帰って早く読もうと浮き浮きする。基本的には袋にはいれてもらわないので、大きなバッグから買った本を取り出して、にんまりしながら机の上に置く。・・・・・・」
「本を買った直後はテンションが上がっているのであるが、冷静になってみると、どうしてこの本を買ったんだろうと首をかしげることがある。・・・・・・」
「洋書も毎月何冊か買っているが、これはインターネットのアマゾンのホームページを眺めていて、あれこれ検索しているうちに、衝動買いした物がほとんどだ。もちろん興味があるから買うのであるが、すらすらと読めるわけがなく、辞書を片時も手から放せない。このままではうちにある洋書を読み終わるまで、百万年くらい必要なのではないかと、自分で蒔いた種ながら、ちょっと困惑しているのである。・・・・・・」

・老いる
「新刊本書店に行くよりも、古書店の棚を眺めているほうが、へぇ、こんな本があったのかと発見があるし、それは図書館でも同じである。ただ図書館の品揃えというか、並んでいる本はまた書店とも違う。本の処分に関して、ふんぎりがつかず、どこへ引っ越すにも段ボール箱を山のように持っていったころ、そういう状況にうんざりして、本は図書館で済ますと決意したこともあった。しかしそれは半月ももたなかった。たしかに図書館には本はあるが、当たり前だがそれは図書館の本であり、自分の本ではない。自分の目の届くところに置いておきたいとそのときに思った本は、家にないといやという性分だったということがわかったのだ。あとで交換本コーナーに持っていくことになったとしても、そのときは自分のものとして手元にないといやなのだ。また読みたい本があって、図書館に行っても、先に誰かが借りていると順番待ちをしなければならない。私は読みたいとなると、すぐによまなければ気が済まないタイプで、だだをこねる子供のように、読みたーい、やだやだやだ、今じゃなくちゃいやだあといいたくなる。そして書店をまわって、本を買って満足するといった具合だった。・・・・・・」

・本代
「私は原稿を書くときに買った本のリストも一緒に渡すわけだが、いくら使ったか自分では計算したことがない。そんな面倒なことをする気がないし、やっても仕方がないからである。たとえば節約のために確認したとしても、すでに遣ったお金であるから、取り戻せるわけでもない。私は毎月いくらと本代を決めているわけでもないし、その金額を知ろうとも思わない・・・・・・」
「コレクターといわれる人は、初版本を二冊買い、一冊は読むため、そしてもう一冊は保存用にしていると聞いたことがある。私は自己嫌悪と反省を繰り返し、やっと読んだ本は速攻で処分できるようになってきた。最近では処分するために本を読むようなところもあり、先日も段ボール箱二十個分を古書店に引き取ってもらって、仕事部屋もやっとごみためから、人間がいてもまあいいだろうといいたくなるような環境になってきた。それに慣れると、処分できる本は何かないかと捜すようになるから恐ろしいものだ。本はもちろん読むけれども、置いておく本の数を減らすほうが快感になってきた。・・・・・・」
「最終目標としては、一冊も床に置くことなく、手持ちの本のすべてを、高さ一メートル五十センチ、幅九十センチの本棚三つに収めることだ。それを実行するべく、古書店に引き取ってもらう本を読んでいるのだ・・・・・・」

・古書
「この本の前の持ち主は原書と翻訳を読み比べたらしく訳文を補っている部分の鉛筆の書き込みが何カ所もあった。私はまず書き込みを消しゴムで消して読み始めた。・・・・・・」
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米山公啓 文章を書いて脳がいきいき若返る!

2012-05-29 04:03:08 | 読書記録
今日は久々の読書記録である。
毎日本は読んでいるのだが、読書記録としてブログにアップするのは、何か面倒くさい感じでずっとしていなかった(笑)
じゃあ、なぜ今回アップしたくなったのか?

それは、今回の本を買ったきっかけからである。

最近、自分の自覚症状として「ど忘れ」が多くなったことがある。言いたい言葉がすぐに出て来ない。頭にイメージがあるが言葉が出ない。
そんな感覚があり「脳が衰えてきたのかな?」と思った。そこで、脳を活性化しないといけないという危機感を感じていた(笑)
たまたま、ブックオフでこの本を見付けたので早速読んでみた。ちょうどブログに関する内容も書いてあった。

ブログ上に継続的に記事をアップすることで、脳が活性化されるなら試してみようということで久しぶりの読書記録アップとなった。


--------------------------------------------------------------------------


・文章を書くのは頭を使う
 「話す」のと「書く」のでは、使っている脳の場所が異なる。書くことの方が、より広い範囲の脳(頭)を使う。

・「書く」ことで脳は進化する
 「文章を書く」ことは、ただ単に「言語中枢を使っている」ことではない。
 脳の様々な場所から過去の記憶を取り出し、前頭葉でその記憶と今発想していることの比較や創作が行われ、文字が書かれていく。

・書くことは自分の記憶を使う
 文章を書くには、「書こうとする内容」、つまり記憶や知識が必要である。
 文章を書くときは何も考えていないようでも、実は半ば強制的に自分の記憶の中から情報を引っ張り出している。
 頭の中に知識や連なるイメージがなければ、なかなか文章は展開していきづらい。

・年齢とともに萎縮するワーキングメモリー
 前頭葉のワーキングメモリーは、年齢とともに萎縮していく。つまり、一時的に覚えられることは減っていく。
しかし、鍛えることで容量(覚えられる量)が増えていくこともわかっている。

・接する情報量が減ると記憶力が落ちる
 毎日、真面目に文章を書こうとすれば、物事をよく観察したり、本を読んだり、どこかに出かけたり、情報収集に励むことになる。
 これが、もの忘れ防止のために役立つ。

・「ど忘れ」は思い込みが原因
 よく知っているはずのことが出てこない「ど忘れ」は、「想起」といい大脳皮質にしまい込まれた記憶(長期記憶)を思い出して口にする機能が錆び付いて起きる。
 以前はよく使っていたけれど、最近はほとんど使わない言葉や、自分にはあまり関係のない人の名前などが起こりやすい。
 つまり、「よく知っているはず」という思い込みが、ど忘れを作り出している。

 また、記憶は、意識的に「覚えよう」としないと長期記憶として残らない。
 毎日のように見たり聞いたりしている言葉でも、それを「覚えよう」という気がなければ、意外と記憶できていない。

・記憶を思い出すと脳は活性化する
 一度、長期記憶となった記憶は変化しないというイメージがあるが、実は時間の経過とともに次第に変化していく。だから、ときには思い出すことが必要である。
 思い出すことで自分の大切な記憶を整理し、より強い記憶にすることができる。したがって記憶を辿りながら文章を書くことは、記憶力の強化に役立つ。

・知識が増えれば書くことが見つかる
 文章を書くときに「書けない」と思うなら、それはむしろ資料不足、知識不足である。
 もっといろいろなことを知れば、自然に書きたいことが生まれてくる。そのためには、好奇心に満ちた生活をする必要がある。

・脳を鍛える文章トレーニング
 1 想像力を自由に広げるトレーニング
 2 ストーリーをつくる400字トレーニング(とりあえず書きながら続きを発想する)
 3 書きたいことを羅列するトレーニング(書きたいテーマを自分の心にたずねる)
 4 心の中の不満を並べてみるトレーニング(潜在的な思考を言葉に変換する)
 5 有名な絵画をほめるトレーニング(自分のボキャブラリーを増やす)
 6 家から駅までの風景を書く400字トレーニング(出勤風景を書いて記憶力強化)
   実際に書こうとすると、毎日目にしている風景でも、どこに何があるのか意外に思い出せないし、記憶も曖昧なことに気付く。
   何気ない風景も、自分がビデオカメラになったつもりで見ていくと、見える情報量が変わってくる。
 7 朝食を400字にするトレーニング(家庭の朝食で味覚を表現してみる)
 8 無関係な3つの単語で話をつくるトレーニング(無理やり言葉をつなげて柔軟な発想力を鍛える)
 9 意外なストーリーを考えるトレーニング(与えられた設定から予想を裏切る展開を考える)
10 昔を思い出して書くトレーニング(過去をテーマに書いて脳の記憶強化)
   小学校一年生の夏休みに何をしていたかを思い出してみる。
   古い記憶を探り出すことも脳を鍛える方法である。過去の記憶は意外に曖昧で、思い出すたびに変化していくことがわかっている。
   しかし、思い出さないと次第に薄れていってしまう。思い出を書いていくことで、昔の記憶がよみがえり、意外なことを思い出すはずである。
   とにかく書き進めていくことが、自分の記憶をきちんと整理することにもなる。

・題材を見つける脳
 常に「何か題材はないだろうか」と探していると、脳が刺激されて新しいことを発見できるようになる。

・慣れない場所では思考が始まる
 書く題材が見つからない場合は、家でじっと考えるのではなく、とにかく外へ行くことである。
 普段はあまり行かないような場所、苦手な場所へ行く方がより刺激を受けられる。

・新しい経験は右脳で処理される
 人間の本能は、自分の身を守ろうとする。つまり、本能的に人間は保守的であり、どうしても新しいことは排除したくなるものである。
 これを逆手に取り、敢えて新しいことに挑戦すると右脳が活性化する。

・運動して書くと脳が活性化する
 「書く」という動作そのものが脳を刺激する面もあるが、書くための情報収集に散歩などの運動をし、旅行をすることが、より脳を活性化する。
 旅行をしながら気になったことをメモして、それを文章にまとめてみる。そんな書き方が、もっとも自然に脳を活性化していく方法である。

・他人の会話をじっと聞き自分の中に冷静な目を育てる
 文章を書いて人に読んでもらうなら「いま世の中の人は、どんなことを考えているのだろう」これは気になるところである。
 一番簡単なのは、電車の中やファミリーレストランで、他の客の会話を聞くことである。

・脳内の対話でわかりやすい文章に
 パソコンを使って文章を書いていくとき、脳の中では自分一人で対話が行われている。
 この時に自分の声を自分で聞いて、よりわかりやすい文章に変えていかなければよい文章にならない。
 文章の推敲には、自分の中に第三者を作り出す俯瞰的な視点が必要である。
 ただ思いつくままに言葉を並べていくだけでは、脳を鍛えることにはならない。

・本のタイトルからヒントを見つける
 書店へ行き、面白そうな本のタイトルを10個くらい覚えて、帰宅後にそれをノートに書き、それらを眺めてみる。
 自分ならではの別のアイデアがひらめくかも知れない。そんな本のタイトルはエッセイのヒントになる。

・新製品をいじると新しい発見がある
 新しいメカは、いじっているだけで発見があり、書くテーマが見つかる。ただし、ここで注意したいのは「新製品をネタに書けば何でもいい」わけではない。
 同じようなメカを所有している人は他にもいるわけであるから、自分ならではの視点が求められる。

・気になった情報はとりあえず溜め込む
 どんなに情報が多くても、面白いと思うのは自分の感性である。その感性を大切にすることである。
 例えば、雑誌の記事が面白ければすぐに切り取ってしまう、インターネットならその場でプリントアウトしてしまう。
 こうした情報は、後からもう一度探しても、なかなか見つけ出すのが難しい。
 何に役立つとかそんなことは考えず、とにかく興味が湧いて面白いと思ったことを残していく。それが何に役立つかは、後から考えればいい。
 そして溜まった情報を眺め直すと、それらのバラバラな情報がつながって、エッセイのテーマをいくつも思い付くことができる。

・「文章脳」の進化は書くスピードで測れる
 自分の文章を書くスピードがどれくらいなのか、しっかり把握していることは大切である。
 それは自分の脳がどれくらいの「文章脳」になったのか簡単に知る方法であるから。
 書くスピードが速くなったことを実感できれば、脳が進歩したという自信につながる。
 作家は常に原稿の締切があるので、どんなに無理をしてもそれに間に合わせらる。それが「プロ」に求められる資質である。
 文章を書くスピードがアップするということは、その分思考が速くなってきているということである。
 右脳的な機能が次第に高まって、結論を速く出せる脳になったともいえる。

・書く訓練で直観力が高まる
 きちんとした文章を書くということは、単に文字を並べるという意味ではない。
 論理的に思考するトレーニングを繰り返すことで、次第に直観的に文章が書けるようになって書くスピードがアップする。
 人が話す時は、既に言ってしまった言葉に合わせて、言葉を選びながら話を続けるように脳が働く。
 そして「文章を書く」ことは、一人でできるコミュニケーションでもある。
 さしあたって、一時間に400字詰原稿用紙5枚を目指してみる。

・文章のブラッシュアップ
 わかりやすい文章は内容を理解して上で“省く”
 むやみに難しい表現を使わない
 噛み砕いて省くことも必要
 専門用語をわかりやすく書き換える
 なるべく簡潔に書いて言葉の重複を無くす
 短文を重ねて結論を先に → 「私はこう思う」「その理由は以下のことです」というスタイルの方が読者に訴えることができる。
 重複を極力避ける → 繰り返しを使わないことが、読みやすさにつながる。形容詞であろうと名詞であろうと、同じ言葉は同じページ内ではできるだけ使わないこと。
 同じような形容詞は減らして他の言葉に置き換える → 単に同じような言葉を重ねるのではなく、対比して大きさや美しさを表現し、別な言葉での言い換えを工夫する。
 「私」という主語はできるだけ減らす → 「私」の連発は読みにくい

・ブログこそ新しい脳活性法
 誰にでもわかるように書く工夫が脳を活性化する。
 読み手を意識することで頭を使う → 画面で見たとき、一文は二行くらいで切るのが目安である。
 一回分の記事の長さは、画面をスクロールしないで読み切れるくらいの量がふさわしい。
 多くの読者に読みに来てもらうブログを作るために、常にデジカメを持ち歩き、何か新鮮なこと、面白いことがないかという視点で見て歩く。
 そんな意識をして歩くだけで、脳には刺激となる。何かを発見しようと意識して歩くだけで、見慣れた風景も新鮮で新しい発見に満ちたものに変わる。
 ブログの大きなメリットは記憶の確認になること → もっとも大きなメリットは「自分の行動の記録になる」ということである。
 普段の何もない日、そんな日の記憶はどんどん消えていく。しかし、ブログを書き続ければ、こうした一日の記録が残されていく。
 ブログは自分の記憶の貯蔵庫である。

 毎日欠かさず同じ時間に更新する → ブログの読者は、ブログが毎日更新されていることを期待している。
 実際にアクセスの多いブログは、一日に二回、三回と更新している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジェームズ・アレン 自分が変わればまわりが変わる

2010-11-27 20:31:43 | 読書記録
今日午前中に読んだジム・ドノヴァンのできる人の習慣の中に、「毎日10分だけでいいから自己啓発書を読むこと」と書いてあったから、今日古本屋でこの本を買った。
今日はとりあえず達成した(笑)

--------------------------------------------------------------------------

・プロローグ 「自然の法則」に気づけば、運命は変えられる!
 精神-心の世界では、良いものが最適なものとして残り、悪いものが自滅するしくみとして、「原因と結果の関係」がはたらいている。

・運命の力
 結果は、原因があってもたらされるものである。
 「現れる結果」は、必ず「原因にふさわしいもの」だけである。つまり、「原因」と「結果」は、常に等しく適した関係にあって、くい違いは生じない。
 そして、「原因」は、自由な意志によって選ぶことができるが、「結果」は、当然の成り行きとなって現れる。
 言い換えれば、「結果」は「原因」を選び取った時点で、運命づけられるということである。
 人生に起こる出来事は、自分自身の内面を映して返す結果である。
 今の自分の人生には、過去の自分自身の結果がある。
 善良な人が失敗に陥り、あざとい人がうまく泳いで成功している姿を目にすることがある。しかし、善良に見える人が、すべて善良だとは限らない。
同じように、あざとい人が、すべてにおいて、ずるい考えで行動してきたとも限らない。
「モラルのルール」は、整然と「自然の法則」に息づいている。表面的に目を奪われる結果があるからといって、法則のルールが変わってしまうことはない。
 人それぞれの特性は、「心の習慣」である。
 習慣になっている心の特性(気質や性格)は、無意識のうちに行動のパターンを創っている。ところが、繰り返す行動のパターンが、心の習慣を創ってしまったとも言える。
自覚しないまま身についてしまった悪い行動のパターンが、その人の性格に影響を与える。
 自分の考えで行動を意識して変えれば、心の習慣が変わる。
 心に習慣づいた思いと考えから出た行動の数々が、今も刻々と自分の現実に現れようとしている。
 「思い」が招いた状況(結果)には、人それぞれに学ぶべき課題がある。それを理解することが、自分自身のレッスンである。
 影を創る物があるから、影ができるのである。何もないところに、影だけが映し出されることはない。

・セルフコントロールの科学
 心を科学する人は、自立することを覚え、見返りを求めず、自分と向き合うことを学ばなければならない。
 ありのままの自分と向き合うということは、自分の過ちから目をそらすことに懸命になったり、楽しいことを求めて自分をごまかしたりしないこと。
また、自分を卑下したり、自信過剰になったり、自分の不幸に酔ったりせず、偽りのない自分を、評価し認めることである。

・原因と結果の完全な関係
 「すべての結果に原因がある」という考えは、目に見える世界にも、目に見えない世界にも通じる。自分の「思いと考え」も、たとえ密かに隠していたとしても、自然の法則に従って何かしらの結果を招く。
そして、自分の行動のすべてが、人目に触れても触れなくても、何らかの結果をもたらす。法則がもたらす因果関係は、どんな力を使おうと、誰にも避けることはできない。
 人は、結果を創る原因は選ぶことができるが、原因から生まれる結果を変えることはできない。何を思い、どんな考えで行動するかは、決めることができるが、その結果として起こる出来事を変えることはできない。
 自分自身の行いの質が、自分が受け取る結果を決定づけていく。
 人生は「算数の簡単な計算問題のようなもの」かも知れない。
 心に思うこと、考えることが、自分の行動になる。
 言葉にすること、行動することのすべてが、自分自身である。
 すべての問題の源は、どこかにあるのではなく、自分の中にあるはずである。

・意志のトレーニング
 意志を強くするための「7つのルール」
①悪い習慣をやめる。
②良い習慣を取り入れる。
③どんなことでもすぐに取りかかる。
④集中して取り組む。
⑤規律のある生活をする。
⑥言葉をコントロールする。
⑦心をコントロールする。

 良くないとわかっていながら、目の前の快楽に流されてしまうのは、心が弱い証拠である。悪い習慣をそのままにしておくことは、自分をコントロールする権利を、自分から取り上げているようなものである。
 7つのルールのうち、一つでもルールを無視しようする心根自体が、自分の意志力を弱くしている。
 「やるべき時に、やるべきことをする」これは、ささいなことであるが、とても大事なことである。
 やるべきことをほったらかしにしていると、無意識に気になって、落ち着かない心の状態を創る。
 いい加減な仕事をして平気でいられるのは、意志が弱い証拠である。
 心を強くするつもりなら、小さな仕事でも質の高いはたらきをすること。質の高いはたらきとは、部分的なことだけにのめり込むのではなく、全体を見ながら、気を散らさないように仕事を進めることである。
 気分や衝動にまかせて生活するのではなく、気分や衝動をコントロールすることを覚えなければならない。人は感情に動かされて生きるのではなく、方針を持って生きるべきである。
 自分の言葉(言い方や表現の仕方)に気を付けて、カッとして乱暴な言葉を吐いたり、怒りを感情のままに人にぶつけることのないようにする。
 意志の強い人は、よく考えもせずに、軽率なことは言わない。
 自分の気持ちを言い表す時は、言葉を選び、洗練された伝え方を覚えていくこと。

・「完全」であること
 「不完全」の原因は、探し回るまでもない。誠実に働くことを嫌がったり、「いい仕事をしよう」とする姿勢、義務や課題に満足がいくまで取り組む気持ちが欠けているだけである。心の底に、楽をしようとする考えがあるのである。
 ちょっとした気の緩みが、自分の仕事ぶりや能力を「不完全」にしてしまう。
 目の前にあることに全力を尽くすこと。集中すること。忍耐強く取り組むこと。高い責任感を持つこと。こうしたことを、いつも心がけることである。
 安易な楽しみを頭に浮かべながら、信念を貫くことはできない。また、中途半端な考えしか持てない人は、仕事も遊びも中途半端である。
 高いレベルのことを不完全にするよりも、簡単なことでも完全にすることの方が、価値の高い結果を生む。

・心と人生の構築
 「人は考えている通りの人になる」
 まさにこの言葉通り、それぞれの性格は、思いや考えのプロセス(方法、仕方)で形成されている。
 優れた仕事を完成する人たちは、小さなことをいい加減にして放置すれば、あとで問題が大きくなることを心得ている。
 どんなに大きいものも、小さなものが集まって構築されている。構成するすべてのことが、必要不可欠である。小さなものまでも、完全でなければ、完全な大きなものは構築できない。

・集中力を高める
 集中状態の感覚を覚えさせるための方法
 何かの対象物に視点を合わせ、意識を集中させる方法が一般的である。対象物としては、鼻の頭やドアノブ、神秘的なシンボル、聖人の肖像などである。
 松果体(脳の両半球の間に位置する中心部)に意識を持っていく、空間に想像上のポイントを置き、視点と意識を集中させる方法などもある。
 何か関係のない漠然とした考えが、心の中を歩き回っていると気づいたら、そのたびに、目の前にあることに、速やかに考えを戻すこと。決めたポイントに意識を定めなければ、集中状態にはなれない。
ポイントは、無意味な対象物ではなく、いつも行っている業務や仕事である。

・心を見つめるレッスン-瞑想
 深い瞑想とは、世俗的な楽しみや甘い愛情生活を実現することではない。純粋に心から願う望み-よどみのない高い世界。心の中で、静かな光を放ち続けるような真実を、自分の心にもたらしたいという願望である。
 人生の気づきに、思考を集中させたいと望む時、多くの人が瞑想に興味を持つ。「人生の真実の気づき」を望む思いがなければ、瞑想はできない。

・目標のパワー
 成功を手にした人たちは、皆、心に目標を掲げていた。
 正しい目的に生きる人は、失敗の痛手を負うことはない。目的を達成するために、揺るぎない決意と情熱を、日々新たにしていくだけである。
 「目標は、必ず達成できる」と考えられる人にとって、失敗は成功への階段を上がるステップに過ぎない。

・達成の歓び
 どれほど小さい仕事でも、誠実な気持ちで力を注げば、快活で平和な心でいられる。
 責任を逃れようとする人ほど、不幸な人はいない。
 難しい仕事や大切な課題を避けて、安易な道を探す努力と実行は、結局エネルギーの無駄遣いになる。
 義務を怠り、自分の能力を十分に活かさない人は、先ず自分の性格を歪ませ、次に体調がすぐれなくなり、晴々としない気分に陥る。
 人生とは活動することである。行動し活動することを嫌がって怠けていれば、肉体も精神も蝕まれていく。
 自主的に行動し、力を尽くして問題や障害を克服していけば、身体を鍛えるように心は鍛えられ、精神力を強化していく。
 どんなことでもやり遂げたあとには、傾けた力と努力の大きさに応じた歓びが待っている。
 そこに精神的な成長がともなえば、目的を果たした歓びは、深く確かに残り続ける。
 人生の成果は、すべて努力の結果である。
 人生は、努力と実行の連続である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジム・ドノヴァン できる人の習慣

2010-11-27 12:49:48 | 読書記録
自己啓発書を毎日10分でもいいから読むことを著者は提案している。
自分も結構読んでるつもりだったが、毎日は読んでいなかったので、今後は10分でいいならできそうだ(笑)
やはり、速読法をマスターして毎日数冊読めるようになりたい。

--------------------------------------------------------------------------

・変化を受け入れる
 人生で確実に言えることは、今あるすべてのことは変化するということ。
 全身の細胞は7年ですべて入れ替わる。
 「不変」といえるのは「変化」だけである。
 →最近、自分の身の回りで起こった変化を書き出し、いつも目につく場所に貼る。

・前向きな質問を自分に投げかける
 変化が自分にとって何を意味するのか?それをとらえ直すことによって、多くの人が否定的に考えてしまうようなことを前向きな経験へと変えることができる。
 もし、挑戦がすべてうまくいかなかった時はどうするか?その時は「これもやがて過ぎ去る」という英知を思い起こせばいい。
 →いま直面している問題に関して、前向きな質問を3つ考え、答えを書いてみる。

・心の痛みを感じる自分を許す
 生きていると、さまざまなことが起きる。どれだけ前向きな気持ちを持っていても、打ちのめされる時は何度かある。こういう時は気分が落ち込んでしまい、心の痛みの表れである怒りを感じるかもしれない。痛みや悲しみ、怒りなど、何を感じてもかまわない。
心の痛みを切り抜ける唯一の方法は、そう感じてもいいと自分を許すことである。
 →もし、今、心の痛みを感じているとしたら、「そう感じている自分を許す」と心の中で言ってみる。

・立ち直る力を身につける
 最も大切なのは、孤立しないことである。一人で時間を過ごすことは必要であるが、孤立は危険をはらんでいる。外に出て、できるだけ人と交わる。
 →三日以内に、新しい出会いのできる場を探し、そこに参加してみる。

・自分を肯定する言葉を書き出す
 一か月でいい、自分を肯定する言葉を書き出してみる。きっとその結果に満足するはずである。自分の願望や目標を表現する言葉を一つか二つ考える。必ず現在形の肯定文にするのがポイントである。
 どんな課題に取り組んでいても、自分を肯定する短い言葉を作り出すといい。そして、それを毎日書きとめる。また、言葉をいくつか選んで、一日に20回以上書いてみる。
 思ったより短い時間で書けるはずである。
 →自分を肯定する短い言葉を一つ考え、一日に20回以上書き出すことを、一か月続ける。

・自分の能力に確信を持つ
 自分を信じ、何をするにせよ、その分野で成功する能力を持っているという強い信念を持つ。自分に対する疑念を取り除く。
 自分に自信が持てるような質問をする。例えば、「必ず成功をおさめる最善の方法は何か」とか「求めている結果をどうすれば確実に得られるか」といったポジティブな質問をする。
 何度も「私はできる」と言い聞かせる。自分がそれで成功をおさめている姿をイメージする。成功をおさめていた時期のことを思い出し、そのイメージを心の中で再現する。
 こうすることで飛躍的に自信がつき、自分の能力に確信が持てるようになる。
 →達成したいことを「私は~できる」という文にして書き出し、3回ずつ声に出して読んでみる。
・自分の業績を書き出す
 年末になると、過去一年間の自分の業績をすべて書くことを習慣にする。
 時間をとって、自分の業績と活動をリストアップする。そうすれば、自分もたいへん大きな業績を上げていることがわかるはずである。自分がいかに多くのことをしてきたかに気づき、更に多くのことを実行する動機付けになるはずである。
 この一年間にしてきたことをリストアップする。思いつくことをすべて書き出す。
 どこで休暇を過ごしたか。どんな映画を見たか。どんな本を読んだか。家族のためにしたこと。家族と一緒にしたことは何か。仕事でどんな業績を上げたか。自分のために何をしたか。健康状態はどうだったか。余分な脂肪は落としたか。運動を始めたか。スポーツをしたか。思いつくことをすべて書き出す。
多ければ多いほどいい。自分がしてきたことをすべて目で確かめると自尊心が高まる。
→30分ほど時間をとり、この一年間に実行したことを思いつく限り書き出してみる。

・感謝の気持ちを持ち続ける
「持っている者には、更に多くのものが与えられる」と聖書に書かれている。
 自分が既に持っているいい面に意識を集中することで、いいことが更に起こるような状況がつくり出される。自分の人生のいい点と感謝すべき点を考えてみる。
気づいていないかもしれないが、既に多くのものを持っているのである。
毎日、自分が持っているものに感謝する。すぐに気分がよくなるはずである。
→自分の人生で感謝できることを10個書いてみる。

・問題を前向きにとらえる
 私たちが直面する問題は、実は姿を変えた贈り物である。どのような問題であろうと必ず贈り物が隠されている。ただし、問題を解決するまで、その贈り物は見えてこない。
 「問題」を「挑戦」と言い換えることで、心に及ぼす作用を変えることができる。

・変えられないものは、受け入れる
 成功をおさめる者は言い訳をしない。文句を言わない。与えられた状況を受け入れ、責任を持つ。
 変えることができないものを受け入れる平静さ
 変えることができるものを変える勇気
 その二つの違いを見分ける知恵を持つ
 →自分の人生の中で「変えることができるもの」に全力を尽くす。

・目標を実現した自分の姿を言葉にする
 目標や欲しいものを、自分が既に手に入れている姿を言葉にして書き出すことは、なぜ有効なのか?それは欲しいものに潜在意識を集中できるからである。書くという行為は、肉体と神経系を駆使する作業である。
 →自分が目標を達成している姿を文章にし、一日に5回書き出し、それを一カ月続ける。

・自分が手に入れたいものを知る
 欲しいものをあらかじめ知っておくと、求めている結果を引き出す行動が何かを決定できる。
 →自分が手に入れたいもの、達成したいことを、できるだけ具体的に5つ書き出してみる。

・目標を紙に明記する
 あまりにも多くの人が、自分の目標を紙に書いていない。
 →自分が達成したい目標を一つ決め、日付や署名とともにそれを手帳に書く。

・実行の意志がこもった言葉を使う
 「しようと思う」は意志薄弱な言葉で、自分がたぶん実行しないと思っている時に確約を避ける言い方である。
 確実に結果を手に入れたいなら、「しようと思う」という表現を積極的な表現に置き換える必要がある。
 →「~しようと思う」行為を10個書き出し、「~する」という表現に書き直してみる。

・優先して実行することを決める
 生産性を高める最も効率的でシンプルなテクニックは、今日しなければならない最も重要なことを5つリストアップし、その5つを全部仕上げるまでは、他に何もしないことである。まず二週間実行してみる。
 10や20でなく、わずか5つのことをリストアップすることで、本当に重要なことだけに全エネルギーを集中できる。

・いますぐ実行する
 いますぐ実行する。この簡単な言葉を実行すれば、自分が成長し成功する上で、どんな書物よりも役に立つ。
 先延ばししていることが何であれ、いますぐ実行する。
 →「いますぐ実行する」と書いた紙を自分の机の目立つところに貼る。

・いつかしたいと思っていることをいま始める
 →自分の夢を実現するための最初の一歩として、いますぐできることを考え、今日のうちに実行する。

・好奇心を持つ
 もっと成功をおさめて、わくわくするような充実した人生を送りたいと思うなら、自分自身が人生についてわくわくする必要がある。
 具体的には、日々の生活で出会う人、土地、できごとに興味を持つことである。
 まわりの人が感じていること、考えていること、していることに興味を持つ。こちらが耳を傾けるなら、出会う人たちはみな、ユニークな体験談を披露してくれるはずである。
 こちらから時間をとって相手のことを知ろうとするなら、ほとんどの人はすごく魅力的な存在になる。

・人にすすんで与える
 自分が人に与えた分だけ、人から受け取ることができる。これは普遍的な法則である。
 こちらから何かを無条件に与えれば、何かを受け取ることになる。
 見返りを期待して与えたり、得をしようとして善行を施したりする、といった低次元の話ではなく、自分が必要としているものは何でも何らかの形で戻ってくるから、自分のお金や時間をすすんで与えるということである。
 人は死ぬ時には何も持っていくことはできない。与えることを習慣にしよう。
 →一日に一つ、人に何かを与える習慣を身につける。

・大きな夢を持つ
 自分が持っている夢について考えてみる。自分にできることを限定してしまい、ちっぽけな夢で自分の人生を妨害していないだろうか。本当に欲しいものを追求せずに妥協して自分を限定するのではなく、大きな夢を持って飛躍する。
 目を閉じて理想の収入を想像してみる。自分がそれだけの収入を稼いで、そのプロセスを楽しんでいるところをイメージする。理想の収入を得るということがどういう結果をもたらすかを実感してみる。
 自分の人生はどうなるか。何を持っているか。どこに住んでいるか。誰と一緒にいるか。その収入を得たことで手に入るいい面をすべて想像してみる。どんな気分だろうか?
 →大きな夢を心の中で描き、それを実現した自分の姿を具体的にイメージしてみる。

・成功いた姿をイメージする
 鮮明にイメージすることができれば、それは実現できる。本来、身の回りにあるあらゆるものは、それを発明したり創造したりした人たちの心の中に浮かんだアイデアにすぎなかったものばかりである。
 手に入れたいもののために、毎日時間を投資する。寝る前と目を覚ました時が最適である。
 心の眼に映画のスクリーンを思い描き、それにイメージを投影する。そして、リラックスして、その映像を見る。完璧な映像でなくてもかまわない。大切なのは、人生で手に入れたいものを潜在意識に焼き付けることだ。
 →毎日10分間、静かな場所で自分の欲しいものをイメージする。

・理想を実現した自分として行動する
 なりたい自分になっている自分をイメージすることから始める。なりたい自分の特徴とライフスタイルを確認する。
 すべての変化は心の中で始まる。周囲の環境を変える前に、まず自分を今までとは違うイメージでとらえなければならない。
 なりたい自分のように考え、話し、行動する。そうすることが、将来の自分に向って動かすことになる。
 裕福になるための秘訣の一つは、自分が既に裕福であることを確認することである。
 →理想の自分であれば、いま抱えている問題に対してどういう行動をするかを考え、書き出してみる。

・お金とモノをコントロールする
 自分が所有しているモノの奴隷になってはいけない。自分がモノを所有しているのであって、その逆ではないことを確認する。
 所有物を楽しんでいても、ある日それを全部失ったとしても打ちのめされないこと。
 モノに執着しすぎないという教訓は、精神のバランスと保つのに役立つ。
 富は、生まれながらにして持っている権利である。自分が望むだけの富と繁栄と成功を手に入れる価値がある。
 →自分の所有物を楽しみつつ、それに執着しすぎないようにする。

・成功者をまねる
 成功のためにおそらく最強の戦略であるのにほとんど使われていないのは、「成功者をまねる」というテクニックである。
 自分自身が成し遂げたいと思っている結果をうまく実現した人を見つけて、その人がどういうことをしたかを調べ、同じことを実行する。
 もし誰かの信念、行動、戦略をまねれば、その人がおさめたと同じような結果が得られる。

・自分を高める読書をする
 自己啓発書や自分の興味のある分野の本を読むことに時間を投資する。
 著者は、自己啓発書を読んだ日は、読まなかった日と比べて、心の姿勢がよくなって意義深い経験ができたと言っている。
 ほんの短い時間であっても、自己啓発書を読むことによってポジティブで楽天的な姿勢で一日をスタートすることができる。
 →毎日10分ずつ、自己啓発書を読む。

・おわりに
 もっと高いレベルの成長を手に入れたいなら、自己啓発書を何冊も読み、講演会などにできるだけ参加するといい。そして、アイデア、目標、感じたことを日記につける。それは自分の進歩を把握するすばらしい方法である。
 気分を高揚させ、励みになるような本を日頃から読む習慣をつける。
 自分の経験をつくり、運命を形成するのは、自分自身の日々の行為である。
 人生の中で最も大切なことは楽しむことである。自分に優しくする。人間は完璧である必要はない。心配せず、気楽な気持ちで人生を送ること。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中谷彰宏 明日いいことが起こる夜の習慣

2010-11-24 00:16:57 | 読書記録
今日、久しぶりに中谷彰宏の本を読んだ。
やっぱり中谷彰宏のメッセージには、オーラを感じる。
仕事や人間関係に少し疲れたと感じた時は、元気をもらって前向きな気持ちにリセットできる。
自分にとっては、人生におけるオアシスのような存在である。
最近ちょっとストレスが溜まっていたから、今日この本を読んでまた明日から元気になるぞ!

--------------------------------------------------------------------------


・今日、改善した小さな習慣を思い出そう
 寝るたびに、人間は生まれ変わっていく。
 毎日新しい人生を生きることができる。
 生まれ変わるためには、大それたことをする必要はない。
 小さな習慣を変えていくことによって、生まれ変わっていける。
 「明日から変えよう」と言っている人は、いつまでもたっても変えられない。

・今日あったことは、今日書かないと忘れてしまう
 どこへ行って、誰と会って、何を食べたかを手帳に書いておくだけで、それ以外のこと を思い出す手掛かりになる。
 予定帳は未来のスケジュールを書いておくだけでなく、今日あったことを書いておく。
 1週間分をまとめて週末にでも書こうと思っていると、絶対に思い出せなくなる。
 ゴチャゴチャになって、間違って記録していくと、間違った過去になってしまう。
 今日あったことは、その日に書いておく。

・思い出し笑いのできる日が、幸福な日だ
 成功しようが失敗しようが、思い出し笑いのできる人が最終的にハッピーになれる。
 寝る前に「今日あれが面白かった」と思い出し笑いができたら、今日1日は「面白かった」で終わることができる。
 笑顔で寝られることが一番大切である。

・今日は、まだ終わっていない
 寝る前に「あっ、あれをやっておこう」と思い出すことがある。それがメールや電話なら「こんな時間だし、悪いから、明日にしよう」と思ってしまう。
 明日になると、結局やらなかったり、時機をのがしたりしてしまう。
 人生も同じである。思いついたことを今やっておけばいいのに「今からじゃ遅いんじゃないか」と考え過ぎて、結局やらない。
 「今からではもう遅い」ということを、敢えて夜やる。

・今日のお礼は今日しよう
 誰もが「ありがとうメール」を打つのは大切だとわかっている。
 メールを送ることが、その日じゅうか、次の日かで全然変わる。
 相手が寝ていたとしても関係無しに、送る側の気持ちとして大切なのは「今日は、ありがとうございました」という表現にできるかどうかである。
 日付が変わらないうちに、相手に感謝のメールを送ることが大切である。

・今日、初めて会った人に、メールしよう
 今日初めて会った人に名刺をもらったのに、「今日は初めてお会いできてうれしかったです。ありがとうございました」と、相手から先にメールを送られたら負けである。
 初めて会った人は、まず相手に覚えてもらえない。大勢会った中で、結局そのあとのやりとりがないからである。
 「昨日はありがとう」より、「今日はありがとう」とメールをする。

・ズボンから、ベルトを抜く
 ズボンを脱ぐ時に横着すると、ベルトは脱いだズボンについたままである。
 そうすると、そのベルトは寝られない。起きている状態と同じ形である。自分のまわりのすべてのものを寝かせること。いいベルトをしているか、安物のベルトをしているかではない。ベルトを、夜寝かせているかどうかである。
ズボンを脱いでベルトを抜かない人は、そこら辺に出しっ放しになる。

・寝ている間に、脳は残業している
 脳の作業は、①インプット ②整理 ③アウトプット の3つである。
 脳の中にインプットをすればするほど、整理の時間が必要になる。
 整理するために、寝ている間に脳は頑張っているので、明日までに考えなければならない宿題があったら「頼んだよ」と頭の中に渡しておく。
 寝ている間も、自分の頭は考えてくれている。
 「明日までの宿題が何かあったな」と思った時に、
①寝る前に宿題のお題だけを見ておく
②朝起きてから考える

・他人に道具を借りない
 仕事でも、趣味でも、勉強でも、自分が必要な道具を誰かに借りる人は、成功しない。
 自分の商売道具を人に借りてはいけない。
 習い事をしていたら、どんな習い事でもお道具が必要である。
 お道具を平気で人に借りる人がいる。その人は、いつまでたってもうまくならない。

・夜、小銭を用意する人が、お金持ちになる
 財布の中に千円札が入っていない人は、お金持ちになれない。
 タクシーにワンメーターで乗って、いつも1万円札を出してしまう感じの悪い人になってしまう。

・メールは出すより、待つ方が疲れる
 メールは、待っている間が一番疲れる。特に夜は、ほかにすることがない。昼間は待っていても、ほかに仕事があったりして、忙しくて気持ちが紛れる。ところが、一人の夜は、待ち始めると、1分を無限に長く感じる。
 しかも、ただメールを待っているのではなく、こういう内容のメールが欲しいというものが既にある。
 待たないようにするためには、自分が欲しいと思っているメールを送ればいい。
 やってはいけないことは、自分が欲しいと思っているメールを強要することである。
 例えば、「好きだよ」というメールを待っている人は、こらえ切れなくなって、相手に「私のこと本当に好きなの?」と質問のメールを送ってしまう。
 言われた側は「何か疑われているのかな?信じてくれてないのかな?」とイヤな気持ちになる。
 「私のこと好きなの?」と聞くのではなくて「あなたが好き」というメールを送っておけば、相手も返しやすくなる。
 自分が欲しいメールを相手に送れば、自然に返ってくる。

・寝る前に読む1ページが、運命を変える奇跡の1ページになる
 1ページ読んでから寝ることを、365日繰り返せば、1年で365ページ読める。
 寝る前に読んだ1ページが頭の中への宿題になる。
 その中のたった一つのキーワードが、与えられている宿題の答えだったり、人生観を変えるきっかけになることもある。

・まだ読んでいない本の背文字を読もう。それも読書だ。
 まだ読んでいない本は、ベッドサイドに積ん読にしておけばいい。
 別に読まなくてもいい。背表紙のタイトルだけを読んでいくのである。それも、立派な読書である。目次を読むことも、表紙を読むことも読書である。背文字を読むことも読書である。
 本のタイトルを読んだ時から、読書は始まっている。なぜその本を買ったかというと、背文字を読み始めたからである。その瞬間から読書は始まっていて、その本から何かパワーを得ているのである。
 「まだ読めてないんです」「どんな本ですか?」「こういう本なんです」と、本のタイトルが言えた時点で、既にその人は読んでいるのである。
 背文字のタイトルを読んだ瞬間に、頭の中では「このタイトルならこんな内容ではないだろうか」という前読みが始まっている。
 枕元に本を置こう。

・3回口に出したやりたいことは、実現する
 やりたいことを口に出して、1回は言える。ところが、2回目からはあやふやになってくる。3回口に出して言えたら、それが本当にやりたいことである。
 刑事の尋問と同じである。刑事が同じことを繰り返し聞いていくのは、真実は何回聞かれても同じ答えが言えるからである。ウソを言っていると2回目からはあやふやになっていく。でも、本当のことなら、何回でも言える。やりたいことを3回言えるかどうか、それを口に出して言えるかどうかが大切である。
 3回口に出して言えることを、10回でも、20回でも、100回でも言えるようになってくると、やりたいことが自分自身の中で明確になってくる。

・声に出した好きな言葉は、自分のものになる
 本でも映画でも歌詞でも、好きな言葉があった時、それを文字で覚えているだけではダメである。それを声に出して言うことが大切である。
 声を出すことによって、その声に言霊が生まれる。声のやりとりは大切である。
 電話だけでなく、独り言であっても、声を出した時、自分の出している声から霊感を受けられるようになってくる。
 好きな言葉を、声に出して言おう。

・上司、得意先、お客様の悪口を言わない時、成長している
 人間が成長する瞬間は、悪口を言わない時である。
 せっかく成長する瞬間に悪口を言ってしまうと、その人の成長は止まってしまう。

・「小さい好き」なところがたくさんあることが、「好き」ということだ
 「大きい好き」を1個思い浮かべるのは簡単である。でも、「小さい好き」を100個思い付くことの方が大切である。
 好きな人がいたら、その人の「小さい好き」なところを思い浮かべるのである。好きな人にメールを送る時、「大好き」ではなくて、すごく些細なことでも「こういうところが好き」と具体的に言ってあげること。
 「本当に好き」というのは、「小さい好き」なところがいっぱいあることである。
 「小さい好き」なことをどれだけ見付けられるかである。「小さい好き」なところは、とても些細なこと。そこに目を向けられることが、人を見る目がある、人情の機微がわかる、人の心の痛みがわかるということである。
 「小さい好き」なところを思い出して、それを伝えてあげればいい。

・目標設定ではなく、行動計画を立てよう
 夢は別の言い方をすると、目標設定である。目標設定をいくらしても、行動しなければ始まらない。
 行動するためには、目標設定ではなく、行動計画を立てることである。
 目標設定ばかりしていて、いつまでたっても行動計画の立てられない人がたくさんいる。「ああなりたい」「こんなことをしたい」「これが欲しい」とばかり言っている。
 「そのためにこうしよう」、これが行動計画である。
 夢を昼間起きている時に見られる夢にしていくためには、目標設定ではなく、行動計画に落とし込んでいくことが大切である。

・最後に見るビデオを決めておこう
 寝る前に見る映画はハッピーエンディング、気持ちがほっとするモノにしておく。
 本も同じで、読後感のいいモノを読んで寝るように、順番を考える。

・ほっとする写真を、1枚眺めよう
 寝る前に見る最後の映像は大切である。
 できるだけほっとする写真を1枚眺めるのである。
 最後にそれを眺めて、その気持ちのまま寝る。
 寝る前の1枚の写真、1枚の絵は、自分の人生を作っていく。
 イヤなことを癒してくれ、ハッピーな気持ちにさせてくれる。

・天気に負けない
 天気に限らず、明日の朝まで結果が出ないような、考えても仕方がないことを考えてしまうと、寝られなくなってしまう。
 天気を心配しない、ということは、考えても仕方のないことは考えない、ということである。

・寝ることで気持ちが整理される、と考えて寝よう
 寝るとイヤなことは大体忘れる。イヤなことがいっぱいある時、寝たらイヤなことは忘れられると考えて寝ればいい。
 目が覚めた時にはみんな忘れているという気持ちになると、寝ることができる。
 気絶するように眠っていくのが幸せである。
 大体寝ることでイヤなことは忘れて、いいことだけを覚えているのである。
 昔のことを思い出すと、楽しかったことを覚えていて、イヤなことは忘れている。
 恋人と別れようと思っているのに、いざ振り返ってみると、楽しかったことばかり思い出されてしまう。それは、イヤなことを忘れて、いいことだけを覚えているからである。だから、いざ別れようと思っても踏み切れないということも起こる。
 寝ることは神様が与えてくれた最高のリセット機能である。
 人間はいくらでもやり直すことができる。
 寝るたびに人間は生まれ変わって生き直せる。目が覚めたらすべてのことは解決していると思って寝ることである。
 「あとは頼むよ」と自分の脳と神様を信じて寝れば、スッキリ目を覚ますことができる。

・人をほめる人が、人からほめられる
 人からほめられるのもうれしいが、人をほめると自分自身も豊かになれる。

・真っ暗にする
 まぶたで真っ暗にすることはできない。寝る時、すべての明かりが入らないようにまわりを真っ暗にしてみると、感覚が変わってくる。
 熟睡するためには、本当の真っ暗を作り出す。起きた時の五感も研ぎ澄まされる。

・バンザイをしよう
 バンザイはハッピーな行為である。腕を頭より上に上げると肩甲骨を緩められる。人間の体で最も固まっていくのは肩甲骨である。
 自分の体を一番休めてあげられるのは、バンザイの状態で寝転がることである。
 ベッドの中にアンハッピーなことは持ち込まないで、ハッピーな気持ちで寝ると、明日は必ずハッピーになれる。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする