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古市憲寿「誰の味方でもありません」

2019年11月12日 | 新書
新潮新書
2019年 4月 発行
2019年 5月 2刷
 253頁


この頃の日本は何だか怒りっぽい
不倫や不貞行為、セクハラやパワハラ、女性や外国人への差別、不適切動画の流出など、とにかく毎日のように誰かが怒られている
こういった炎上が、本当にこの社会を良くしているのならいい
だが、どうやらその気配はない
「正義」の人々は、次から次へと攻撃対象を変えて「正論」を唱え続けるのだ
 だけど本当にこれでいいのだろうか?

はじめに
  • 炎上したいわけではありません
  • 意外と悪くありません
  • 誰の味方でもありません
おわりに

2017年5月から2018年12月まで週刊新潮に連載されたエッセイをまとめたもの
 各エッセイには手を加えず末尾に後日談が付け加えられています


「他人に勝手に寄り添わない」
対象をステレオタイプに押し込んで、彼らが自分の予想と違う行動を起こすと可愛さあまって憎さ百倍の不寛容に転じてしまう
お節介はたやすく不寛容に転化してしまう
 これはしっかり頭に叩きこんでおこうと思いました

共感できる部分もそうでもない部分もあり
 このような書籍は、踊らされぬよう距離を置きながら、しかし真面目に角度を変えながら読むのが賢明かと…


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