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チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) (宝島社文庫 (600)) 価格:¥ 500(税込) 発売日:2007-11-10 |
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チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599) 価格:¥ 500(税込) 発売日:2007-11-10 |
ちょっと古いけど、角川文庫のキャッチコピーに「あなたは読んでから見るか、見てから読むか」ってありましたよね・・・
私は前者
でも、スマップの中井くんがテレビドラマで演じた”砂の器”は、見てから読んだが、感動した
原作のすばらしさにも感動したが、ドラマを時代を超えて、見事に現代版に変身させた脚
本にもチョー驚き
ドラマの中のピアノ曲”宿命”もよかった
ってことで、今回読んだ『チーム・バチスタの栄光』 映画はもとより、今、テレビドラマでオ
ンエアされている
第4回「このミステリーがすごい!」大賞に輝いた現役医師・海堂尊のベストセラー小説を。難易度の高い心臓手術を連続26回成功させた医師集団“チーム・バチスタ”。そんな彼らが3回続けて手術に失敗、患者はいずれも死に至る。内部調査を引き受けた心療内科の医師・田口は真相を究明できぬまま事故と結論づけようとするが、報告書に納得できない厚生労働省の役人・白鳥は再調査に乗り出す。
本の解説にも書いてあったが、窓際族の万年講師田口公平とロジカルモンスター厚生労働
省役人の白鳥、この二人のコンビは、コナンドイル作の私が愛するシャーロックホームズとワ
トソン博士のようだ。この二人の強烈な個性が面白い
映画ではこの主人公・田口公平を田口公子という若い女性に変えていて、竹内結子が演じ
ている。彼女は私の好きな俳優の一人である。また、厚生労働省の問題児、白鳥役人は阿
部寛。彼は私の本を読んでいる時からのイメージ通りだ。頭のよさと、コミカルさと、彼が通っ
た後はぺんぺん草も生えないとの評判「火喰い鳥」にぴったり
そしてもうひとつの面白さが、藤原真琴看護師と高階権太病院長。この二人の関係は小説
の伏線となっている
犯人が知りたくて、一気に読んでしまったが、もう一度、読み返してみたら一段と面白かっ
た 専門用語が多くて、少しわかりづらいところがあったが、本当に計算されたひとつの作
品でした 映画化、ドラマ化されるのがわかる
でも私は映画もテレビも見ないと思う
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