疲れた でも娘のなじみの居酒屋で元気をもらい、復活
翌日、羽田から青森へ
ガイドブックに載っていた食堂を探していたら、「何を探しているの?」という津軽弁が聞こえてきた
果物を売っていたおばさんが、「そこなら閉店したよ」
娘が「どこかおすすめありませんか?」とたずねると、
「そこの古川市場でのっけ丼食べたら」って優しく教えてくださいました
のっけ丼完成
市場でお店の人とのかけあいが面白い
漬物やら、ほたてのひも等、いっぱいおまけしてもらいました
ワクワク、ドキドキの旅の始まりです
八甲田丸
下北半島、そして遠く北海道が見えます
バスで酸が湯温泉へ
途中萱野茶屋で休憩
「一杯飲めば三年長生き、二杯飲めば六年長生き、三杯飲めば死ぬまで生きる」と言われている
もちろん3杯飲みました
酸が湯温泉到着
酸ヶ湯温泉は、その卓越した効能と豊富な温泉の湧出量、広大な収容施設、清純な環境、交通の便、低廉な料金等が認められ、昭和29年に数ある全国温泉のモデルケースとして「国民保養温泉地第1号」の指定を受けました
まずは東北大付属植物園へ
園内にはこんな風に説明書きがあるのでとっても勉強になる
突然湿原が出現
サワギキョウかな? とっても可憐です
モウセンゴケがぎっしり
自然がいっぱい
トンボが足で休憩中
紫陽花かと思いましたが、あとで、ウツギとわかりました
サクラソウ科のツマトリソウ
大好きな場所になりました
ノリウツギ
水の音がする方向に行ってみると、綺麗な清流が現れました
まんじゅうふかし
地元の人は皆知っていますが、「まんじゅうふかし」で饅頭を蒸かす訳ではありません。「子宝の湯」とか「若返りの湯」などと呼ばれ、のんびり座っていると下半身が温まります。
渓流をながめながら、座っていると、お尻が、ぽっかぽっかしてきます
とうもろこしをふかしている人もいました
八甲田大岳
ぜひ次は登ってみたいです
地獄沼は一見普通の沼に見えますが、よく見ると水面から湯気が上がっています
火山活動の爆発によって生まれた火口湖で、水中でも強酸性で90℃の熱湯が毎分2,700?湧き出ている
硫化水素などの硫気が噴出する地獄沼周辺の土壌は酸性が強く、この条件化でのみ生育可能な植生は硫気孔原植生と呼ばれている
コメススキ、アカモノ、シラタマノキ、オオイタドリ、ガンコウラン等が代表種であり、最も硫気の強い部分には、地衣類のイオウゴケが生育している
周辺部にはハイマツ、ハクサンシャクナゲ、アカミノイヌツゲ、ウラジロヨウラク等の低木類が見られる。
いたるところで、湿原が見られます
酸が湯温泉は混浴の総ヒバ造り「千人風呂」が有名です
混浴に入る勇気はなく、20:00~21:00と8:00~9:00までの女性専用時間に入浴することにしました
まずは女性専用の玉の湯に
いい湯でした
風情のある旅館
中庭にもかわいい花が咲いています
夕食は部屋でできます
吟醸酒をはじめ、郷土料理がずらーり!
先付け : 季節の山菜、
前菜 : 細竹蕗味噌添え 酢取茗荷、山菜枝豆、蕨正油漬
造り : 季節のお造り
鍋物 : 青森県産牛 しゃぶしゃぶおろしポン酢
進肴 : 焼茄子豆腐とじゅんさい 葉山葵添え
蒸し物 : 夏野菜の真丈蒸し 銀あん掛け
冷鉢 : 深浦産 雪ノ下人参と若布の素麺サラダ 青森県産長芋 胡麻ドレッシング
洋皿 : 八戸沖産 「沖鯖」のスパイシーマリネ
デザート : 青森県産りんこ「ふじ」とリンゴのケーキ
香の物 : 大根と白菜の葉くるみ漬け
食事後、千人風呂に入りました
人も少なく、お湯、そしてつくりに感動 本当に幸せ~
風呂の中に四分六分の湯と書いてあったので、ググってみました
四分六分とは体に感じる温まり具合を表しています。個人差はありますが、熱湯(ねつゆ)は「母の意見と熱湯(ねつゆ)ばかりゃぬるいようでも粗末にゃならぬヨ、あとでききます、身にしみる」と「八甲田音頭」で唄われているように、長い時間温もりが持続し、後々まで体が温まります。 四分六分(しぶろくぶ)は入ると熱湯(ねつゆ)より熱く感じますが、温もりの持続が熱湯(ねつゆ)より短く、四分から六分ぐらいの温まり具合になると言われて、その名が付けられました
翌朝、5:20にフロント集合で、ハイキングがあったので、参加することにした
4時半起床、玉の湯に入り、フロントへ
昨日二人で散策したコースとほぼ一緒だったが、今日は説明付きなので、復習のようで面白かった
ノリウツギは北海道から九州に分布する落葉の低木。生育立地はとにかく多様であり、林縁や草原、岩礫地、湿原にも生育する。これらの生育地に共通する点は、日照が十分にあたる程度しかないように思う。
高さは5m程になるが、痩せ地では地面を這う。葉は対生で、葉柄は長さ1~4cm。葉身は長さ5~15cmで大きさの変異は大きい。縁には鋭い鋸歯があり、先端はやや長く伸びて尖る。表面は最初毛を散生するがやがて無毛。裏面は主脈だけでなく、小さく分かれた脈上にも毛がある。7月から8月の終わりにかけ、枝先に円錐状の花序を形成する。ほとんどの花は小さな普通花で5枚の花弁と10本の雄しべを持つが、周辺に点々と装飾花を付ける。装飾花の萼片は花弁状に変化しており、白色から淡く赤色を帯びる。和名は樹液を和紙をすく際の糊に利用したことによる。
総勢7名、案内人の方が読売テレビの辛抱さんに良く似ている
早朝は気持ちがいい
湿原
ホツツジ
きっと紅葉の時は綺麗だろうな
地獄沼の朝日
棟方志功作
散歩後、朝食バイキング
和洋折衷で、何を食べてもおいしい
お漬物、味噌汁も最高 ご飯がすすむ
朝食後、もう一度、千人風呂に入り、酸ヶ湯温泉をあとにしました