うたたねこと

ちょっぴり皮肉、かつ、お気楽
うたた寝ネコが薄目で見た日常と社会

兵庫県の混乱は続く

2025-01-25 16:39:47 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
1月17日は阪神・淡路大震災から30周年でした。
この日は犠牲者・被災者の方々、その後も続く能登をはじめとする自然災害の被災者の方々に思いをはせて、心静かに過ごそうと思いました。斎藤知事が犠牲者数を大幅に少なく言い間違えるとか腹立つこともありましたが。

ところが、その翌日にまた大変なことが。
斎藤氏の疑惑を調査していた百条委員会の委員でもあった元県議が亡くなったというのです。その原因は百条委員会で斎藤氏を追求したことに関してデマをでっち上げたと、SNSなどネットで誹謗中傷されたことによる自殺ではという報道があります。
ネットでのいい加減な情報やデマ、誹謗中傷に関しては前々から憂慮していました。 長らくブログを書かなかったのも知事選挙を機にまた記事を書いたのも、そのことに関係しています。
私たち一般庶民はマスコミ、ネットにあふれる情報の真偽を確認する術をほとんど持ちません。 私も過去にはお気楽に適当なことを書いていたこともありますが、責任を持ってものを言おうとするならなんとも言えなくなってしまいます。とくに社会的な問題に関しては。 しかし、それでは真面目に考える人は物が言いにくくなり、無責任に乱暴なことをいう人の言説が世間に出回ることになってしまいます。 今回の問題は、まさにそのような現実が引き起こした悲劇ではないでしょうか。
昨年11月の知事選挙中からそのような傾向に疑問を持ち調べてみた県の予算が、斎藤氏や支持者の言う、斎藤氏が不要な予算を切り詰めて若者のための学校整備などの改革を行ったという主張とは真逆の結果でした。 本来これは誰もがアクセスできる公表されている資料です。 それなのに斎藤氏を批判するマスコミでさえこのことに触れず、いまだに斎藤氏が改革を行った、若者のための施策を行ったという説がネットで常識のように語られているのが不思議でなりません。有名大学の名誉教授とかいう人までそんなことを言っていますが、私はその人の言うことは今後一切信用しません。 井戸県政が県立高校の設備を放置していたなどという事こそが誹謗中傷ではないでしょうか?

ネット上の情報は真偽が確かめにくいものですが、出来る限り根拠を明らかにして誤りは正していただきたいと思います。マスコミは今こそ真価を示す時ではないですか?
亡くなった県議が百条委員会でデマを流したなど誹謗中傷されていますが、例えば姫路市のゆかた祭りで斎藤氏が無償のボランティアの着付けを嫌がって高級呉服店で有償の着付けをしてもらったというのは本当のことではないですか? これがデマだという人はその根拠をはっきり示してください。ネットを見ればわかるとか誰それの投稿を見ろなどというのは全く答えになっていません。誰でもその情報にたどり着けるようにネットのどのサイトをどう見ればいいのかはっきり示さなければ意味がありません。

斎藤氏が再選すればこのような混乱が続くのは分かり切ったことでした。
現在、百条委員会の意見が取りまとめられているそうですし、告発文書にあった優勝パレード資金の疑惑、先の知事選の公職選挙法違反に関する警察・検察への告発も受理されているようなので、一般庶民としてはその結果を見守るしかありません。
ネットの誹謗中傷に関しては、私も他人ごとではないと感じています。 選挙中、斎藤氏に投票しないと公言したときから、このブログのコメントはブロックさせてもらっています。 こんな見る人も少ない弱小ブログで大げさ、考えすぎな感じもしますが、斎藤氏の背後に某政党や宗教団体がついているという噂もあり、はっきり言って怖いです。 純粋な興味や善意からコメントしようとなさった方もおられるかもしれませんが、ご理解・ご了承ください。

コメント
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